恋愛

音信不通の彼と付き合えても、本当に幸せなの!?


あなたの好きな食べ物を1つ思い浮かべてください。

その好きな理由は言葉に出来ますか?

好きというのは、

感覚的なもので、それを言葉にして、

誰かに伝えようとすると、その繊細感覚の一部が漏れてしまうような、

その言葉の表現を使っても正解に満たないように思えてしまいます。

これは食べ物だけではなく、

好きな人にも言えることかもしれませんよね。

「あの人のどこが好き?」

と聞かれても、その言葉で全て言い表せない感覚になります。

本当に彼のことを好きなの!?

『音信不通になる彼と付き合えたとしても、

私は本当に幸せになるのか?』

お付き合いしてたのに、突然連絡が来なくなった。

ある日デートをドタキャンされて以来、彼に会えなくなった。

このような男性をどう攻略すればいいのですか?

諦めた方がいいですか?それともまだ可能性があるのなら、、、?

このような状態の時に、

もし友達に相談でもしたのなら、

『どうして、そんな彼のこと好きなの?

だって〇〇のこと大切にしてくれないんだよ?』

と友達から説教されたり、他の恋愛をオススメされたりすることもあるでしょう。

もちろん、

自分自身でも、

『他の人と付き合った方が幸せになるのかな?』

といった疑問は頭の中に何度も登場しているかもしれません。

こういった場合、

男性心理の側面から彼が連絡してくる可能性をあげたり、離れていかないようなアドバイスをさせてもらいます。

でも、

男性心理を攻略しただけでは、

その問題の50パーセントをクリアにしたに過ぎないかもしれません。

残りの50パーセントは

「あなたがどうしたいか?」

それを徹底的に見ていきます。

『いや、彼と付き合えたら、

それで私の願いは叶うことが出来るんですよ?』

と言いたくなるかもしれませんが、

それでも、自分の気持ちに徹底的に向き合うことを勧めています。

何故ならば、

彼から連絡が来ることが目的ではなくて、

その先に《あなたが幸せを感じる》ことが目的だと思うからです。

本当の幸せって!?

例えば、

「彼を大きな愛で受け止めてあげよう」と、

彼のどんな態度を許していった先に、

彼があなたの愛に応えてくれて、

反応や行動を変えるのならば、それは最高に幸せですよね。

でも、

彼があなたのことを何でも許してくれる都合のいい女性と思って、近付いてくるのならば、

それは悲しいですよね。

つまり、

『彼が近付いてきてくれることが、

本当にすべてあなたの幸せに繋がるのか?』

それは考えておく必要はあります。

そこで、

冒頭の話に戻りますが、

好きな気持ちは、

理由も説明もできない感覚があります。

でも、それでもその理由は自分に問い続けて深掘りして欲しいのです。

感情は時に、

自分に嘘をついてしまうことがあるからです。

なぜ、気持ちは嘘をついてしまうの?

彼のことを追いかけているモチベーションに、

『彼のことが好き』以外のものがくっついて、

それに気付いていないのだとしたら、、

偽物の感情を埋めるために、

彼を追いかけてしまっているのなら、

彼が振り向いてくれたとしても、

あなたが満たされることはないかもしれません。

寂しくて、泣きたいのに、

それが出来なくて、怒ってばかりいても、

本当の気持ちである《寂しい》は、

いつまでも消えないどころか、

それを隠すための怒りもいつまでも消えないままですよね。

少しパンチの強い質問を書いていきますが、

『何故、自分と向き合ってくれない人を追いかけるのか?』

『今が決して幸せじゃないのに、彼のことを好きと言えるのか?』

『私には彼しかいないって、なぜ思うのか?』

ちょっと向き合って欲しいんですよね。

キッパリと答えが出せなくても、すぐには何か思い浮かばなくてもいいです。

また、「このような質問は何度も自分でもしてきたよ」って方もいるかもしれません。

心が決まれば現実は関係ない!?

僕も昔うまくいかない恋愛をしてことがあります。

連絡も返って来ないし、デートはドタキャンされるし、

友達に話をしていても、「その人のどこが好きなの?」「だいたい、そんな人と話し合うの?」と言われたり、、、。

今、思い返してみると、

その人のことを諦めてしまうことは、

自分の中にある何かを諦めてしまうような気がしてたのだと思います。

それは、

その人を好きでいなくなってしまう自分を許せなかったし、

(人を好きではなくなることを許可できなかった)

自分の愛の強さを、愛の価値を証明しようとしてたのかもしれません。

こんなに彼女のことを思って、

『俺っていい人だよね?頑張っているよね?』

言葉にしたら、こんなに単純なものではないですが、

そんな気持ちもあったのかもしれませんね。

その時も心理学は勉強していましたし、

見捨てられないという葛藤もあったのかもしれません。

でも、

それらの想い、

1つ、1つが当時の僕を幸せにしていたか?

というと、そうではないんですよね。

『自分を幸せにしない想い』なのに、

それを握りしめていました。

持ち手にトゲトゲの付いたスコップで、

穴を掘り続けるのような、

どこにゴールがあるのか分からない葛藤や矛盾を抱えてました。

僕のの葛藤や矛盾を埋める(補完)する為に、

恋愛しているのであれば、

その当時の彼女も幸せを感じることは出来なかったのでしょうね。

その恋愛がどう終止符を打ったかというと、

ある時、自分の中で、

「自分を幸せにしない想いはすべて捨てて、

幸せになることを決めたんですよね。

それで、彼女も幸せになれるのなら、僕がそばに居なくてもいいし、

僕が幸せになるなら、彼女がそばに居なくてもいいや」

そう決めました。

まるで土砂降りの中で、

濡れてグチャグチャと

気持ち悪いスニーカーを履いていたのが、

スッキリと晴天の中で、

新品のお気に入りにスニーカーを

履いて歩くような爽快な気分になったのを今でも覚えてます。

現実は何も変わらないけど、

心を決めた瞬間にすべてが今までと変わりました、

そして、

その後が、僕の心模様を追いかけるように、

現実も変わっていきました。

彼がどうであるかよりも、

自分がどうありたいか?

腹の底から、徹底的に、

向き合ってみてください。

関係は変わらなくても、

あなたが幸せを感じることができますし、

あなたの幸せが、

彼に愛を注ぐことなら、

我慢や忍耐という言葉はいらなくなりますし、

何もしなくても、あなたの心が満たされていれば、

現実が変わってくることもあります。

心の中にある葛藤や矛盾を、

彼の態度や二人の状況によって、

埋めようとはしなくてもよくなるかもしれませんね。

彼を諦めても、待っていても、自分を幸せな状態にキープすることはできるんですよね。 

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