コラム

「迷ったらやらない!」という選択肢も逃げじゃない!

心理学的には「やった後悔」よりも 「やらなかった後悔」の方が大きいとされてます。

何事も経験ですから、迷っているならとりあえずやってみよう!精神は大切かなと思うのです。

ただやりたくないことにNOと言えずに自分を消耗させるだけなら、やらない選択肢を選んでも大丈夫なんですよね。

自立している人ほど、何でも引き受けてしまうことがあります。

頼まれたら断れない!

そんな優しさもあるとは思いますが、
「断る=自分に能力がない」みたいに変換されちゃうことがあります。

自立の人は「出来ない」を嫌いますからね。
無理して引き受けてしまいます。

すべての出来事が自分を試してくる試練のように思ってしまいます。

そこには隠れた競争意識があります。

「〇〇さんはやったなら、わたしもやらなけばいけない!」
「周りの人に置いていかれたくない」

ゴールのない競争に駆り立てられます。

それでゴリゴリとやっていける時はいいですが、走りっぱなしでは疲れてしまいます。

本当はもうやりたくないけど、やらなければいけない使命感で断れなくなります。

「やらない=逃げ」

「逃げ=わたしは弱い」

この方程式が無意識に刻まれているので、オーバーワーク状態でも自分を止めることができません。

オーバーワークで走り続けているわけですから心に余裕がなくでギスギスしていきます。

パフォーマンスも落ちてしまいます。

ちょっと考え方を変えていきましょう。

「やらない」は「何もしていない」ではありません。

「やらない」は「自分を大切にする時間を選んだ」ということです。

心にも、体力にも、余裕があれば何でもやって大丈夫だと思います。

でも、疲弊して消耗しているなら、
「やらない」を選んで自分を大切にしてあげてください。

「合わないな〜」
「ちょっと違うかもしれない」

そんな感覚も大切にしてください。

無理して頑張って何かを掴みとる。

そうやって欲しいものを手にすることもありますが。

無理して頑張っていつも消耗しているだけ。

そうやって欲しいものを遠ざけていることもあるのです。

無理していると目標も人も嫌いになってしまうことがあります。

「こんなにやってあげたのに」
「こんなに頑張ったのに」

と、自分を苦しめる材料にしてしまいますからね。

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