恋愛

愛とは分かち合うこと 〜男性の為の恋愛心理学〜

男性が距離を縮めてこない理由に、

自信がないから』ということを度々取り上げています。

結婚に踏み切れない彼氏が、何故踏み切れないか?

それは

旦那として、その女性を幸せに出来るのか?

そこに自信の無さやプレッシャー、幸せになるヴィジョンを信頼出来ていないからなんですよね。

自分への期待から決められない

彼女のことを好きなんだけど、

彼女を幸せにし続けることが出来るのか?

自分がうまくやっていけるのか?

そうやって自分の弱さや痛みを見てしまい、それを隠してしまうのです。

男性は元々感情を感じることが苦手ですから、

そういった感情すら気付かないようにしてしまうのですよね。

時にはハードワークという物理的な状況を作り出して感情にシャットダウンします。

こんな俺頼りないよな〜、

期待ハズレだよな〜、

君を不幸にするくらいなら、俺を嫌ってくれよ。

そんな風なエネルギーや悪い態度で、

あなたとの繋がりを絶って

(嫌われたり、距離を置くことで)

孤独を隠れ蓑にするようです。

女性は助けるべき存在?

なぜ、そこまで痛みや弱さを見せるのを嫌ってしまうのか?

それは、

女性を助けるべき存在として、

自分は強くあらねばならないと思ってしまっているようです。

でも、

女性は助けるべき存在というよりも、

愛する存在ですよね。

もっと言えば愛し愛される存在ですよね。

助けたい!

そう強く思っているのは、

男性の大きな愛情でもありますが、

そこに、過去の『助けられなかった罪悪感』が

(それはお母さんのことかもしれませんし、他の家族のことかもしれません。)

関わっていることがあります。

あんなに大切な人を助けることが出来なかったのだから、今度自分が弱さに飲み込まれてしまうと、

また、愛している人を傷付けてしまう。

その恐れから、『強くあらねば』と思ってしまうのです。

そこから、

自分の痛みや弱さを拒絶してしまいます。

愛されることを受け入れる

男性が女性を助けたいと思っているのように、

もちろん女性も男性を助けたい(愛したい)と思っています。

男性が自分の弱さや痛みを理由に、

自分な殻の中に閉じこもってしまうと、

女性は無価値感(私は愛されていない)を感じます。

しかし、

実は、男性の弱さや痛みを癒すものは、

包み込むという女性性のエネルギーが必要になるのです。

別の言い方をすれば、

男性が弱さや痛みを一人で抱え続けてしまうと、

その傷は癒えずに刺激し続けてしまいます。

男性は自分が愛される(受け入れられる)

それは強さやたくましさ、

だけではなく、

痛みも弱さも受け入れると

信頼して女性に近付いていくことが必要なのです。

それは、

自分の弱さの中に入り込める強さと表現されることもありますよね。

過去に自分は誰かを助けることが出来なかったと罪悪感が強くなれば強いほど、

どうせ、こんな俺は受け入れてもらえない」という気持ちを強くなりますから、

拒絶される恐れも強くなってしまいます。

その恐れから、

わざと、受け入れてもらえないタイミングや相手や状況を使って、

ほらね、やっぱり受け入れてもらえないだろ!』という証明をしてしまうこともあります。

愛とは分かち合うこと

弱さや痛みを見せることは、甘えることではありません。

分かち合うことなのです。

男性が不安や痛みにコントロールされてしまって、

(主導権を握らせてしまって)

自分の弱さや甘えから、女性に依存してしまうと、

2人の関係は上手くいかないかもしれません。

大切なのは、

男性が「自分は愛される」ということを受け取って、信頼のエネルギーから女性と自分の痛みも分かち合うことです。

あなたがすべてを愛した女性ならば、

あなたもすべて愛されることを受け取ってください。

肩に力を入れて、弱さを抱き抱えて、

強くなれることよりも、

弱さを分かち合い、愛されることで、

強くなれることもありますからね。

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