桑野さん
いつもブログ読まさせていただいてます。
２年前に退社したことをきっかけに「自分がしたいことは何だろう？」と向き合ってきました。
でも、まだ行方が分からないままです。
したくないことは分かるのですが、やりたいことが分かりません。
「自分らしさ」や「ありのまま」と言われても、どれが自分らしさ？と分からなくなってしまいます。
いくら探しても見つからないのは私には「自分らしさ」がないからでしょうか？
自分と向き合うことをずっと避けていたので、「自分らしさ」が育たたないままだったのでしょうか？
（Kさま）
「自分らしさ」を探せば探すほど迷子になってしまうことがあります。
それは頭で考えている時が多いかな〜と思います。
たくさんの情報をインプットして、そこから「自分らしさ」を見つけていこうとする。
それは間違いではないですが、迷子にもなりやすいのです。
体験や体感が伴わないからなんですよね。
「バーベキューは楽しそうだな〜！」と頭でイメージするのと、実際にバーベキューするのは違いますよね。
頭の中でイメージしていた時には聞こえなかった鳥のさえずりが聞こえるかもしれないし、汗をかいて火を起こす大変さを実感するかもしれません。
情報をインプットして、頭の中でイメージするだけでは得られないプラスαがあります。
Kさんがこれまでどのように「自分らしさ」を探してきてのか？分かりませんが。
体験や体感といった身体性を伴う刺激を増やしていくといいかな〜と思うのです。
そうやって情報ではなくて、体感としての刺激を増やしていく。
そこから自分にとって心地よい刺激を求めるようになると思います。
その心地よい瞬間が積み重なった時間こそ「自分らしさ」と振り返って気付けるようになると思います。
「自分らしさ」が見つかって行動していくというよりも、
行動していく中で、気付いたら「自分らしさ」が見えてくる。
そんな風に捉えてみるといいかもしれません。
自分らしさはコレだ！！！って力強く思えなくても全然大丈夫ですよ。
これかな？あれかな？と思いながら積み重ねていく中で振り返ればなんとなく形が見えてくるようなものでもありますからね。
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