恋の終わりは、どうしても「足りなかったこと」「できなかったこと」に目が向かってしまいます。
「ああすればよかったのに、、、」と後悔がずっとずっと膨らんでいく。
でも、どうなんでしょうね。
本当に何か足りなかったから恋が終わるのでしょうか。
私たちは成長する過程で手にするものあれば、手放していくものもあります。
自転車の補助輪がなければ走り出すことができなかったのに、いつの間にか補助輪を外すことができて、補助輪の存在すら忘れていることがある。
そんな風に、心が成長したから、手放す恋愛があります。
自分の目標や未来の幸せを見つけ出すことが恋の終止符になることもあるし、それまで抱えていた傷が癒やされることで卒業する関係もあります。
恋の終わりに「何か自分に欠陥がある」と思い込まなくていいです。
その思い込みが過去の恋愛への執着を生み出して、次の恋愛へに抵抗を生み出します。
一つの恋愛を通して何を感じて、何を得て、何を手放して、大人になったのだろうか。
自分のダメな部分を探すのではなくて、そうやって一つの恋が育ててくれた自分を探してみましょう。
「自分が成長したこと」
それを受け取ることで、その恋愛を手放して、次の恋愛に進めることがあります。
立派に愛して真剣に悩んだ恋ならば、たくさんのことを教えてもらったはずです。
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