私たちは「忙しい」という言葉を隠れ蓑にして、自分に幸せを感じさせない術を発動することがあります。
心は生ものですからね。
感情を感じるためには、リラックスしておく必要があります。
嬉しいとか、楽しいとか、心地よいとか、心が緩んだ状態でないと感じることが難しいんですよね。
例えば、大事なプレゼンがある前には大好きなプリンの味もゆっくりと楽しめない。
意識は「今ここ」のプリンに集中できなくて未来のプレゼンに向けられてます。
仕方なく、どうしようもなく忙しい時期やタイミングもあるかもしれません。
しかし、私たちは幸せを感じさせないために(遠ざけるために)忙しいを発動してしまうことがあります。
常に予定を詰めて、仕事を無意識に増やします。
スケジュールを埋める度に、心の隙間も埋めて余裕がなく窮屈になります。
余裕が無くなれば、心はギスギス、トゲトゲしていきます。
自己嫌悪を募らせることも。
その状態では、自分を「癒す」ことが義務や仕事になってしまうことがあります。
本来は自分を癒すことは、心に余裕を取り戻すことでもあるのですが、
疲労&自己嫌悪
↓
こんな私は癒しが足りない!癒さなきゃ!(義務)
と、自分を忙しくさせる為の口実になることがあります。
癒し疲れというか、癒しても癒しても疲労しか溜まらない状態になってしまいます。
ずっと幸せを先の伸ばしにするのです。
「落ち着いたら〜、、、」と思っているのですが、その「落ち着いたら〜、、、」が永遠にやってきません。
なんで、そこまで自分に厳しくしちゃうんでしょうか?
自分に幸せを与えられないことで悲しんでいるもう一人の自分が心にいるとしたら、どのように声をかけてあげますか?
スケジュール帳を埋めるペンを止めて、少しノートに書き出してみてください。
そこから始める自分とのキャッチボールが、幸せを遠くへ遠くへと追いやってしまう理由を手放していくスタートになります。
桑野量の予約状況やカウンセリングのご利用は以下のボタンよりご確認ください。