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物事を複雑に難しく考えすぎて前に進めない時に起きていること

私たちが壁に直面したと感じる時は、その多くは目の前の問題や出来事を複雑に難しく考えてしまいます。

物事を難しく複雑に考えるから目の前に壁があるように感じられるとも言えるかもしれません。

「シンプルに考えましょう!」

それが目の前の壁を突破する最適解だったりするのですが、「それが出来ねぇから困っているぜ!」なわけですね。

完璧主義が自己攻撃になってない!?

さてさて、物事を複雑に考えてしまう理由の一つは完璧主義」ですね。

文字通り完璧にやり遂げる必要がありますからね。

いろんなパターンを予測して、対応して、準備してと、たくさんのエネルギーを使っていきます。

完璧主義が悪いわけではありません。

仕事や目の前の課題に本気で取り組むことは素晴らしいことです。

でも、70%の力で十分なのにいつも180%注いでいたら、自分の人生を粗末に扱うことに繋がりかねません。

仕事や他人の為にいつも全力を尽くして、自分の人生を生きている感覚が乏しくなります。

また、体力、精神力が少なくなっている状態で、180%の力を使い続けることで、自己攻撃をしている可能性もあります。

心地よく仕事をしている感覚よりも、「なんで私ばかり、、」みたいなネガティヴな感情を増幅させている場合もありますからね。

恐れを優しく包み込んでみよう

あとは、「恐れ」を隠している場合もあります。

物事を複雑に考えて、なかなか前に進み出せない時がありますよね。

これ本当は「怖い!」とか「不安だ!」とかの感情が隠れていて、その感情を優しく包み込むことができないので、思考で問題を複雑化してブレーキをかけている場合があります。

理論的に難しい状況として解釈することで、「自分がやらない理由」「できない理由」「取り掛からなくていい理由」を作り出しているわけですね。

エスカレートしていくと、その理由が他人の責任になって、他者への攻撃性に変わっていく場合があります。

本当は怖くて、一番助けが必要なのに、助けをもらえない状況に追い込まれていきます。

ますます怖くなりますからね。どんどん状況を複雑に難しく考えて、ネガティヴなループにハマっていきます。

シンプルにしていく

自分で複雑に考えて難しくしているならシンプルに考えていく必要があるわけですね。

で、その鍵となるが心地よさや楽しさなんですよね。

思考でガッチリを考えまくっている状況に、感情というスパイスを混ぜていきます。

思考が生み出したネガティヴな感情ではありません。

ちょっと問題から離れて、自分に心地よさや楽しさを感じさせてあげましょう。

「何をしたら、そんな気分になれるでしょうか?」

そこを掘り下げていきましょう。

まずは心の状態から

ここ逆転の発想なんですよね。

問題があるから心地よくない!と思いますよね。

でも、心地よさを感じられないから問題を作り上げていることがあるのです。

例えば、心地よさや楽しさを感じた状態で問題を振り返った時に「こんな簡単なことだった!」「たいして問題じゃなかった!」と思うことはありませんでしたか。

現実が心の状態を作るのではなくて、まずは心の状態があって、そこから現実を心の状態に合わせてカスタマイズして受け取るのです。

問題は解決する為にあるのではなくて、あなたが本当に感じたい感情を教えてくれるのです。

肩の力を抜くことは手を抜くことではない

肩の力を抜いていきましょう」ってのは、自分が感じたい感情を受け取るゆとりを作ることなんですよね。

100%目の前に集中することは素晴らしいですが、ガソリンを補給しなければ走り続けることもできません。それはエネルギー的にも、モチベーション的にも。

ご飯とか、睡眠とかのエネルギー補給も疎かにしてはいけませんし、心のエネルギー補給も疎かにしてはいけないんですよね。

ここら辺は今度イベントのテーマにしたいと思ってます。

「女性性とビジネスと主人公(仮)」と題して、ビジネスにおける自分の心地いいエネルギーの使い方をあれこれお話しようと思ってます。

心のエネルギー補給をするために肩の力を抜いていきましょう。

緩んだ時に思いがけない心地よさが手に入ってきます。

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