最近、一人キャンプなる言葉が流行っていますが、
僕もyoutubeで火起しや焚き火などの動画をボケ〜と見て癒されてます。
いつか自然の中で、
自分で起こした火でコーヒーでも飲みたいです。
皆さんは火起こしの動画を見たことがありますか?
色々なやり方があるのですが、
小さな種火を作って、そこから徐々に火を大きくしていくやり方があります。
小さな種火を軽くて燃えやすい素材で包んで、
その人を大きくして、次は木の枝などに火を移していく。
その次は少し大きい薪などにまた移して、そうやって自分の好きな火の大きさにしていきます。
小さな種火を、
どんどん大きくしていくシーンが好きなんですよね。
『好きかも』という種火を
『好きなことが分からない』という悩み。
『好きなことを仕事にしました!』
という話を聞くと、
『好き』というエネルギーは自分の人生を大きく変えてくれるものような気がしますよね。
確かに『好き』のエネルギーを強いものですが、
そのエネルギーが最初から大きくないこともあります。
『なんとなく好き』『好きかもしれない』
そのような小さな感覚から徐々に大きくなっていくものでもあります。
人を好きになるときも、
同じような過程があるかもしれませんね。
その好きの種火は、
勝手に自然と大きくなっていくときもありますが、
自分から大きくしていくときもあります。
(直感に従うという言い換えてもいいですね)
『好き』という感覚を無視する癖がついてしまっていたら、
せっかくの種火も消えてしまうのです。
感覚を頼りに行動してみる。
好きの種火は、
大きくするためにはまずは行動することです。
心の中で『好き』という小さな種火ができても、
それを頭の中で考えるだけで行動に移さないと、
せっかくの種火を消えてしまいます。
勝手に、
『あれ?好きじゃないかも?』
『忙しさで忘れるくらいならそんなに好きじゃないよね』
と結論を出してしまうことも。
それは、
『オムライスが食べたいな!』と思って、
頭の中でオムライスと作って食べた気になっているようなものです。
・本やネットで調べてみる、
・実際に足を運んでみる、
・自分が好きなものに触れている人の話を聞いてみる。
アクションは小さくてもいいのです。
種火は少しずつ大きくなります。
『好き』というものは、感覚的なものですから、
ほっとけばその感覚は多忙さや新しい情報で埋れて行ってしまいます。
あなたの中の種火を大切にしてあげてくださいね。
好きの形を作っていく
学生の頃に音楽ばかりきいていたのですが、
そのころはお財布のお金も寂しく、好きなCDをたくさん買えませんでした、
今のように定額の聴き放題サービスもありませんでした。
なので、
友達に『この曲良くない?』って話をして、
『じゃ、この曲も好きかもしれないから、貸してあげるよ?』
とそうやって自分の好きな音楽を見つけていきました。
そうしているうちに、
『ロックの中でも自分はこんな曲が好きなんだ!』
好きという感覚が具体化、詳細化していきます。
『なんとなく好き』という感覚が、
形になり言葉で説明できるようになっていきました。
この形にするというのは、
キャンプファイヤーの話でするならば、
自分の好きな大きさの火を作っていく感覚に似ているかもしれませんね。
友達との話や自分の中の感覚を掘り下げていく中で、
自分の好きの感覚が分かってくるんですよね。
火も薪だけじゃ燃えないですよね。
そこに新しい風が吹いてくることで大きくなっていきます。
そうやって、
行動して刺激を受けることで、
自分の『好き』の形が分かってくるんですよね。
何をしたらいいか分からない。
何が好きか分からない。
それはもしかしたら、
頭の中だけで考えているからかもしれません。
小さな種火に、
風を送って大きくしていきましょう。
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