心理学には、【アカウンタビリティ】という言葉があります。
『今起きている出来事は、すべて自分の選択した結果である』という意味です。
強烈なインパクトを感じてしまう言葉ですが、
『今、不幸だと思っているのなら、すべてお前のせいだよ！』という意味ではありません。
『あなたの選択次第で、人生はどんな形にも変えていくことが出来る！』という風に捉えて見てくださいね。
『連絡をして来ない男性心理』についての案件は、
カウンセリングの中でも多く扱わせてもらっている内容ですが、
このアカウンタビリティという言葉で今日は掘り下げていきたいと思います。
あなたが幸せになる権利を投げ出してない？
『彼から連絡が来たら、どれだけ私は幸せになれるだろう』
連絡が来ない彼との恋愛は、このことが頭のどこかに常にあるんですよね。
そう考えてしまうのも無理はありませんし当たり前なことです。
しかし、
アカウンタビリティという言葉を使って、
この状況を読み解いていくと、
「今すぐあなたが幸せになれる選択があるのに、
その選択を彼に委ねてしまっていることで問題が起こっている」
と考えることもできるのです。
あなたの幸せは、彼の行動や選択に依存することはなく、
あなたの行動や選択であなたの幸せを手に入れていいのです。
彼のことが本当に好きだから、、、
私には彼しかいないと思っているから、、、
その気持ちが間違いや嘘だと言っているワケではありません。
もしあなたの幸せが、
彼が連絡してくれるなどの彼の行動や選択によって変わっていくのなら、
あなたの幸せはこれから先ずっと彼の機嫌や態度によって変わっていってしまうことになりますよね。
彼が会社で嫌なことがあって、
冷たい態度になれば、あなたは幸せを感じられなくなる。
これは、
あなたの人生を生きていると言えるのでしょうか？
あなたの幸せの決定権を彼に委ねてしまってませんか？
幸せは自分の手の中に
うまくいかない恋愛をしている方に、
男性心理についてお話するのはもちろんですが、
カウンセリングのほとんどはクライアント自身を見つめ直していく時間に使っていきます。
簡単に言えば、
自己肯定感や自己価値を高めていく時間と言ってもいいかもしれませんね。
彼への愚痴を聞くこともありますし、
もっと大切に扱って欲しいという心からの声を聞くこともあります。
なぜ、
そのようなつらい状況に自分を閉じ込めておくのですか？
この檻にはカギもかかってませんし、扉は簡単に開けることができます。
いつでも幸せになっていいんですよ。
という話をさせていただくこともあります。
その質問をきっかけに、
自信のなさや、親密感への恐れ、男性への怒りなど、
今まで抱えてきたたくさんの想いを吐き出すきっかけになることもあります。
彼がこの恋愛において、
自分を寂しい、つまらない状況に追いやっていると思っていたのが、
実は、自分でその状況を無意識に選んでしまっていることもあるんですよね。
カウンセリングを進めていくにつれて、
自信の回復や親密感への恐れや怒りを手放せていけるようになると、
ある１つの変化が起きていきます。
それは
彼を変えることで、この恋愛をうまくいくようにするという発想から、
「自分が幸せになるためには、この恋愛は本当に必要なの？」
そのように考えていくようになっていきます。
幸せの決定権を彼の行動や選択に委ねるのではなくて、
自分の選択や行動によって、幸せになる道を見つけていくのです。
我慢や忍耐は、
１つの愛の形態かもしれません。
しかし、
たくさんの我慢や忍耐を乗り越えないと、幸せになれないと思ってしまっているのなら、
それは愛というよりも、１つの自己攻撃かもしれません。
あなたは、
あなたの選択や行動で、いつでも簡単に自分を幸せにすることができます。
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