デートはしてくれて、その時に一緒にいて楽しいとか、嬉しいそうなんですが、
それからラインがぱったり来なくなります。
長いと2週間くらいかな、
私の方から連絡すると返ってきます。
もっと連絡して欲しい。
寂しいとは伝えていて
彼も『分かった』と言ってくれますが、
連絡は来ません。
こういう男性の背景にあるものとは?
彼にどう伝えれば分かってもらえますか?
(H.様)
皆さんも、こうゆうタイプの男性にどうしたらいいの?と悩まれているかもしれませんね。
女性への気遣いは出来るし、どうやら私のことを好きと思ってくれているようなのに、距離が縮まらない。
僕の最近のブログに頻繁に登場するタイプですね。
今までは男性の心理背景に過去の失恋の傷や自信のなさが隠れているとお話しましたが、
今日は、もう一つの側面からスポットライトを当てて見ていきましょう。
親密な距離の相手にどう接したらいいか分からない!?
人は親密感を感じるために『つながり』を作りますよね。 友達でも、恋人でも、会社や学校の仲間もそうですよね。
仲良くなればなるほど、親密感も増えていき安心感も増えていきます。
また、自分の気持ちを素直に言えるようになるので、喧嘩出来るようになります。
『喧嘩するほど仲がいい』と言葉があるように、親密感がなければ、また喧嘩も出来ないのです。
他人<<友達<<恋人のように心の距離がどんどん近付いてくるとしますね。
言い換えたらどんどん気を使わない距離になっていきます。
この『気を使わない』距離に男性が慣れていないことがあるんですよね。
心の距離が近付いて親密感が増えていく、どんどん気を使わない距離になっていくけど、その『気を使わない相手』にどう接したらいいか分からないんです。
なので、距離が縮まりそうになると、『気を使う距離』を保とうとするんですよね。
男性の中では、気を使う距離の相手には、文字通り気を使って、丁寧に優しく接することが出来ます。おもてなしをすることが出来ますし、相手の方からしたら、彼は好印象にもなると思います。
これはビジネスでも、社会生活でも役に立っているので、その部分では無意識かもしれませんが自信もあるわけですよね。
だから、その距離で人と接していると彼も楽だし、周りの人にも喜ばれると思っているワケです。
そこに、距離がどんどん近付いて『気を使わない距離の相手』が出来てしまうと、どう接したらいいか分からないのです。
例えば、
僕の父親は祖父が商売をしていたので、幼い頃に家族団らんというものを経験してません。
すると現在、父親は子供の頃には出来なかった家族が集まることが好きなのですが、どうしたらいいか分からないので、みんな集まっているのに本を読んだりしてます。
想いはあるのに、どうしたらいいか分からないワケです。
話を戻しますが、
距離が縮まらない男性にも、似たような心理背景があるのかもしれません。
そして、彼のおもてなしや人を喜ばせることが出来る距離というのが、あなたにとって寂しさや不安を感じる距離になってしまうのです。
これは彼は頭では理解しているかもしれませんが、ハート(心・感覚)的な部分、無意識な部分では理解出来ていないことが多いです。
親密感に慣れてない男性の攻略法
で、このタイプの男性を攻略するには、
あなたが『気を使わない』ことですね。
『気を使わない相手』との接し方が彼が分からないのであれば、あなたがリーダーシップをとって、先生となって教えてあげる必要があります。
これは口頭や文章で伝えるというより、
あなたがいかに楽しんだり喜んだり、親密感を感じたりするか?がポイントですね!
「親密感ってこんなに素晴らしいんだ!」って彼が深層心理でキャッチ出来れば距離は自然と縮まりますからね。
メッセージに『私にも同じようなところが、、、』とありましたよね。
親密感を感じる距離に対してどうしたらいいか分からない男性を追いかけている女性は、その女性も親密感を感じる距離を苦手としていることがあります。
表面の意識では、
『彼を追いかける、彼は離れる、距離がある』と思っているかもしれませんが、
無意識・深層意識では、
『このくらい距離が離れていると、ちょっとは安心するよね〜』とまるで足湯に浸かっているように落ちついていたりするのです。
あなたが親密感の距離に対して、苦手意識を持っている部分を解除していく必要があります。
彼の気持ちを受け取る
また、
『距離が離れている男性に対して、 どうやって親密感での喜びや楽しさを表現すればいいんだ!?
彼とデートも行けなくなってしまったよ!』
という場合もあるかもしれませんね。
で、これは、
彼は距離を縮めないけど、あなたに対する想いがあるワケですよね。気持ちはあるけど、どうしたらいいか分からないわけです。
でもあなたの方から見ると、
不安になってしまうワケです。なので、彼に『こうしてほしい』とか『寂しさ』を伝えてしまうわけです。
しかし、彼はその距離の中でもあなたに対しての想いを表現しているのです。
その気持ちや想いを受け取っていかなければ、彼が『もっとあなたに近付いて想いや気持ちを表現していい』という距離が下ろせないのでする。
距離は離れていますが、
彼なり愛を感じて、親密感を感じていてあなたを愛しているのに、そこでダメ出しをくらったような気持ちがして、および腰、逃げ腰になってしまうのです。
『この距離でも女性と上手くいかないのなら、
もっと距離が近付いたら、もっと上手くいかないだろう。』
そう思わせてしまうのです。
『寂しさ』や『不安』というキーワードでは、
彼との距離を縮めることは出来ません。
距離が縮んだと思っても、彼が犠牲や我慢を感じてしまう可能性が高いので、長くは続かないかもしれませんね。
いかに、「喜び」や「楽しい」という感情をあなたが表現していくか?
いかに、見えにくいかもしれませんが、彼の気持ちや想いを受け取っていくか?
それがポイントになっていきます。
あなたが『気を使わない』ことです。
で、おそらく頭の中には『???気を使わないって?』とぽかーんとなるかもしれません。
ぽかーんとなるくらい、
あなたが親密感の中で自由に過ごすというイメージがないのかもしれません。
まずは、そこからイメージすることから始めてみてくださいね。
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