創作活動をするタイプには大きく分けて2つのタイプがいます。
(ここでの創作活動は芸術作品を作る方もいれば、自己実現の為に人生をクリエィティブすることも含みます。)
一つは毎日のルーティンが決まっていて、安定した日常の中で、創作を行っていくタイプです。作家の村上春樹さんは朝起きて、10枚に原稿を書いて、ランニングをするルーティンがあります。
決まった規律の中で、創作することで、作品を作り上げていきます。
もう一つは、波瀾万丈なタイプです。1週間ぶっ続けで創作活動に打ち込むこともあれば、やる気だけが空回りして何も出来ない日々が続くこともあります。
予定や計画なんて、あまり役に立ちません。本能のままに創作すると言ってもいいですね。
何も出来ない日々には、悔しさや怒り、孤独、時には絶望を感じながらも、創作活動へのモチベーションやエネルギーを貯めていきます。
今日は、その波瀾万丈なアーティストなタイプについて。
不安定こそ強みである。
周りからは無難に過ごしているように見えて、内面は波瀾万丈なんですよね。
本人は、安定を望んでいるのですが、心のどこからで「安定=普通の人生」で面白みを感じません。強烈な個性に憧れるからこそ、不安定がスパイスになります。
不安定だからこその強みがあるわけです。
絶好調の時もあれば、何もかも枯れ果てて、才能も、モチベーションも枯渇したように感じる時もあります。
でも、それはごく自然なことです。
草木も枯れて、また芽を出します。動物も何もしないで冬眠する季節もあります。
より自然の流れに沿った生き方と言ってもいいかもしれません。人間社会では季節の変わり目など、関係なく日々が過ぎていきます。
だからこそ、人生での変わり目を作り出すように、大きな感情の波が必要になります。
このタイプのアーティストはしんどいだけに感じるかもしれません。自分の中に激情がなければ創作できないけど、その激情に呑まれて道を見失ったように感じる。
でも、このような方と長年カウンセリングでお付き合いを続けていくと、繰り返される波瀾万丈の中で、少しずつ自分の激情を包み込む型ができていきます。
「品」と言ってもいいかもしれません。
激情が無くなるのではなくて、それを包み込む作法を身につけていきます。
情熱的だけど冷静で、闇に堕ちても動揺することがない。波瀾万丈に慣れていくように、自分の激情の扱い方を知っていきます。心の中の嵐を飼い慣らしていきます。
まぁ、そうですよね、桜の花も春を過ぎれは散っていくわけですが、いちいち桜自身がそのことにびっくりしなくなりますよね。
「また、私の花が散る季節が来たか、、、」
そこに哀愁はあるかもしれませんが、また来る春を静かに待ちます。
埋もれるなんて嫌だ
カウンセリングでも嵐を起こさないようにするのではなくて、嵐の飼い慣らし方を一緒に見つけていきます。
多くの人は、安定することを目指して、日々のルーティンの中で穏やかに創作することも目指されます。でも、それが逆にストレスになっていきます。
心の中では、安定なんか求めてないからです。
小さい頃の「落ち着きなさい」「なんで周りを同じことが出来ないの?」「お願いだから目立たないで」「恥ずかしい」など、親の言葉に縛られています。
でも、本当の心の声は、こっちです。
「私の情熱を見て、もっと私を見て!埋もれるなんて嫌だ!」
その願いを見つけて、叶えてあげる。
一見ワガママにも思えるかもしれません。それを隠すために物分かりのいい女をやってきたかもしれません。
でも、そうやってずっと隠して、我慢してきたからこそ、やっと自分を表現する場所を作る決心したとも言えます。
より自由に、より魅力的に。
自分を魅せる場所がきっと見つかります。
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