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「私は大事にされてない」と思うほど、不安は大きくなっていく

例えば、彼氏にデートのお誘いをして、「今週末は忙しくて、、」と言われて発動する「私は大事にされてないんだ、、、」

例えば、友達がSNSの飲みに行っているのをUPしていて、「あれ?私誘われてないんだけど、、、、」と思って発動する「私は大事にされてないんだ、、、」

この私は大事にされてないんだ問題は、カウンセリングでも多く扱う案件です。

雪だるま式に増えていく不安と疑い

上の例でも本当のことは分からないんですよね。

彼氏も本当はデートに行きたかったかもしれないし、友達は誘っても迷惑かな?と遠慮したかもしれないし。

でも、心の中で「私は大事にされてないんだ」とざわつき始めると、その根拠になる理由を探し始めます。

この前も仕事が忙しくて、返信が返ってこない日があった、、、。

一昨日食べた夕食は思い出せなくても、何週間前のことも瞬間的に思い出します。

人間の脳は、いや心はとても不思議ですよね。

過去の寂しさや怒りは普段は鎮火しているようで、ずっと燻ってたのかもしれませんね。

不思議なことに「大事にされている証拠」よりも、「大事にされていない証拠」の方が目に入るようになります。

優しくしてもらったことや、一緒に笑った時間は背景に追いやられて、「ほら、やっぱり」という出来事だけが前に出てきます。

人は、一度信じ始めたことを証明する材料を集めるのがとても得意なんですよね。

繰り返される過去の痛み

さて「私は大事にされてないんだ」なんて思いたくないですよね。

いや、自己防衛的にね、「私は大事にされてないんだ」と思っていた方が、余計に期待して傷付くよりもまだマシ!と思うかもしれません。

それは傷付かない為の手段であって、本当はそんなことを思いたいか?は別問題ですよね。

本当に苦しいのは今現在起きている出来事だけじゃないんですよね。

小さい頃から繰り返されて、我慢するしかなかった傷が反応しているんですよね。

だから、一つの出来事から、自分自身の存在の否定まで始まってしまう。

痛みと現実を切り分けていく

「私は大事にされてないんだ」と無理にポジティヴに持っていく必要はありません。

現在抱えている苦しさは、過去の痛み反応して、重なっているから。

まずはそう気付いてあげることです。

目の前の出来事と、心が作り出した痛みの大きさを少しだけ切り分けていきましょう。

安心できる目印を見つけるために

もちろん、本当に大事にされていない関係もあります。

だから無理に「相手は私を大切にしてくれている」と思い込む必要はありません。

過去の傷だけが原因ではありません。人によっては、大事にされる基準が厳しくなっていたり、自分を守るために先回りして結論を出してしまうこともあります。

暗闇でサングラスを付けると余計に周りが見えなくなりますよね。

まずはサングラスを外して、少しでも視界をクリアにしていく。

そうすると、小さな光や安心できる目印を見つけられるようになりますからね。

「私は大事にされてないんだ」

それはサングラスのようなものですからね。

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