「あとは流れに任せておけば大丈夫ですよ」
「私もそんな気がします！ありがとうございます！」
こんな会話をしてから、突然として雲行きがあやしくなる恋愛があります。
もちろん、相手の状況で二転三転することはあるのですが。
うまくいくはずの恋愛が
「もうこの恋愛はダメかもしれません」
と急転してしまうのは相手の事情というよりも
本人の心理的な原因によることがあります。
今回はもう少しでうまくいく恋愛がダメになる原因と対策法について解説していきます。
目次
恋愛をダメにしてしまう時に
もう少しでうまくいく恋愛をダメにしてしまう時は、
無意識でやっていることが多いので自覚できません。
表面的には「相手の態度が急に変わった！」と思うことも多いです。
でも、カウンセリングでよくよく話を聞いてみれば、
無意識に相手を遠ざけるような行動や態度をしてしまっています。
冷静になって振り返ると
「なんであんなことをしたんだろう」と気付けるのですが、
その瞬間には“無意識“でやってしまうのです。
幸せになることへの抵抗
幸せになることに抵抗する心理が原因の場合があります。
心理的には罪悪感を持っていると幸せを受け取れなくなります。
罪悪感は自分を“悪者“と責める心理ですから、悪者に幸せを与えることはできません。
罪悪感も自分では自覚しにくいですが、
・自分にダメ出しばかりしている
・相手（好きな人ではなくても）にダメ出しばかりしている
このどちらかにピンと来た方は罪悪感を抱えているかもしれません。
自分を含めて誰かを責める気持ちの裏側には“罪悪感“が隠れています。
その罪悪感を癒していく必要があります。
罪悪感を持つのは過去の許せない出来事があるからです。
“許せない自分“かもしれないし、“許せない誰か“がいるかもしれません
対策方法としては、
その過去を許していくことで、幸せな未来を受け取れるようにしていくことです。
親からパターンを引き継いでいる
うまくいく恋愛をダメにしてしまう時に、家族のパターンが原因となることもあります。
例えば「いつかは旅行に行きたい！」といつも言っているのに、
いざ、時間もお金もできたのに旅行に行かないことってありますよね。
「欲しいもの」や「したいこと」を先延ばしにしてしまうのです。
このような心理パターンは家族の影響を受けていることがあります。
お母さんやおばあちゃんが持っていたそのパターンを知らずに引き継いでいるかもしれません。
結婚や幸せな恋愛を先延ばしにしてしまうのです。
この場合の対策としては
「欲しいもの」や「やりたいこと」をすぐにする癖をつけていきましょう。
家族から引き継いだパターンを手放す練習が必要となります。
完璧主義が影響していることも
完璧主義の人もうまくいく恋愛を自らダメにすることがあります。
簡単に言えば石橋を叩きすぎてしまうのが原因です。
このままでもうまくいくと分かっているのに、
さらなる確信が欲しくなるので相手を試すような行動をしてしまいます。
「本当に好きな相手ならもっとデートに誘ってくる」
「ラインの文章が素っ気ないから本当は好きではない」
など、完全に相手に愛されていない理由を見つけては疑ってしまいます。
相手の愛情を引き出そうとして、試すような行動をすることもありますし、
わざと自分の気持ちを隠して相手に追ってこさせようとすることもあります。
そのどちらの作戦も裏目に出てうまくいく恋愛をダメにしてしまいます。
不安から完璧主義になってしまうのです。
対策としては
相手を本心を見極めようとするよりも、まずは本気で愛している気持ちを伝えることを意識していきましょう。
どれだけ「相手が愛を伝えてくれているか？」よりも「どれだけ愛を伝えているか？」
そこに幸せを見つけていくといいかもしれません。
本当はその相手を好きではない
「そんなことあるの！？」と思われるかもしれませんね。
でも、この原因は少なくありません。
本当は好きではないので、うまくいったら困ります。
なので、うまくいきそうになると自らダメにするのです。
では、なぜ好きでもない相手と恋愛しているのか？
・結婚に焦って、相手を好きと思い込もうしている。
・その人と一緒にいても幸せになれないと分かっているのにプライドから追いかけている。
・次の恋愛に行くまでの“寂しさ“を感じないようにしている。
・家族から逃れたいので避難場所にしている。
などの理由が挙げられます。
一つ一つを細かく説明していると一冊の本が出来そうですが。
プライドや競争意識、家族への気遣いや感じたくない感情からの逃避など。
恋愛を恋愛以外の目的に利用している状態ですね。
対策方法としては
一旦相手から距離を置いて「本当に相手のことが好きだろうか？」と
その問いに向き合ってみることです。
恋愛は気持ちのアップダウンも多いですからね。
自分と向き合う時間も取れなくなってしまいます。
思い切って相手と時間的に、または物理的に距離を置いて、ゆっくりと考える時間をとってみる。
本当に好きな人を幸せな恋愛をする為にも、その時間は必要になってきます。
無意識の抵抗は強力！？
うまくいくはずの恋愛がダメになることで、
自分をダメ出しする気持ちも強くなるかもしれません。
・私はやっぱ愛されない。
・何をやっても無駄だ。
・周りの人はうまくいっているのに！
そんな風に自分を責める必要はありませんし、
むしろ、そうやって自分を責める為に自作自演をかましていることもあるのです。
今回、解説してきたうまくいく恋愛をダメにしてしまう原因はどれも無意識によるものです。
自覚して「この恋愛をダメにしよう！」を思ってもないはず。
逆に言えば、それだけ無意識の力は強力なものです。
無意識の罠にハマる
↓
ダメ出し、自己価値が下がる
↓
また、無意識の罠にハマる
この無限ループに沼ってしまうのです。
抜け出すための対策として
一つ一つに対策について解説してきました。
けれども無意識の抵抗は前述した通りに強いものです。
無意識にやっているので、自覚することが難しいこともあります。
全体的な対策方法としては
・自分の気持ちを紙に書き出す。
・自分の行動を日記に書いて振り返る。
・第三者に相談する
うまくいく恋愛をダメにしているのは、自分かもしれないと思った時は、
客観的に自分の行動や発言を振り返られるようにして対策していきましょう！
「恋愛がうまくいかない」＝「自分には価値がない」
その考え方を手放していくことも大切な対策方法です。
これまで書いてきた原因には、
「あなたに価値がないから」という項目はありませんでしたよね。
ついつい「自分には価値がない」という結論を出してしまうと、
本当の原因には気がつけなくなってしまいます。
一人で悩まない！
自分を責めない！
恋愛でうまくいかない時ほど、これが大切になっていきます。
桑野量の予約状況やカウンセリングのご利用は以下のボタンよりご確認ください。
