今回、「仕事」とタイトルについてますが、
メインテーマは「傷付いた男性性を癒す(自立を緩める)」です。
傷付いた男性性(自立)を癒す鍵は女性性になるのですが、じっくり感情を優しく感じていくことです。
後半はセッションを通じて自分の感情を丁寧に扱っていきます。
いつでも、どんな時でも、ずっと脱げなかった自立の鎧を脱いで、
ずっと隠れて、痛みに耐え続けているあの時の自分を迎えにいきましょう。
もう大丈夫!と。
助けて言えない、言えなかった自分を愛すること。
過去の遺産である恐れに飛び込む勇気です。
【仕事を作ること、続けること、自分を愛すること】
日時:5月25日(土曜日) 14時開始〜17時半頃終了(予定) ZOOMにて開催
料金:¥8,470円
※セミナーはZOOMのカメラをONにして受講してくださいね。
以下の予約サイトから申し込みをお願いします。
目次
講座の概要は!?
先日、ご縁があって「自分で仕事を作ること、続けること」をテーマにお話をさせていただきました。
これから独立して起業する方達やフリーランスとして活動されている方に向けたクローズな場でのお話会でした。前半部分はそれをオープンに多くの方に向けてブラッシュアップした内容をお話していきます(先日使用した資料↓↓)
後半は「傷付いた男性性(自立)」をテーマに、ディープな内容へと深掘りしていきます。傷付いた男性性をどう癒していくのか?実際にワークをやっていきます。
私たちは仕事を通して社会と繋がる時に、この「自立」は大切なテーマになるのですが、傷付いた男性性(傷を抱えたまま自立していると)が孤独と孤立を引き寄せて、不毛な競争を繰り広げて、ハードワークで心を見失っていきます。
(傷付いた男性性は恋愛にも影響していることがります)
成功しても嬉しくないし、仕事を進めていくワクワク感も感じられない。
「〇〇すべき!」「〇〇してはいけない!」「〜〜は間違っている!」と常に不安と怒りを原動力にするので、心が死んでいきます。
夢や目標に向かって突き進んでいたつもりが、燃え尽きていきます。
どんな人に向けた講座!?
仕事で悩みを抱えている人はもちろんですが、人間関係や人生が何だがうまくいかないと感じている人にも参加してほしいと思ってます。
傷付いた男性性(自立)がテーマの問題は誰にでも起きうることなんですよね。
・ひとりで頑張ることの限界を感じているけど、ひとりで頑張り続けてしまう
・自分を追い込む癖をやめられない
・ハードワーク→倒れこむ→ハードワーク→倒れこむの繰り返しで、自分の心も体も誤魔化しながら働き続けている
・常に孤独と怒りを感じながら仕事をしている。
・成功したいのに、成功して影響力を持つことが怖い。成功しても虚しくなるだけで嬉しくない
・過去の成功体験があるけど、あの時と同じように頑張りたくない!
・幸せや喜びを受け取れない!厳しい環境を選んでしまう。
・恋愛でも自立しまくって、上手くいかねぇぜ!
不安にさせられている!?
それでは前半部分の内容ですが。
「自分で仕事を作っていくこと、続けていくこと」
夢や志があっても不安になることはたくさんありますよね。
不安になるから情報を集めるし勉強もします。でも、この時代は良くも悪くも情報が集まりすぎてしまいます。
たくさんの情報から自分に合ったものを選ぶ必要があるのですが、その選ぶ基準すらわかりませんよね。
「仕事で成功するために毎日〇〇をしろ!」
「〇〇しても意味はない!結果が出ない!」
「うまくいっている人は〇〇やっている!」
そんな言葉に振り回されて、不安を大きくしていませんか?
周りの人と比べて競争して自分を追い込むことに疲れていませんか?
もちろん、それらの情報がネガティヴなものだと決めつけているわけではありません。自分の仕事に役立つ大切な情報もあると思います。
でも、情報に振り回されて、不安を強くして、結果的に、自分がやりたい仕事への情熱も時間も削がれてしまえば、意味はありませんよね。
大きな目標に苦しめられることも
「好きなことを仕事にしたい!」
その情熱がいつしか情報に振り回されて、自分の心を削らないように。
今の自分に必要なこと、これからの未来に必要なことを選択していく必要があります。
私たちは、周りからの情報だけではなくて、大きすぎる自分のヴィジョン(目標)にも振り回されることがあります。目標を持つことは悪いことではありません。
でも、私たちのエゴの声は、自分の目標を使って、自分を攻撃することがあります。「〇〇すらできてない!」「他の人はすぐに成功したぞ!」と。
これも一つの競争の罠なんですけどね。
自分で仕事を作ること
「自分で仕事を作っていくこと」
それはもちろん、サービスや商品を作ることでもあるのですが、今の自分に必要な課題や仕事を適切に作ってあげることでもあります。
先日のイベントでは、このようなお話をしました。
「もし、自分が社長で、自分を社員として雇っている株式会社『自分』だと思ってください。社長である自分が、社員である自分にパワハラ、モラハラと呼ばれる仕事の量や達成目標、叱責の言葉でプレッシャーを与えていませんか?株式会社『自分』は超ブラック企業になってませんか?」と
スタートアップや逆境の時は、歯を食いしばって頑張ることも必要です。でも、それを24時間265日何年も続けることはできませんよね。
株式会社『自分』は常に社長である自分と社員である自分が、一緒にいますからね。気が付かないうちに超ブラック企業になることがあります。
続けていくこと
地球も一つしかないし、心も一つしかありません。
持続可能な株式会社『自分』である必要があります。
心も、体も削り続けないように。
大金を稼ぐこと、有名になること。
それらも成功の一つかもしれません。でも、「続けていくこと」も立派な成功の一つだと思います。
自分で仕事を作って続けることは、自分の心と身体と持続可能な関係を作ることです。自分に厳しすぎても燃え尽きてしまうし、適切なヴィジョンを見失ってしまえばやる気もなくなっていきます。
組織や会社で働いている時は、良くも悪くも仕事が勝手にやってきます。やる気があっても、燃え尽きていても、勝手にやってくるわけです。
でも、自分で仕事を始めたら、勝手に仕事はやってきませんからね。心と身体のバランスを取りながら、モチベーションを作り続けることも必要になってきます。
傷付いた男性性とは!?
ここから後半の内容ですね。
自立と依存という言葉はこのブログでもよく出てくるキーワードですが、自立は【傷付いた男性性】とも言います
私たちの心は【依存→自立】とステップアップしていくのですが、【依存→自立】へとステップを進める時に、実は傷付いた心を隠し抱えます。
依存時代に誰かに頼ったり、期待をしたり、周りに求めているものを拒否されて傷付き、「もう傷付きたくない!」と自立していきます。
もちろん自立することはメリットもあります。自分で決断して、自分で行動することが必要な場面もたくさんありますからね。
でも、傷付いた心を抱えたままでは、デメリットもあります。
孤独と孤立で燃え尽きる
傷付かないように「正しさ」を纏いますし、誰にも頼らなくていいように、すべてを一人でできるようにします。これがハードワークに繋がります。些細な感情に振り回されている場合ではないので、感情をシャットダウンしていきます。
自立はそうやって孤独と孤立を手にしていきます。自分が傷付かないように作り上げた生き方やルールですが、心の奥底に痛みを隠したままで、その傷に触れないように他者との繋がりや感情的な繋がりを切ってしまいます。
株式会社『自分』がブラック企業になるのも、ハードワークでも燃え尽きるのも、ビジネスで成功しても幸せを感じられないのも、ワクワクやドキドキの情熱を見失って暗闇の中で孤軍奮闘するのも、この傷付いた男性性の影響である場合があります。
【経営者の孤独】という言葉がありますが、それは【傷付いた男性性の孤独】とも言えるかもしれません。
成功している方で「みんなに応援されて励まされてここまで来れました!皆さんのおかげです!」と周りの方と感情的な繋がりを感じられている人もいれば、「周りがやらないから自分でやるしかない!」「経営者には誰にも理解されない!」と感じられる人もいますよね。
これは別に経営者だけとは限りません。どんな仕事で、どんなポジションで働いていようが、傷付いた男性性を抱えているとしたら、周りの繋がりを感じられずに孤独になっていきます。
仕事ができても、周りに人がいても、孤独と孤立を抱えていきます。
成功するの怖さと虚しさ
傷付いた男性性で頑張り続けると、いつしか限界を迎えます。
「もっと〇〇したら集客もできるし、過去にそうやって成功した実績もあります。でも、あの時のように頑張って成功しても意味がないと思うんです。周りに勝つ為に怖くて必死にやってましたが、もうそれはいやです。」
「売り上げは上がっているけど、何も嬉しくないんです。〇〇ちゃんの為ならと周りも応援してくれるけど。自分の為にお金を使うのに罪悪感を感じるし、何のためにお金を稼いでいるのか、わかりません。いいお家に住みたいし、いいご飯も食べたいけど。仕事へのモチベーションが沸かなくなりました」
周りから見れば羨ましい悩みかもしれません。でも、同じように成功することへ虚しさを感じていてる人は少なくありません。
食べていく為に働くしかない!ハードワークで疲弊した身体に鞭を打って、栄養ドリンクで覚醒させるようにあの手この手で自分を誤魔化し続けているかもしれません。
傷付いた男性性を女性性が癒していく
今回の講座では、後半部分は解説よりも癒しにフォーカスを当てて進めていきます。
傷付いた男性性を癒すのは女性性のエネルギーが鍵になります。男性性は思考的な正しさを優先させることがあるのですが、それを緩めるのは女性性の感情的な繋がりなんですよね。
恐れからの競争を手放して、安心感を感じること。
傷付いた男性性が抱えている依存時代の傷を癒す為には、それが必要なのです。
感情を感じていくことテーマにセッションをやっていきます。自立の鎧の隠した感情を丁寧に時間をかけて感じていきます。
感覚的な表現になりますが、自分の中で女性性と男性性がちゃんと手を繋いでいることが大切なんですよね。
そのバランスが崩れて、女性性と男性性の連携が取れなくなった時に、現実に問題を引き寄せていきます。(作り出すと言ってもいいかもしれません。)
なぜ、「自分を愛すること」なのか?
今回の講座のタイトルですが、「仕事を作ること、続けること、自分を愛すること」にしました。
いろんな考え方があると思うので、これは僕個人の考えなのですが、仕事を通して人と繋がり、社会と繋がっていく上で、それが自分を愛することに繋がってほしいと思うのです。
好きではない仕事している人もいるし、「食べていく為に」と割り切って働いている人もいると思います。
だから、絵に描いた理想論と思われるかもしれませんが、それでも自分を愛することに繋がってほしい。
傷付いた男性性をテーマに取り上げたのも、それが理由です。
傷付いた心を隠して抱えて自立する。
言い換えれば、過去の傷や弱さを否定していると言えます。
隠すのは受け入れてもえないと思っているし、傷付いた自分と向き合えないからです。
自己否定と自己嫌悪、孤独と孤立、怒りと恐れ、疑いと競争が渦巻いている心の奥底に、愛を持って目を向けてみる。傷付いた男性性を癒すことは、自分を愛することでもあるのです。
自分を愛することが、自分の仕事を、人々との繋がりを愛することに繋がります。自分への愛が周りに投影されていきます。
今までは敵と思って競争していた相手に親密感を感じられるように、正しさを使って怒りを感じていたのが心に余裕を持てるように、自分が影響を持つことへの恐れを手放せるようになります。
心をすり減らすのではなくて、自分を愛して、周りと繋がってほしい。自分の幸せが周りの喜びになれるように。
そんな思いを込めて今回のタイトルにしました。
自分を取り戻す再生の物語をはじめよう
どんな傷付いても、燃え尽きても、明日はやってきます。
それは残酷なことかもしれない。
だから傷付かないように自立の鋼を身にまとっていく。
もう二度と傷付かないように。
傷付いた男性性と向き合うことは、傷だらけの身体で塩水に浸かるものかもしれない。
怖いし、痛い。
無理して手に入れたせっかくの強さを手放すのは、傷付いたあの頃に戻るように思うかもしれない。
でも、これは弱さを受け入れることで、真の強さを手に入れる再生の物語です。
あの頃の無邪気な気持ちで自分を信じられたら、夢を信じられたら、友達と手を取り合えたら。
本当に手にしたいものは、かつて自分が持っていたものかもしれない。
自立で隠した弱さをさらけ出して、痛みを受け入れて、前に進む。
そんな再生の物語を一緒に進めていきましょう
ご参加お待ちしております。
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