ブログタイトルのまんまなんですけどね。
テスト前に勉強よりも部屋の片付けを優先させることがありまして。
このように人生のメインストーリーよりもサブクエストに時間とエネルギーを注いでしまいます。
テストの結果を返却された時に後悔と、結果の隠蔽(言い訳、八つ当たり、正当化を含む)を繰り返して、それまた不毛な時間とエネルギーを使います。
「やるべきことやった方がコスパ良くね!?」なわけです。
でも、恋愛でも、仕事でも、サブクエストにハマっていきます。
「こんなことしている場合じゃねぇ!!」と自覚していることもあれば、「今の私にはこれが大切なんじゃい!!」とサブクエストをメインストーリーと思い込むこともあります。
本当はめちゃくちゃ自分が恋愛したいのに、その気持ちを抑えて「私はもう恋愛とかいいから!」みたいな顔をして、後輩の恋愛をアドバイスする。
自分の夫婦の問題が全然片付いてないのに、ママ友の相談に乗って「こんなことしている場合じゃない!私も上手くいっていないのに」と不安と恐れを抱えている。
そんな恋愛相手に突っ込まなくてもいいのに、「私の幸せよりも、彼を幸せにすることが私の幸せなの!」と恋愛する気ない男を運命の相手として奉ってしまう。
「今日こそはブログ書くぞ!」と思っていても、SNSで見つけた美味しそうなカフェの情報収集をする。
旅行に行きたいのに、仕事の予定を詰め込みまくる。もうずっと旅行に行けてなくない!?
etc。
人によって何がメインストーリーか?サブクエストなのか?変わってきます。
正当化する心理と逃避回避したい心理
「人生が進むのがこわい〜〜〜!」とカウンセリグ中に悶絶される方もいまして。
「じゃぁ、なんでカウンセリング受けに来てるの!?」とツッコミを入れさせていただきます。
メインストーリーを進めることに抵抗や恐れを感じることがあります。
恐れや抵抗を回避する手段として、サブクエストは役に立つわけです。
本当は悪の魔王を倒すことが目的なのに、立ち寄った村の村人に「珍しい獣の毛皮を取ってきて欲しい!」と頼まれて、それに熱中するわけです。
「いや、魔王も倒しに行くよ!?でもさ、困っている村人の声も聞いてあげるのが勇者じゃない?いや、人として大切じゃん!毛皮取ってきたら、魔王の城に行くからさ!!」
自分の選択を正当化していきます。
試験勉強の時に「掃除」というサブクエストを始めるように。「いいこと」とされる行動や選択の方が心理的に正当化しやすいですからね。
サブクエストが悪いわけではありません。メリットもあります。
問題はサブクエストに没頭して優先順位が分からなくなっていることです。
「よし、珍しい毛皮も取れたし、村人も喜んでくれたし、魔王の城に、、、。えっ!?森の奥にある泉の水を汲んできて欲しい!?う〜ん、よし!まかせろ!!」
こんな感じで、サブクエストマスターになっていきます。
本当は何を大切にしたい!?
「人生サブクエスト多すぎじゃねぇ!?」と思われる方もいますよね。
自分からサブクエストを作り出していることもあるけど、「勝手にサブクエストが向こうからやってくるぜ!」と。
「何を大切にするか?自分がしたいことは何か?」
メインストーリーにコミットしていない状態では、サブクエストの波に翻弄されてしまいます。
コミットは決断すること、そして優先順位を決めることでもありますからね。
「この仕事を成功に導きたい!」とコミットできれば、不要な飲み会も断ることができますし、「まずは私が幸せになること!」とコミットできれば、面倒な悩み事に首を突っ込まなくなります。
また、別の見方をすれば「何を大切にするか?自分がしたいことは何か?」を見つける為に、いろいろと出会いや学びを増やしたい!って動機があればサブクエストはメインストーリーに繋がる大切なイベントになります。
サブクエストに翻弄されて、エネルギーと時間を消耗している時は、コミット力を試されているわけですね。
「本当は何を大切にしたいの?」と。
メインストーリーを進めるには?
不毛なサブクエストに翻弄されている時は、心地よさよりも、ネガティヴな感情が溜まっていきます。そこがまずはメインストーリーか?サブクエストか?の判断にもなります。
感情や感覚が見極める鍵ですから、思考が強くなりすぎている時には判断が難しくなります。途中で書きましたが「正当化」する際には、思考の力を使ってますからね。
感覚や感情を抑え込む為に理論武装していることもあります。
「〇〇するべき!」「〇〇しなければ!」と。厄介ですよね。
でも、逆に言えば、思考を手放して、感覚や感情を大切にして、自分の内面を掘り下げていくこと。それがメインストーリーを進めるきっかけになります。
番宣になりますが、次回のイベントも、そこを目的にしています。
再生の物語とは、自分が何を大切にしていくのか?見つけることでもありますからね。
あとは、ツッコミ役を周りに作っておくといいです。
サブクエストは熱中することがあります。熱中できるからサブクエストにするわけで、メインストーリーから目を逸らす必要がありますからね。
「お前、村で農作物作ってばかりで、全然メインストーリー進めてないじゃん!」って友達にツッコミを入れてもらうことで、「あっ!ついつい村の畑を広げることに夢中になっていた!勇者でなくて農林水産大臣になるとこだった!」と気付くことがあります。
試験勉強中の掃除も、時計を見た時に「あれ!もうこんなに時間経ってる!ヤバイ!」と気付けますよね。
アラーム役、ツッコミ役が本来のやるべきことに気付かせてくれます。
春からカウンセラーのサポート制度をスタートさせたんですが、やっていることはほぼツッコミです。「あえてサブクエスト(問題)作ってない?」「メインストーリー進めてる?」と。
サブクエストは時間とエネルギーを消耗するにはもってこいですからね。才能や想いを発揮する場面では恐れや抵抗も強くなることがありますからね。サブクエストは回避先として便利なわけです。
ツッコミ役を作ることは、「自分一人でやる!」を手放すことかもしれません。相手を信頼していなければ、どれだけツッコミを入れてくれても「お前に何が分かるんじゃい!」とキレ散らかしてしまいますからね。
疑いを手放す必要があります。
友達でも、パートナーでも、家族でも、メンターでも、お師匠でも、自分の人生への疑いが相手への疑いに変換されていきますからね。
相手を疑っている時は、自分を疑っている時かもしれねぇ!わけです。
そう!メインストーリーを進めてない時は、自分を、将来を、価値を、想いを疑ってないかい!?なわけです。
感性や感覚、心地よさ、感情を信頼して、疑いを手放して、メインストーリーを未来へ進めていきましょう。
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