「依存の沼」というのは、相手や環境が変われば私は幸せになれると思い、自分の人生の主導権を外に預けてしまっている状態です。
「自分は間違ってない!」と証明し続けても、楽にもならないし、現状も変わらない時は、依存の沼にハマっているかもしれません。
依存のポジションにいる時は、周りを変えようとするし、相手を変えようとします。
逆に言えば、自分が変わらなくていい理由を欲しいんですよね。
だから、自分の正しさを証明しようとしてしまいます。
でも、自分の正しさを証明しようとすると、「お前は間違っている!」と相手に叩きつけることになるので、相手とうまくいきません。
本当は現状を変えたいのに、どんどん孤独になって、追いやられていきます。
傷付いたから心を防衛したい
依存の状態が悪いわけじゃないんですよ。
「私は何も悪くない!」と強く主張したくなるほど、心は傷付いているわけですからね。
それ以上傷付かないように心を守っているんですよ。
パートナーとうまくいかない関係を何年も我慢してきたかもしれません。
正当に評価されない場所で我慢を続けてきたかもしれません。
これまで頑張ってきたからこそ「私は何も悪くない!」と主張したくなりますよね。
新しい幸せの選択肢を手にいれる
でも、依存の沼にハマっていることは、そこからバージョンアップできるサインでもあるんですよね。
周りを変えようとするのではなくて、自分を我慢させるのではなくて、今まで見えてこなかった新しい選択肢を選んでみることです。
新しい選択肢というのは、劇的に人生を変えることではありません。
「今までなら我慢していたけど断ってみる。」
「一人で抱え込まずに第三者に相談してみる。」
「相手を変えようとする代わりに、自分が距離を変えてみる。」
それにより予想もしなかった結末や未来へと繋がっていくことがあるからです。
それまでの制限や枠を越えて、自分の幸せを手にするチャンスなんですよね。
自分の限界を知ること
「私は間違っていない!」
その主張を辞めることは、自分が悪かったと認めることでも、相手から責められることを受け入れることでもありません。
自分のそれまでの限界を受け入れて、また同じことを繰り返さないような選択肢を見つけることです。
心は過去に傷付いたシチュエーションには敏感になります。
だから、自分の安全な枠に閉じこもっていたい。でも、それが本当に幸せだとは限らないんですよね。
「このままじゃもう限界!」と、傷付いたことも、自分の弱さも、寂しさも、悲しみも、失望も、受け入れていく。
私たちは自分の限界を受け入れることで、新しい道を見つけることができます。
心の余裕を作ってあげる
さらに我慢を重ねるのではなくて、相手が間違っていると責めるのではなくて、自分を解放させてくれる道がきっとあるんですよね。
心理学的には被害者のポジションでもなくて、加害者のポジションでもなくなることです。
そのためには、私は変われるかもしれない。同じ過去を繰り返さない。と、自分と未来を少しずつ信じていくことです。
そのために、まずは心に余裕を作っていきましょう。
誰かを責めたり、自分の正しさを主張したりしていると、心の余裕はなくなっていきますからね。
気持ちを緩めてあげてくださいね。
自分の正しさを手放すことは、自分を否定することではありません。
これからの幸せを選べる自分になること。
その一歩が、依存の沼から抜け出す始まりです。
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