恋愛

自立女子が彼(夫)との距離が最も近づく前にジタバタしてしまう理由

「彼が優しくて、気持ちも言葉にしてちゃんと伝えてくれる。この人との恋愛は何も心配いらなそうだな〜」と思っていると、突如としてどんどん相手への不平不満を出てくることがあります。

カウンセリングでも、「この彼の恋愛はきっと順調にいくと思います」と言っていたのに、次のカウンセリングでは相手への不平不満が爆発していることがあります。

それは長年連れ添っている夫婦関係にも訪れることがあります。

夫婦の仲をよくするためにカウンセリングを受けて
「夫ともここまで来たので、あとは大丈夫だと思います」と言っていたのに、旦那への怒りが滝のように流れ出てくる。

過去の怒りや悲しみは時間をかけて十分に癒しているはずなのに、突如としてこのような不満が爆発することがあります。

このようなケースは自立(一人で何でも頑張れる)の人に多いんですよね。

うまくいく関係をその怒りによってダメにしてしまうケースもあります。

最後の抵抗

これは僕の中で勝手に「最後の抵抗」と名付けてます。

相手と最も心の距離が近づくステージで出てくる現象で、このステージで感じている不平不満や怒りは偽物なんですよね。

確かにイラッとすることやモヤっとすることは事実としてあるんですよね。

でも、本当はそこまで腹を立てることではないことを100倍、2000倍にもしてしまいます。

このようなケースがありました。

夫婦関係がうまくいかずにカウンセリングにやってこられた方がいました。

夫婦間のこと、幼少期に抱えていたこと、カウンセリングで時間をかけて丁寧に癒していきました。

その効果が出てきたことを実感もしていて、夫婦のコミュニケーションも心地よい時間が増えてきています。

「いろいろあったけど、この人と一緒にいて良かったと思います。」そうおっしゃるようになっていたある日、事件が起きます。

夫が食事の後に食器を水につけてシンクに置いてなかった。

それにすごくイライラして、「もうこの人とやっていけない!!!」と。

今までの怒りや悲しみも癒してきて、これから夫婦の中がもっと良くなるが分かっているし実感しているのに噴火してしまうのです。

この最後の抵抗を乗り越えたあとでお話を聞いてみると

「別に普段から夫は食器を水につけることなんてしてなかったし、それが気になったことなんて今までも一度もありませんでした。でも、あの時はそれが世界で一番許せない行為に思えたんですよ。なんであんなに私を怒っていたんでしょうかね?」

と話してました。

まるで重箱の隅をつつくように怒りのタネを探してしまいます。

高級ホテルに泊まっているのにも関わらず、豊かさや幸せよりも落ちているほこりを探し続けるのです。

これが最後の抵抗なんですよね。

「〇〇さんがきっと暴れたくなりますから注意しておいてくださいね」

とカウンセリングで注意喚起はしているのですが、最後の抵抗をしてしまうこともあります。

その怒りがまるでリアルな怒りのように感じてしまうからです。

怒りや不満に飲み込まれてしまうんですよね。

高級ホテルの例を出しましたが、ここでのポイントは幸せや喜びを感じている状況にあるにも関わらずネガティヴなエネルギーに身を包もうとしてしまいます。

恋愛のはじまりでも「やっと理想の彼に出会いました。ラインの返事もすぐにしてくれるし、私が困っている時は優しく話を聞いてくれるんですよ」と言っていたのに、怒りのタネを探してしまうのです。

愛されることへコミット

自立女子になぜこの「最後の抵抗」が多いかというと相手の愛に身を委ねることが苦手なんですよね。

愛されることを望んでいるのに、実際に愛してくれる相手があらわれた時に身を任せることができないのです。

自立というは、ジャングルをひとりナイフ一本で切り開いて進んできたようなものですからね。「頼れるものは私一人しかいない!」と。恋人や夫がいても、心の中はそんな感じなんですよね。

その一本のナイフを手放すことが怖いんですよ。
自分の身を守ってきたものだし、障害を切り開いてきたものですからね。

ナイフを手放さなくていいように、小さな怒りのタネを大きくしているわけです。このナイフがないとやっぱりヤバイことになるかもしれないと。

ナイフがあったから安心も出来たし、幸せを手にすることができた。

その気持ちもわかります。

でも、ここからはナイフを手放しても感じられる安心と幸せを受け取ることなんですよね。

コミットという言葉があります。
決断するとか、腹を括るという意味です。

自立女子は「愛すること」にコミットはできるんですよね。それこそジャングルで日々生き抜いてきましたからね。

少々のことがあってもびくともしない。
「こんなんでビビってたまるか〜〜!!」と普通の人が投げ出しそうな難関をクリアしていきます。

でも、「愛されること」にコミットすることがめっちゃ苦手なんですよね。
それは今までのサバイバル生活の辞書にはなかったからです。

最後の抵抗で怒りが強く出てくる時ほど、実は分かっているんですよね。

今まで手に入れたくてもできなかった幸せや喜びが手に入ることに。 

あとは勇気を出すだけです。

愛されることにコミットしてみてくださいね。

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