手を繋ぐし、キスもしてきたのに、付き合おうとしない男性について

このようなタイプの男性についての相談は最近は増えているような気がします。

・決して身体目的というか、遊び目的でもない。
・なのに、ある一定のラインを超えてこない
・誠実、まじめ、繊細
・優柔不断、決断力不足
・優しいと言えば優しいけど、、、。

このような特徴が挙げられるかもしれません。

関係を深めようとすれば、
仕事が急に忙しくなる謎現象が起こりますし、「君には幸せになって欲しい」と言うくせに自分が幸せになろうとしないですし、突き放した態度をするかと思えば過去の恋愛の傷を打ち明けてきたり、、、、。

彼に嫌われているように思えないし、彼に好かれているとも思えない。

どうしたらいいの！？って感じの沼にズボズボとハマっていくパターンですね。

心と思考がバラバラな男たち

このようなタイプの男性は心と思考がバラバラなんですよね。

だから行動と発言に一貫性がないわけです。

昨日と今日の態度でさえ一貫性がないかもしれません。

その男性と対面するといい感じに振り回されます。

態度がコロコロと変わるわけですからね。気が付いたら、相手のことを何度も考えてしまいます。

「あの発言は、、、？でも、あのキスの意味は？今日は手を繋いでくれないの、、、？」と。

何度も考えているうちに、どんどんのめり込んでいきます。

このタイプの男性は、心は惹かれているけど、思考は「一時停止」「引き返せ！」のサインを出しているわけです。

思考が恋愛に前向きではない理由は、過去の恋愛の傷、収入や仕事のこと、年齢や家族のこと、etcです。

もしかしたらMさんにとってどうでもいいことかもしれないけど、彼が真剣に悩んでいることもあります。

例えば、

「彼が学歴にコンプレックスを感じていたようだけど、そもそも彼の最終学歴なんて知らないし、気にしたこともなかった。」

みたいな件もあります。

迷っているなら手を出してくれるな！？

「恋愛に踏み出せないなら、手を出してくるんじゃねぇよ！！」と怒りたくなる気持ちもあるかもしれませんね。

「ずるい！」と言えば「ずるい！」と言えますからね。

手を出してきている時点で、Mさんの魅力に惹かれているわけですが、曖昧な状況がMさんの自己価値を削っていくこともあるかもしれません。

もちろんMさんが自らの魅力を高めていくことは全然OKですし、それを楽しめるならガンガンいきましょう！

でも、覚えていて欲しいのは、彼があるラインから飛び越えてこないのは、Mさんだけに原因があるわけではないことです。

じわじわ煮込んでいく！？

カウンセリングでも相談の多い案件でして、どの作戦でいくか？はその人に合わせて一緒に決めていきます。

ここでは「じわじわと煮込んでいく作戦」を紹介していきますね。

（思い切って手放す作戦もあります）

カエルが水をゆっくりと加熱していけば、逃げることが出来ずに茹で上がるように、彼をゆっくりと加熱して茹で上げていきます。

彼のペースに合わせているように思わせて、少しずつラインを踏み出すような刺激を与えていきます。

思考のブレーキが効かない状況まで、しれっと煮込んでいくわけですね。

翻弄される側ではなくて、翻弄する側に回っていくわけですが、そのようなタイプは一般的に「小悪魔」とか「ぶりっ子」と言われるので、そこに抵抗がある人は、まずはそのブロックを解除する必要があります。

そもそも恋愛において「我慢」「忍耐」「相手に合わせる」が基本セットになっていることがあるので、それを手放していきます。

子供の頃からのパターンになっていることもあるので、イメージワークなどを通して過去と向き合っていくこともあります。

カウンセリングでは自分をしっかりと向き合ってもらって、宿題として「彼に〇〇なアプローチをしてください」をミッションを出すような形になっていきます。

人生もちょっと変わるかもしれない

「我慢」「忍耐」「相手に合わせる」が基本セットを手放していくので、恋愛だけではなくて、その他の生活にも影響が出てきます。

家族の中で身に付いた「いい子」のパターンを手放していくので、自分らしい生き方を見つけていけます。

恋愛のことでカウンセリングを受けたのに、仕事でみるみる変化が出てきたみたいなことが多くあって、自分の封印を解くために神様が与えてくれた出会いだった場合もあるのです。

じわじわと煮込んで出来上がるのは、メロメロな彼と新しい生き方かもしれません。

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