どこに相談していいか分からず桑野さんにメッセージさせてもらいました。
1年半通っていたカウンセラーに怒りをぶつけてしまって、その方のカウンセリングに行きづらくなってしまいました。
心から信頼できる相手と思って頼りにしていたのですが私の悪い癖が出てしまって、、、、
これがいつもの私の悪い癖で仲良いい相手との関係をバッサリと切ってしまうのです。
きっかけは冷静になれば、そこまで怒る理由ではないものでも、相手に怒り散らしてしまいます。
恋愛もうまくいきませんし、友達もいなくなりました。
後悔するのですが、その癖を止めることができません。気付いたら取り返しがつかないほど怒ってしまってます。
私はこの癖を手放すことができないのでしょうか?
1年以上も通って少しずつカウンセリングの効果を感じていたのに、結局無駄にしてしまいました。
(カモミールさま)
メッセージありがとうございます。
「親密感の恐れ」という呼ばれるパターンですね。
距離が近くなると居心地が悪くなるので、バッサリと関係を切ることで、その居心地の悪さから逃れようとします。
「親密感の恐れ」は分かっていても発動してしまうものです。
完全にゼロにしていくよりも、自覚しながら付き合っていくことを最初の目標にするといいですね。
カモミールさんがカウンセリングに通った1年半も決して無駄ではないと思いますよ。
「何をしてしまったか?」ではなくて、「これから何をするか?」ではないでしょうか?
カモミールさんは今までそうやってバッサリと関係を切ってしまった後はどうしていましたか?
バツが悪くなってそのまま連絡を取らない状態でしょうか?
そこも含めて「親密感の恐れ」のパターンだとしたら、いつもとは違うことにチャレンジしてみるといいと思います。
バッサリと切ってしまった相手に自分から近付いてみてはどうでしょうか?
嫌な気分も出てくるかもしれません。
離れた時には治っていた怒りも近づこうとすると再燃するかもしれません。
惨めさも、虚しさも、それまでの分を含めて刺激されるかもしれません。
でも、そうやっていつもと違うチャレンジをすることで
パターンを変えることができますし、未消化の感情を癒していけるのではないでしょうか。
喧嘩しない方法も仲戻りする方法も知っておくことです。
相性もありますが、今回の相手はカウンセラーさんなので、
そのカモミールさんの癖や気持ちも分かってくれると思うのです。
葛藤も、後悔もありのまま話してみていいと思いますよ。
ある意味チャンスなのです。
ここでいつものパターンを変えることが出来たら、これからのパターンも変えることができますからね。
「親密感の恐れ」があるので、モチベーションもなかなか上がらないこともあると思います。
急に仕事を忙しくするかもしれません。
そのカウンセラーにまた会う理由も低く見積もってしまうかもしれません。
これが「親密感の恐れか〜」とぼんやりと思いながら、
その「親密感の恐れ」を超えた時にカモミールさんがどんな人生を歩みたいのか?
その未来にフォーカスして行きましょう。
その癖があることで、今まで出来なかったこと、我慢していたこと、があるかもしれません。
物理的にはそのカウンセラーさんに近づくのですが、心理的にはなりたい未来の自分に近付いていくことですからね。
いつものパターンの「そこから先に」チャレンジしてみてくださいね。
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