コラム

立ち止まったのは心が弱いからではありません。

心優しい人はついつい相手の荷物を背負い過ぎてしまいます。

仕事をたくさん引き受けてしまうなど、分かりやすい荷物を背負ってしまうこともありますし、責任や影響という目に見えない荷物を背負ってしまうこともあります。

本当は〇〇したいけど、、、」

そう思いながら周りの意見や顔色に影響されて、自分の意志とは違うものを選んでいることはありませんか?

それが意識出来ている場合もありますが、それが小さい頃から当たり前になっていて、

自分のしたいこと」=「周りの人が納得すること」になっている場合があります。

自分が人の荷物までたくさん抱えていることに気が付かないので、「なぜ自分がこんなにも苦しいのか?」分かりません。

周りの人と同じように生きているのに、

私だけこんなに疲れてしまうのは弱いからであり、社会で生きていくことに向いてないと誤解してしまうかもしれません。

人の荷物まで背負ってここまで生きてきたあなたには、強いバイタリティ(生命力)があるにもかかわらず、そのチカラを信じることが出来ません。

いつしか背負い過ぎた荷物の重みで動けなくなります。

立ち止まってしまうことは本意ではないかもしれませんが、背負い過ぎた荷物を下ろす為には一回立ち止まる必要があります。

心の弱さゆえに立ち止まってしまったのではなく

あなたがここから

何を大切にしてどう生きていくのか?

それを見つける為に立ち止まる必要があったのです。

しかし

立ち止まっていることで焦り不安になり

ますます消耗してしまうことがあります。

そんな時は「情報」ではなくて「心の声」に耳を傾けるようにしてください。

最初から「心の声」ははっきりと聞こえないかもしれません。

〇〇しているとちょっとだけ気分が楽だな」

「この時間はほっとして安心出来る」

そんな小さな声を聞いてあげてください。

何をやってもダメな気がする。

どうしても上手くいかない。

何度やっても失敗する。

情報ばかりに触れていると

周りと比較して自分を責める声が大きくなることがあります。

人生には自分を再構築する時期は何度もやってきます。

それは当たり前のことです。

大雑把な言い方になりますが、

10代には10代での考え方や生き方、

20代には20代での考え方や生き方が、

同じ自分であってもそれぞれの年代では違ってきますよね。

立ち止まった時は

今までの生き方や考え方を洗い直して

そこからリニューアルする時なのです。

どんな人生をこれから生きたいのか?

自分を制限するネガティブな声ではなく、心から感じるポジティブな声に従ってみてくださいね。

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