恋愛

本当の気持ちに蓋をしていると見せかけの問題を作り出してしまう。

私たちは「自分の愛の与える場所、愛を解放させる場所」を見つけることで、今まで問題と思っていたことが問題でなくなることがあります。

先日、記事に食堂でお弁当係として働くようになって問題がなくなった女性のお話を書きました。

これと似たようなことはたくさんあるんですよね。

30代後半の女性。離婚を経験していて、それからも恋愛はしていたけど。

「一人の方が自由で、快適で、満たされるじゃん!」思いきっり仕事して、週末は友達を誘って飲みにいき、稼いだお金で好きな場所に旅にいく、そんな生活を続けてました。

その方の最初の相談は、「部下や上司とのコミュニケーションがうまくいかない」でした。

チームのことを考えて、リーダーシップをとって、また時には人間関係の潤滑油となってサポートする。

それでも、「自分ばかり空回りして、余計なことをしているかもしれない?」「周りに私は疎まれているかもしれない?」そんな不安が出てきます。

「仕事をしっかりとやれている自信はあるけれど、仕事は出来ても、人間関係において私は見落としているものがあるんじゃないか?」

その不安は最初は小さなものでしたが、いつしか胸の中で大きく膨らんでいました。

決して周りからマイナスの評価をもらっているわけではありません。むしろ評価されているはずなんだけど、それがしっくり来ないのです。

「あなたの魅力や才能を解放させる場所があるとしたら?あなたの中に眠っている欲求があるとしたら?

カウンセリングでゆっくりと掘り下げていきました。

最初はビジネスの話や家族(両親の介護など将来的な話)だったのですが、ある日のカウンセリングで、開口一番に。

桑野さん、私、実はめっちゃ恋愛したいかもーーー!!!」

と、恥ずかしそうに宣言されました。

その方の情熱は仕事や家族に向けるだけでは物足りなかったのです。

そこから、本気の恋活の始まりでした。

ご飯の誘いに行くことはあったようですが、気持ちが乗り気ではありません。「悪い人でもなかったけど、まぁ別にいいや」という感じで、恋愛モードに火がつきませんでした。

本気で恋活する!

そう決めた時から今まで抑圧していたエネルギーが恋愛へと向けられていきます。
それまで悩んでいた職場での人間関係も問題ではなくなりました。

このケースのように私たちは心の中ある欲求やエネルギーに蓋をしていると、勝手に問題を作り出してしまうことがあります。

本当ならば気にしなくてもいいことを、問題のように見てしまうのです。

でも、それは言い換えるとすべての問題はあなたの本当の気持ちを教えてくれるものなんですよね。

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