あなたの自分らしさって何だと思いますか？
あなたの心地よさってどんなことだと思いますか？
日々、仕事や恋愛の相談を聞いていくと、悩みの根幹は「あなたらしさって何？」という問いに行き着きます。
問題があるから自分らしさを見失うと考えてしまうかもしれません。
「人は自分らしさを見失っている時に自分の外側に問題を作り出してしまう」
そう考えることで思考の迷路から抜け出す一つの光を見つけることが出来ます。
例えば、
あなたは周りの人に気を使って自分よりも周りの空気を優先させてしまっているとします。
自分がしたくないことであっても、周りの空気を壊さないようにNOとは言えません。
それはそれであなたの優しさであり、思いやりかもしれません。
その状態ばかりが続いていくと
「本当の自分は何をしたいのか？」
「自分がそこにいる意味はあるのか？」
答えのない問いを自分に繰り返してしまいます。
AのグループではAの空気を壊さないように振る舞って。
Bさんの前では、Bさんの合わせて振る舞って。
お客さんの前ではいつも以上に頑張って。
やっと家で落ちるけると思ったら、何だが母親の機嫌が悪いようで突っかかってくる。疲れていても母親の相手をしなければいけません。
寝る前のほんの一瞬だけが自分だけの時間で、またすぐに「誰かに合わせた、誰かのために自分」を演じなければいけない。
そうやっているうちに自分の時間が失われていき、自分の生きる意味や楽しみも見失ってしまう。
あなたは自分らしくいられる時間はありますか？
見失ってしまう「自分らしさ」を見つけるためには、「心地よさ」がキーワードになってきます。
私たちは何か感動していたり、何かに夢中になっていたりする時は、「本当の自分とは？」「本当は何がしたいの？」と考えることはありません。
目の前のことに心と意識がフォーカスされて、「ただありのままにいる」という状態になるからです。
仕事で問題がある時は、
「本当のこの仕事はしたいことなのか？」
「私にはもっとやりたいことがあるかも、、、」
目の前にある仕事に心も意識もフォーカスされていない状態です。
心と意識が別々の方向に向かっているので、しんどさや不安を感じてしまいます。
恋愛でもそうです。
「あの人のことが好き！」
相手が自分のことをどう考えているか分からない状態でも、意識と心が相手にフォーカスされているならば、それだけドキドキします。
恋愛の幸せとワクワクと感じられるからです。
でも、その状態から、
「この恋愛はうまくいくかな？」」
「彼はきっと私のことをなんて好きにならない」
と心と意識のフォーカスが少しずつバラバラになっていくことで、モヤモヤと悩みが始まってしまいます。
例えば、
あなたは心の中では一人でゆっくりと過ごしたいと思っているとします。
でも、会社の上司から飲み会に誘われてしまいました。
心の中ではゆっくりと過ごしたい！
好きなもの食べてNetflixでドラマを観たい！
と思っていたのに、上司に誘われて断るのも後々めんどくさそうだし、飲み会に行ってもめんどくさい、、、と意識は悩みはじめます。
その意識と心のズレが問題になっていきます。
意識と心がズレている時には心地良さを感じられません。
セクシャリティを「魅力」という言葉で表現することがあります。
あなたの魅力とは、あなたの振る舞いや意識が「自分らしさ」と一致する時に発揮されていきます。
「どうしたら魅力的になれますか？」
その答えは
あなたはどんな時に自分らしくいられますか？
あなたは本当はどのような振る舞いをして、どうありたいですか？
という質問の答えと同じなんですよね。
魅力的な人になりたい！
あなたが仕事をバリバリ出来たとしても、異性にモテモテになっていたとしても、そこに「自分らしさ」がなければ、空しさという問題が出てくると思います。
カウンセリングでは、たくさんの方の「自分らしさ」を一緒に探させてもらっています。
イメージワークやお話の中で、見失ってしまった「自分らしさ」を見つけられた時に涙を流される方は少なくありません。
あなたが問題から抜け出して自分らしく生きる答えは、あなた自身の中にあります。
「自分らしさ」に蓋をしているのは、あなたが本当にやりたかったことを禁止していることです。
あなたの自分らしさは何でしょうか？
それを再び気づくことで、恋も仕事もうまくいきはじめます！
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