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「こうするべき」を手放して自由になりたい

クアンセリングでやっていることは、「自分を変える」というよりも「こうするべきを手放す」と言った方が近いかもしれません。

180度全く違う自分に変化することではなくて、「こうするべき」の枠で抑えられていた自分が解放されていくイメージでしょうか。

少しずつ自由を広げていく

「こうするべき」を手放すことで自由さは広がっていきます。

「夢や目標に向かって努力するべき」

「休日でも仕事のことを考えるべき」

そんな風に「こうするべき」があると、いつまでも心も体も休めることができませんよね。

だから「こうするべき」を手放していくと、少しずつ心を休める時間を取れるようになるし、休むことに罪悪感や焦りを感じなくてもよくなります。

「こうするべき」が手放せないのは?

でも、自由を広げていくなら、なぜすぐに「こうするべき」を手放せないことがあるのでしょうか?

カウンセリングを受けなくても「私はちょっと気持ちを緩めることに抵抗があるな〜」と気付くことはできますよね。

「こうするべき」を握りしめてしまう背景には、それによって守られていると感じるものがあるからです。

例えば、「ずっと仕事のことを考えるべき」と思っている人は、それがあることで、「サボっている!」「ちゃんとしていない!」と人から責められないように守っているかもしれませんよね。

実際に職場でその人のことを責める人はいなくても、脳内では「責められるのでは?」と思ってしまうこともあります。

また、「仕事に一生懸命でない自分を怠けている!」「必要とされなくなる!」「そんな自分は許されない!」と自分を不安から駆り立てているかもしれません。

「こうするべき」の背景には、自分を守るために理由や存在を許す条件が隠れているんですよね。

だから、「こうするべき」を手放そうと思っても難しいのです。

自分を守ってくれるルールや存在していい条件も一緒に手放すように感じますからね。

当たり前の副作用

「こうするべき」は自転車の補助輪と言えます。

それがあることで転ばずに自転車を漕ぐことができたからです。

でも、ここで重要なポイントはその補助輪がなくても、もう自転車を自由に漕ぐことができるかもしれないことです。もう外しても大丈夫なのに、いつまでも補助輪を付けている。

その補助輪はサポートするメリットよりも、デメリットの方が大きくなっているのにも、関わらずいつまでも補助輪をあてにしてしまうのです。

これはある意味「当たり前の副作用」ともいえます。

自分にとって、たとえデメリットがあっても、それが「当たり前」になっているので、「外す?とか、外さない?とか」などの選択肢に上がってこないのです。

当たり前になっていることを疑って、吟味することはエネルギーを使いますからね。

「こうするべき」を手放すために

「こうするべき」を手放すことが厄介なことに感じたかもしれません。

でも、大丈夫です。カウンセリングでも少しずつみなさんが「こうするべき」を手放されていますからね。

①「こうするべき」の枠に気付くこと

②「こうするべき」の枠に出る練習をすること

ステップを書くと、ごく自然なこと思えますよね。

でも、「当たり前に思っている枠」を手放すためには、大きな力よりも小さな習慣の力の方が効果的なのです。

「こうするべき」を一旦取り外すと、もう戻れないわけではありません。

何度も「こうするべき」の枠を飛び出しても、戻ってくることができます。

そうやって「こうするべき」の枠を少しずつはみ出しながら、不安になったら枠の中に戻ってくることを繰り返していく中で、「あれ?枠の中にはみ出しても結構安全じゃない?」と思えるようになってくる。

すると、だんだんと枠の外にいる時間が長くなってきて、枠の外にいることが当たり前になってきます。

大きな変化はそれだけ大きな抵抗を生みます。

だから、小さな変化で安心を確かめながら進んでいく。

自分を変えることに急ぎすぎない。

それが「こうするべき」の枠を取り外す時に、大切なことなんですよね。

カウンセリングやっていることも同じです。

まずは「こうするべき」の枠に気付いてもらう。そして、そこから少しはみ出せるような提案をします。

その後に、実際にはみ出してどのように感じたのか?フィードバックを取りながら確かめていきます。この振り返りの時間がないと、今までの固定概念で「やっぱりこうするべき!に居た方が安全だ!」と思ってしまいますからね。

小さな変化に自分で気がついてあげる力も大切ですからね。

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