何かしたいけど、そのエネルギーをどこに向けていいか分からなくて、悶々とすることがあります。
生き方のパターンが変わっていく時に、このような感覚になることが多いかもしれません。
「死にゲー」というジャンル
「死にゲー」と言われるジャンルがゲームにはあります。
難易度が高すぎて、すぐにゲームオーバーになるゲームです。
ちょっとしたミスでゲームオーバーになる緊張感が常にあります。ボスキャラじゃなくても少しの油断が致命的になるし、ボスキャラは何度も何度も挑むことが前提です。
難易度が高いだけにクリアした時の高揚感もとても高くなります。
やっている時は「もうこれ誰がクリアできるんだよ!」と言いながら、ゲームなのにストレスを抱えながらやっているんですけどね。
これはゲームの話なんですけど、人生も同じように生きていくことがあります。
周りに難易度の高い相手が配備されて、仕事や人生のミッションも難しいことばかり。
「なんで私がこんなに目に!!」と思いながら、ガッツと気合いで乗り越えていきます。
嫌だけど、乗り越えてきた自分もどこかで誇らしいんですよね。
パワーが有り余ってくる
気合いと根性で乗り越えてきたトロフィーが集まっていくわけですが、それはそれでしんどい道のりです。
心理学やカウンセリングを学んで、それまでのパターンを手放していきます。
パターンが変われば、人生ゲームの難易度も変わってきます。何年もかけて攻略してきたボスキャラ(お母さんとか、お父さんとか、夫とかetc)も弱体化していきます。
仕事でもハードなミッションを自分で抱えることもなくなるので、「仕事はしているけど、なんかこれでいいのかな?」くらいに緊張感が下がっていきます。
「死にゲー」だったのが、「ぬるゲー」になっていきます。難易度が優しくなって、まるでぬるま湯に浸かっている感覚です。
「えっ、これでいいの?大丈夫なの?」と。
難易度を戻そうとするけど
始めの方は「ぬるゲー」になっていく過程で、あえて強敵を設置したり、難攻不落のイベントを捏造したりします。
でも、生き方のパターンを変えていけば、難易度をハードにすることが逆に難しくなります。
自分ひとりで抱えられない荷物は人に頼れるようになっているし、自分の心を削ってまで誰かの依存を引き受けることもしません。
どうしても人生の難易度が下がってきてしまう。
まぁ、いいことですよね。
流れにまかせておく
今まで「死にゲー」をやっていた時は、かなりのエネルギーを消耗していたわけですが、「ぬるゲー」になってエネルギーは消耗するどころか溜まっていく一方になります。
そこで今日のテーマに繋がっていくわけですが「めっちゃエネルギーがあるけど何をしたらいいか分からんくて逆にモヤモヤするぜぃ」になります。
まぁ「ごちゃごちゃ言わんと、好きなことをやったらいいじゃん!」なわけです。
ボーナスタイムなんですよね。今まで頑張ってきたご褒美です。
有り余るエネルギーを好きなことに注ぎ込んでもいいし、別にそのエネルギーを使わずにぐうたら過ごしてもいいし、やりたい放題、なんでもウェルカムです。
すぐに何かしたいことが分からなくても全然大丈夫です。
勝手に人生のイベントが向こうからやってくることもあるし、溜まっているエネルギーを適度にガス抜きしながら丁度いい感じに生きていく感覚を身につけることもあります。
「ぬるゲー」になってきたのは、人生の余計な障害物がなくなったことを意味します。
なので、勝手にあるべき方向に進んでいくというか、自然になるようになっていきます。
なので、何も心配しなくて、その時、その瞬間に、思ったように生きていく!を大切にしていきましょう!
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