コラム

本当にありがとうございました。

少しバタバタとしておりましてブログの更新ができてませんでした。

先日、カウンセリングサービスでの最後のカウンセリングを終えました。

「桑野さんが退会する前に、、、」と駆け込みでやってこられる方もいて、そう言ってもらえて本当にありがたいです。

カウンセリングは一人じゃないできないんですよね。

当たり前に聞こえるかもしれませんが。

相談する方と相談される方のふたり必要です。

でも、「じゃあ、人がふたりいればいいか」と言えば、それだけでは「言葉のやりとり」で終わることもあります。

カウンセリングは、相談する方、相談される方、そこに信頼が必要になります。

「この人なら信頼して話してもいいかも」という信頼。

「この人ならその痛みを手放すことができる」という信頼。

どちらか一方だけの信頼ではなくて、お互いに信頼すること。

それができて初めて、カウンセリングはただの「言葉のやりとり」から共同作業へと形を変えて、過去を癒す力、人生を変えるほどのエネルギーを生み出していきます。

僕もかつてはカウンセリングを受ける立場でしたからね。

「ただ話しているだけで何か変わるの?」と思われる人の気持ちも分かります。

でも、カウンセリングを受けるクライアントからカウンセラーへと立場を変えながら、カウンセリングの現場で見てきたこと、感じてきたことは、人が持っている計り知れない「心の力」かもしれません。

カウンセリングという場所と会話、時間を通して、その「心の力」を引き出しているように思います。

私たちの心は厄介と言いますか。時に手に負えないほど、心は暴れて、傷付き、また自分の心なのにどこか遠くへといってしまいます。

自然が時に猛威を振るうようなものかもしれません。しかし、コントロールできない自然が恵となり、生命を支えるように、心にもコントロールしきれないほどの素晴らしい力を秘めています。

自分を信じるって難しいですよね。心はコントロールしきれないエネルギーを持ってますからね。そのすべてを理解して信じることはなかなか大変です。

でも、「もしかしたらうまくいくかもしれない」「未来は分からないけど、きっと何かあるはず」と。雨が続く日々の中で、晴れる日を信じるように、ささやかな祈りに似た想いを持つことが自分を信じることかもしれません。

強く信じなくても大丈夫なんですよね。ささやかに優しく信じてみる。

僕が「カウンセラーになりたい」と淡く小さな夢を手にしたときは、まだまだ引きこもり中でした。その状況から考えれば、宝くじの一等を夢みるようなものです。

でも、その小さな夢が少しずつ皆さんに支えられて形になりました。

こうやってカウンセラーとして活動し続けることができるのも、信頼して相談にやってきてくれる方たちがいるからです。

本当にありがとうございます。

カウンセリングサービスを退会することは一つの区切りです。

カウンセラーをやめるわけではありません。

人生の第3章か、第4章がピリオドを迎えて、また次に新しい章が始まっていきます。

このピリオドを迎えるまでにたくさんの方に支えてもらい、助けてもらいました。

本当にありがとうございます。

大好きなものを手放すことに、本当に感謝の気持ちしか出てきません。

最後の最後に、それを勉強させていただきました。

神戸メンタルサービス、カウンセリングサービスで出会った皆さま、本当にありがとうございます。

想いが込み上げてきて、辞世の句のようなテンションになってしまいましたが。

カウンセリングの最後の時間に「また、お会いしましょう」と今月はたくさんの方に言っていただきました。

この場を借りて、支えてくれた先輩、見守ってくれた仲間に言わせてもらいます。

「また、お会いしましょう。本当にありがとうございました。」

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