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「人に嫌われる」と感じるのは、本当は自分が自分を嫌っている!?

「自分が周りの人に嫌われている」という考えがあると、大きく分けて2つの振る舞いになります。

一つは「どうせ嫌われているから!」と我儘な態度をオープンにするタイプです。もう一つは自分の存在感を消すように遠慮して気を使って自分を殺していくタイプです。

表面的には別の行動のように見えますが、実は両方とも自由に振る舞えないんですよね。自分勝手にできるタイプは、自由に振る舞っているように見えて、実は自己防衛のために怒りや不機嫌のエネルギーを使ってます。

常に怒りや不機嫌なエネルギーを使っているのは、それはそれでとても不自由だし不愉快なんですよね。

嫌われている理由を無限に作り出す

さて、表面的な態度は違うわけですが、根本にある「自分は嫌われている」という考えですが、これが厄介なんですよね。

「○+△=5」

上の数式のように初めから答えが5と決まっていて、○と△に当てはめる数字を見つけていく問題と同じです。○と△の組み合わせは自由に無限に作り出せます。

例えば(-6)+11=5など、マイナスを使えば無限にできますよね。

「〇〇さんの態度は私が嫌われているから」

「いつも〇〇なのは、私が嫌われているから」

最初から「私は嫌われているから」という答えが決まっていて、その理由をいくらでも作り出せるわけです。それこそ無限に作っていけます。

その状態では頭も心も緊張するので、どんどん繊細になっていきます。繊細になれば、敏感になるので、より周りの行動や反応に強く影響を受けていきます。

「〇〇だから私は嫌われている」と無限に発動していきます。

例えば恋人の態度から「私は嫌わている」と思ったとします。でも、他の人にとっては、「そんなことは気にしなくていいよ!」と言われることもあったりしますよね。

これも先に「私は嫌われている」という答えがあって、その理由に恋人の態度を当てはめているだけかもしれません。

本当は自分を嫌っている

「私は嫌われている」と思っていると、それ自体しんどいですよね。

だって「私が嫌われている理由」をいつも探しているわけですから。

自分いじめとも言えますよね。

ちょっと考えてみてください。あなたの友達や大切な人に「ずっとあなたが嫌われている理由を考えてなさい!」なんて言えないですよね。すごいひどいことを言っているように思いますよね。

でも、そのすごいひどいことをずっと自分にやっているのです。

すごく苦しんですよね、誰と居ても自分の居場所がないように感じるし、いつまでも自分を認められない。

そう「周りから嫌われている」は、実は「自分が自分を嫌っている」なんです。

調子に乗るなよ!」「誰にも心を許すなよ!」「甘えるな!」と。

過去の痛みを言葉にしていく

カウンセリングでは、「私は嫌われている」という考え方をいつから始めたのか?それを伺っていきます。

多くの場合は、許せない自分や出来事が隠れています。

私たちの心は不思議なもので、親に厳しく怒られた、クラスでいじめられた、恋人にひどいことを言われたなど、ある意味被害者とも言える状況でも、その被害にあった自分を許せなくなります。

傷ついた自分を責めるし、そのような状況になった自分を責めます。

「私は嫌われている」とは、そうやって思い込むことで、過去の出来事や人間関係を引きずって、ずっと自分を責め続けているのです。

自分が傷付いたままの状態なのに。

でも、それは傷付いた自分を癒す方法を知らないから、自分を責め続けていると言えます。悲しみや怒りをどう癒したらいいか分からずに、自分を責めることで同じ痛みを2度と引き受けないように防衛しているのです。

本当はずっと痛みや悲しみが癒やされるのを待っているんですよね。

でも、その方法が分からないまま、ずっと1人で耐えてきたんですよ。

悲しみや痛みを言葉にしてみること。

それを誰かに伝えてみること。

1人で抱えたきた痛みや悲しみを、誰かに自分を1人で抱えないこと。

それがあなたの過去を癒してくれます。

でも、「自分が嫌われている」と思ったら、なかなか勇気が出ないですよね。

だから、少しずつでいいんです。

一気に何かを変えようと思うほど、抵抗も強くなりますからね。

ゆっくりと悲しみと痛みを言葉にしていきましょう。

少しずつ信頼できる相手や場所を見つけていきましょう。

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