いきなりラスボスは難しいから
『周りの人を笑顔にしてください』と僕はこのブログでよく書いているのですが、
いきなりラスボスに挑む必要はありませんからね。
ラスボスとは、
文字通りに【最後のボス】なわけです。
経験値を積んで、レベルアップして、
体力をマックスに回復させておいて、装備も揃えて、
準備万端で挑戦してくださいね。
・連絡の来ない彼氏
・うまくコミュニケーション出来ない母親
・職場の苦手な上司
これらラスボスに、
心理学のブログを読んだからといって、
次の日に果敢に勝負を挑んでは手痛い目にあうこともあります。
素振りすらしないで甲子園に球場に立つようなもので。
ネタ合わせもしてないのに、M１グランプリに挑戦するようなもので。
うまくいかなかった時のために、
体力や気力、精神力を回復させるためにスポットやアイテムは準備してますか？
何も用意も、準備もしていないのに、
いきなりラスボスに挑むのは勇気あるチャレンジにも捉えることもできますが、
『ほら、私の人生はうまくいかないだろ！？』という玉砕が目的になっているかもしれません。
簡単なことからステップアップする
素振りというのは、
たった一回するのは簡単なことですよね。
汗もかかないし、息も上がりません。
でも、
その簡単なことの繰り返しで、
回数を重ねるごとに上手になっていき、
練習試合でさらに磨きをかけて、
いざ、本番の公式戦へとチャレンジできる技術を身につけていきます。
人生を変えることは、
簡単なことの繰り返しです。
超絶テクニックや超人的な能力は必要ありません。
時に勇気がいることもありますが、
それでも絶対的な不可能なことにチャレンジするような。
１００万人が挑んでたったひとりしか成功しないことをやるわけではありません。
もし、
あなたが自分のことを特別にネガティヴで、
何をやってもうまくいかないと思っているのであれば、
もしかしたら、目標を高く設定しすぎているのかもしれません。
当たり前のように過ぎていく日々の中で、
毎日の小さな簡単なことで人生は変わっていきます。
僕の人生は、
引きこもっていた部屋から、
こうやってたくさんの人と関わって仕事をするようになりましたが、
一番初めにしたことは、
誰かのカウンセリングをすることでも、
恋人を作ることでも、
母親とハグすることでも、
大勢を集めて講演をすることでもありません。
コンビニ行って、お会計の後に
『ありがとうございます』と店員に言うことから始まりました。
そう誰にだって、
簡単にできることだし、
簡単過ぎてやろうとも思わないことかもしれない。
でも、
そこから始めたのです。
コンビニの店員は、
この人は『ありがとうございます』っ言ってくれて、
不愛想なお客さんよりなんとなく気持ちがいいかなって、
数ミリ単位で心が動いただけのことかもしれないです。
でも、
そこから僕の人生は変わっていきました。
人生を変えるためには、
大きな変化が必要と思ってしまうし、
大きな成果が欲しくなってしまうのものです。
でも、
数ミリ単位で日常の、簡単な変化が、
大きく道を変えてくれるのです。
信頼してその変化を待ちましょう。
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