先日の記事の反響でしょうか。
似たようなケースの相談が多くありました。
今日はその中でもよくお聞きする「夫よりもダメンズな男に沼ってしまうのか?」ケースを解説していきます。
前回の記事同様に罪悪感が鍵を握っております。
夫以外と関係を持ってしまったけど、その男性がめちゃくちゃ手のかかるケースは実は多くあります。
夫よりも優しい男性や夫より大切にしてくれる男性に惹かれるのは分かりますが、夫よりもダメンズな男性に沼ってしまうのです。
・連絡をくれない。
・デートの約束をしない。
・お金がない。
・働いてない。
・嘘をつく
etc
「そんな男を不倫してまで追いかけたいの?」とどこが自分では分かっているのですが、やめられません。
不倫相手との恋愛もちゃんと成立していない状態です。
それなら、「なぜ不倫を続けてしまうの?」と思ってしまうかもしれません。
このようなケースの夫は献身的に家事をしてくれたり、優しく気持ちに寄り添ってくれることもあります。
その夫を男性として見れなくなって不倫をしてしまうケースもあれば、最初は夫をそこまでいい人だと見ることが出来ずに不倫をした後になって夫に愛されていたことに気が付くケースもあります。
「もうこんな夫は嫌だ!」「ときめきがない!」
そうやって勢いよく飛び出したけれども、不倫をした後になって夫の愛を知る結果になってしまうのです。
もちろん、夫が何かしらの異変を嗅ぎ取って、反省して態度を変えて丸くなったケースもあります。
夫と距離を置いたり、他の男性を知ることによって、夫の良さが見えてきて。
夫の愛を知れば知るほど、そこに罪悪感が生まれてしまいますからね。
「夫がクソ野郎ならば、罪悪感も小さくて済むのに!」と複雑な葛藤が生まれます。
罪悪感は自分を罰する感情ですからね。
罪悪感を大きく抱えるほど、自分の幸せを遠ざけていきます。ダメンズの方が好都合なのです。自分が幸せになる相手を選ぶことが出来ません。
でも、「それなら夫と向き合っていけばいいのに」とどこかで思うけれども、その罪悪感の大きさから夫と向き合おうとするとヒリヒリ心が痛むのです。
だから、ダメンズを追いかけつつ、夫とは向き合わないように距離を取りつつ、微妙な状況に追い込まれていきます。
誰も幸せにならない状況が少しずつ悪化していくような感覚になります。
夫と別れるのか?そのダメンズとのお別れを選ぶのか?
それはどちらでもいいのですが、自分の中にある罪悪感と向き合わないままだと、その微妙な状況をずっと続けて自分を追い込んでしまいます。
体調のトラブルを招くことも、金銭や家族のトラブルを起こすこともあります。
逆説的な見方をするならば、
その罪悪感と向き合うことにコミットした時に「自分がこれからどうしたいのか?」見えてきます。
罪悪感に向き合うことは自分を罰することにコミットすることではありません。
心の中で感じてることに正直に向き合うことにコミットすることです。
自分と向き合えていないのに、自分の選びたい未来なんて分かりませんからね。
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