ライフ

自分には与えられるものがないと不安になってしまう時に

横浜のロングワークでの、平さんの印象的な言葉があります。

『自分が前に進むことから逃げていたり、怖れていると、
あなたによって救われる人達を救うことができない!!
愛の存在になることを受け取りなさい!』

『救う』という言葉は、いろいろな言葉に変換できると思います。

あなたによって、喜びを感じられる人が、喜びを感じるとことができない。
あなたによって、勇気をもらえる人が、勇気を出せなくなってしまう。

そんな風にね。

恐れに振り回されないように

私達は、より大きな成長を遂げようとしたり、
たくさんの喜びや愛を受け取れた時についつい自分の存在をちっぽけに扱ってしまうことがあります。

あてにしないでね。
今回はうまく行っただけで、調子に乗ったら痛い目に遭ってしまう。

そんなエゴの声(不安の声)に、
ついつい引っぱられてしまうのです。

自分の価値や魅力がないように、(自分を小さく扱うために)
あえて人から距離を置くように傷付ける行動をしてしまったり、
自分の弱さを証明するような行動してしまいます。

あなたの価値を見てくれている人や応援してくれている人の想いや声までも、
ドブに捨ててしまうのです。

そうやって、
自分の価値を小さく扱っていくことで、
自分が成長したり、役に立てることへの恐れを
見えなくさせようとしてしまうのです。

しかし、
誰かに勇気を与えたり、喜びを与える人は、
決っして全ての恐れがなくなった人ではないと思います。

恐れがありながらも、
自分の価値を受け取ったり、与えようとする姿に
周りの人達は感動をもらい勇気や力をもらうのです。

恐いという気持ちはあってもいいのです。
それすら抑圧したり、否定する必要はありません。

その恐れの先のヴィジョン(あなたが成長した先の姿)を思い描けることが出来るか?

それがポイントになってきます。

あなたが自分の価値を受け取り、誰かに与えられるようになった時に、
あなたはどんな顔をしているでしょうか?
あなたの周りの人はどんな顔をしているでしょうか?

過去の自分が背中を押す

僕自身も一つ一つのステップを進んでいく中で、
同じような恐れというのも感じます。

今回パートナーにその恐れについての話をシェアしたら、最後までゆっくりと話を聞いてくれて、

『それはエゴの声だね!』
『私の愛も受け取れないっていうの?』

その一言で力強く応援し励ましてくれました。

そして、このブログにいいこと書いてあるよ!
と僕がプロカウンセラーになる前に書いていたブログの記事を教えてくれました。

以下がその記事です。
(当時のものから加筆修正しています。) 

ーーーーーーー

「自分は誰にも愛される存在ではない」

という気持ちになってしまう時があります。

どうせ仕事で成功しない。 

どうせ恋愛もうまくいかない。

本当の友達なんか出来ない。

そして、
それを証明するかのような
行動をしてしまいます。
 

誰にも愛されないのなら、誰も愛さない。

誰にも信用されないのなら、誰も信用しない。
 

その時あなたの心はひとりぼっちになってしまいます。

みんなとご飯を食べている時であろうが、

家族と一緒にいる時であろうが、

あなたの心の中には誰の想いも入ってこれない状態になってしまいます。

  

過去の経験が影響してしまっているかもしれません。

親にも理解されなかった、愛されなかった。

友達に裏切られた。

元カレに酷い扱いをされた。

それが「わたしは愛される存在ではない」という思い込みを
作り出してしまっているのかもしれません。

じゃあ、どうすれば自分の価値を取り戻していけるのでしょうか?

 アンパンマン知っていますか?

自分の顔がパンになっていて、お腹をすかせたり、元気がない人へ、そのパンを分け与えていきます。

もし、アンパンマンが自分の顔のアンパンが、「美味しくなく、不味い(価値がない)」と思っていたら、みんなにパンを与えるでしょうか?

渡しにくいですよね、、、、。

自分に価値がないと思い込んでしまっていると、

あなたは誰にも何も与えてなくなってしまいます。

愛されないこと(自分には価値がない)を感じないように、

仕事を必要以上にするハードワークをしているかもしれません。

誰かに愛されている実感が欲しくて、いろんな人と恋愛を繰り返してるかもしれません。

無理して誰かに優しくして、自分の心を押さえ込んでしまっているかもしれません。

しかし
それは本当にあなたの魅力や才能を、誰かに与えてあげているのでしょうか?

アンパンマンが自分のアンパンを誰にも渡してなかったら、

アンパンマンも自分のアンパンで誰かを笑顔に出来ることを知ることはできません。

アンパンマンが自分で食パンを作って配っても、自分の価値(アンパン)を知ることは出来ません。
アンパンマンが食パンマンになろうとする必要はないんですよね。

あなたが持っているその魅力や才能、優しさや温かさを誰かに分けてあげるから、

その気持ちを伝えてあげるから、

あなたは自分自身の価値を受け取ることが出来ます。

「誰にも愛されない」と思ってしまっているあなたは、誰にもあなたの愛を与えていないのかもしれません。

自分は人に愛される存在、好きな人、大切な人にも裏切られない、愛される存在だという価値を受け取るためには、

あなたがまず誰かを信用して、愛することが必要になるかもしれません。

あなたの愛や優しさが誰かを包んであげた時に、

あなた自身も愛や優しさに包まれて、自分は愛されてもいい存在だと受け取ることが出来るのです。

あなたの優しい気持ちで誰か元気にしたり、喜んでもらえたり、

あなたが人を信用することで、その人の背中を押してあげることが出来たのなら、

あなたは自分の価値を受け取るしかなくなるのです。

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過去の自分の記事に背中を押されることもあるんですよね。笑

同じように
自分が勇気を出したり、不安を抱えながら進んだ一歩に、背中を押してもらえることはあります。

大切なのは、

恐れを見えなくすることではなく、

恐れを抱えながらも、なりたい自分を想い描き続けることですね。

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