好きなことをやろうした時に、
新しいことにチャレンジしようとした時に、
「どうせ、それやっても意味はない」
「こんなことをやっても無駄」
という声が頭のどこかから聞こえてくる。
さっきまで高まっていたモチベーションが下がる。
勢いでやるのをまずはストップさせて、ひとまず落ち着いて考えてみる。
考えれば考えるほど、モチベーションはますます下がっていく。
「やっぱりやめておこう」
何か始めたいけど、何も踏み出せないまま時間だけが過ぎていく。
そんな自分が不甲斐なくみじめな気分になってしまう。
こんなことはないでしょうか?
その声って本当に自分の気持ち?
「どうせ、それやっても意味はない」
「こんなことをやっても無駄」
それって本当に自分の気持ちなのでしょうか?
小さい頃に誰かに言われた言葉ではありませんか?
お母さん、お兄ちゃん、学校の友達、、、、
あなたが経験するよりも先に一方的に判断されてしまったかもしれません。
それがいつしかチャレンジする時の足枷へと変わってしまったかもしれません。
自分の可能性に無意識に制限をかけてしまうのです。
「あれやってみたい!」「これ楽しそう!」「ワクワクする!」
好きなことや新しいことにチャレンジする背中を押してくれる感情に「意味ない」「無駄」「どうせ続かない」と蓋をしてしまいます。
ひとまず落ち着いて考えよう!
それは賢い判断の場合もありますが、思考を巡らしていく間に感情の蓋はどんどん強くなってので、時間をかければかけるほど「やらない!」という決断になる可能性は上がっていきます。
自信を失っていく原因になることも
チャレンジが出来なくなっていく理由は失敗経験だけではありません。
「やりたいけど、、、やっても無駄に終わる」
そう思って躊躇していく度に自分を小さく扱ってしまいます。
「何も出来ない自分」と自己価値を下げてしまうのです。
明確な理由があれば違いますが、根拠のないネガティヴなイメージを理由にやめてしまうことで、チャレンジして失敗するよりも自信をなくしてしまうことがあります。
実はチャレンジして失敗した経験は役に立つことがあります。
物事は思い通りにならない。
はじめからすぐに上手くいかない。
しっかりと準備しておけば大丈夫!
失敗から学ぶ経験や教訓があるので、それが心の支えになってくれるからです。
失敗すら経験することなくやめてしまうことで、何も教訓や経験値を得ることなくネガティヴな自己イメージばかり強化してしまいます。
もうネガティヴ判断はいらない!
「意味はない」「どうせ無駄!」
それって実は何の根拠もない言葉なんですよね。
やってみて楽しくなかったらやめればいいですし、上手くいかなくても楽しめるなら続ければいいだけです。
上手くいくように練習すればいいし、自分に向いてなければ辞めてもいいわけです。
単純にそれだけなんですよね。
そこに「無駄」とか「意味ない!」とか判断を下す必要がそもそもないわけです。
この世のすべてを「無駄」と思えばすべてが「無駄」に思えるし、この世のすべてに「意味はない」を思えば意味はありません。
「無駄」「意味はない」
そう誰かに言われた時に自己イメージとネガティヴな感情をくっつけてしまっています。
やりたいことを止められて、好きなことにストップをかけられて、そこで飲み込んだ感情がまだ燻り続けてしまうのです。
心を軽くするために吐き出していく
とてもショックだったんだと思います。
大好きなものやワクワクをするものを前にストップをかけられたわけですからね。
感情をグッと飲み込むことで、傷が深くならないように心が防衛反応を起こしているのです。
その時に飲み込んだネガティヴな感情が大人になっても足枷になっています。
ただの言葉にいつまでもネガティヴな感情が重しとなっているので、心を不自由にしてしまうのです。
あの時に言えなかった気持ちはなんでしょうか?
それを書き出して、吐き出していきましょう。
そこで溜め込んでしまった感情を手放していくことで、心は軽くなっていきます。
「どうせ無駄になる」「やっても意味はない」
それらの声が頭の中で囁いていくのをやめていきます。
好きなことをやってみて、やりたいことにチャレンジして、いっぱい失敗して、いっぱい楽しんでいけばいいのです。
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