「ウエルカムな笑顔をしながら、足元では相手の脛を(弱点)を蹴り上げていることがあります。
愛して欲しいと言いながら、「こっち来んなテメェ!」とやっているわけですね。
気が付いていないだけで、実は自分が愛されにくい態度をしてしまっているのです。
・男はわたしに近付いてこない
・いい感じになっても離れていく
・彼が結婚やお付き合いに踏み切らない
みたいな案件が生じていきます。
蹴り上げていることに気がつかない!?
「親密感の恐れ」が影響していることもあります。
距離が近づくことに実はビビっているわけですね。
でも、今日はちょっと違う角度から見ていきましょう。
「こっち来んなテメェ」をやっていることに気が付かないのは、一つに「どうせ愛されないわたし」が隠れ蓑になっていることがあります。
ちょっとややこしい解説をしますね。
「どうせ愛されない」ってのは被害者意識とも言い換えることが出来ます。
意識的には「愛されたいのに」相手が「愛してくれない」わけですからね。
「愛を与えない」という攻撃をしてくる加害者に、被害を受けているイメージですね。
「かわいそうなわたし」「愛されないわたし」という被害者的な自己イメージが膨らんできます。
それが「相手に愛されないように攻撃している」自分の加害者的な側面を隠すのです。
これが蹴り上げていることに気がつけない理由です。
なぜ、蹴り上げているのか?
さてさて、カウンセリングでは「どうせ愛されないわたし」を手放していくと、実は自分が愛されないように攻撃している事実に気が付ついていきます。
本当は恋愛にコミットしてない自分の心に気が付くわけですね。
・自分の両親が喜んでくれるか?
・仕事と恋愛(結婚生活)の両立が維持できるか?
・自由が束縛されるかもしれない。
・出産や家族を持つことへの恐れ。
・家族(実家のお父さん、お母さん)から離れることへの不安
etc
彼のことばかり考えていて見えなかった自分の隠された想いが浮上していきます。
これが刺激されないように相手を距離を離そうと蹴り上げていたわけですね。
マリッジブルーな理由
相手が恋愛にコミットしたり、結婚の話が近づくとブルーになっていくことがあります。
いわゆるマリッジブルーと呼ばれたりするものですが。
これは恋愛がうまくいきそうになることで、自分の中に隠していた上記のような想いが刺激されていくからです。
必死に彼の心を動かそうとしていたのに、実は自分が準備できていなかったわけですね。
ややこしいですよね。
心は巧みに自分の本音を隠してしまうのです。
早期発見していこう!
なかなか自分の本音に気が付けないわけですが。
恋愛が膠着状態と言いますか、進展もなくて、後退をしているような感覚がする時に、相手の心ではなくて自分の心を掘り下げる時間や意識を持たれてみてください。
もしかしたら、私が相手のことを蹴飛ばしてない?
なんで蹴飛ばしちゃってるの!?
と自分に質問していくことで、意識を自分の心に向けてみてくださいね。
恋愛における隠された想いは、早期発見しておいた方が対処も楽になりますからね。
余計に相手を蹴飛ばし続けることもありませんからね。
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