「本命は知らないおっさんが連れてくる」という言葉があります。
皆さんはご存知ないかもしれません。
僕が勝手に作った言葉です。
知らないおっさんというのは、あくまで例えです。
まったく関係ないように思える相手から不思議なご縁をいただくことはたくさんあります。
友達の友達みたいな、知り合いの知り合いみたいな、そんな知らないおっさん、知らないおばあちゃんが出会いを導いてくれます。
恋活していてもいきなり運命の相手に出会うことは多くありません。
「いい男はいない、、、」
せっかく勇気を出して一歩踏み出してもすぐにお宝には出会えません。
そこでめんどくさくなって恋活引きこもりになってしまうこともあります。
でも、ちょっと思い出して欲しいのです。
ドラクエでも、ファイナルファンタジーでも、すぐにお宝を発見することはありません。
素敵なお宝ほどダンジョンの奥深くに隠されていますし、そもそもダンジョンの場所さえ分からないのです。
街を飛び出せば遭遇するのは「お前何度目だよ!」と言いたくなるスライムです。
でも、そのスライムが経験値なり、お金なりをドロップしてくれるので気付いたらレベルアップしています。
RPGゲームの基本は新しい街に入ったら、ボケっと突っ立ていてるおっさんに話しかけることです。
なぜかボケッと突っ立っているおっさんが宝が隠されているダンジョンの場所を知っていたり、盗賊に攫われたお姫様がどの方向に連れて行かれたのか知っています。
ストーリーに関係なく、武器屋の前をウロウロしているおっさんに話しかけなければ知らない情報、出会えない人がいるんですよね。
これゲームでだけの話ではなくて、恋愛でも、ビジネスでも同じなんですよね。
いきなり本命の相手や仕事に出会えることはありません。お金になる木を見つけることもないです。
「縁」という言葉がありますが、お金も出会いも人が連れてきてくれます。
恋活もいきなり本命を見つけ出して、その人だけに全力投球するよりも、恋愛のメインストーリーに関係ない人にも優しく丁寧に接して、出来れば恋愛相手を探していることも伝えた方が確率は格段にアップします。
「知り合いの知り合いがいい人を紹介してくれた」というケースが圧倒的に増えていくからです。
これ仕事でも一緒なんですよね。
ドラクエもそうですよね。
一見絶対に何も関係なさそうな人がお宝の在処を知っていたりします。
しかも、1回目話しかけた時にはどうでもいい話しかしなかったのに、2回目話しかけると今までとまったく違う新しい情報を教えてくれることもあるんですよね。
ゲームのキャラクターにも、現実のおっさんにも愛想を振り撒いてて損はないんですよね。
スライムを倒して経験値を稼ぐことと同じに扱ってはいけないような気もしますが、そうやってたくさんの人を関わりを増やしていくことはレベルアップしていくことでもあります。
レベルアップしておけば、本命に出会った時に役に立ちますからね。
会話のネタから相手のリズムの掴み方まで、無駄に思えた日々が実力に変わっていきます、
スライムを倒すのが面倒だからと逃げてばかりでは、ダンジョンのお宝を守るドラゴンは倒せませんからね。
恋活も、ビジネスも、少ない手数で成功を望みたくなります。
すぐに稼げるとか、すぐに出会えるみたいなキャッチフレーズをたくさん見かけますよね。
でも、ちょっとめんどくさいような日々の中に成功や目標に繋がる縁を持っている人たちに出会えることがあります。
良縁はめんどくさがっていては、引き寄せることは出来ません。
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