仕事で本や映画の文章を書くようになると
周りの人からお薦めを自然と紹介されるようになった。
それがきっかけで去年はSFを読むようになったし、
今年はこの作品でミステリーにも手を伸ばすことになった。
『medium メディウム 霊媒探偵城塚翡翠』 相沢沙呼
ドラマ化もされたこの作品は、ミステリー初心者にも読みやすくて一気に最後のページまで読み切った。
人生はミステリーそのものかもしれない。
問題を解決して開いたドアの先には新たなる謎が待っていることも、
思いもよらぬどんでん返しも伏線回収もある。
カウンセリングを仕事にしていると
人生は伏線回収の連続だなと思うことがある。
許せなかった父親の愛情を20年以上越しに回収することがある。
もう二度と平和に話せることがないと思っていた相手と再会しお酒を酌み交わすことがある。
伏線回収も、どんでん返しも、人生には溢れている。
探偵は依頼者に持ち込まれた謎を解き真実を見つける。
カウンセラーも探偵も似たようなものかもしれない。
絡み合った感情を解いていく。
恋愛の相談でやってきた方がカウンセリングをしていく中で家族との仲を取り戻していくことがある。
仕事の相談にやってきた方が旦那との関係を取り戻していくことがある。
その問題は怒涛の伏線回収のきっかけかもしれない。
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