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自己評価がファッションに影響していること

婚活パーティに参加している女性から、
一番多く耳にする言葉が、
「もうちょっと服装とか気にしてくれたら、いいんだけど〜」
という男性が服装に無頓着であることです。

おそらく普段の服装なら別にいいのでしょうけど、
婚活パーティーという自分を表現してアピールする場所では

シャツにアイロンをかける。
ジャケット着てくる。
靴を磨いておく。

など注目して相手を見ます。

ファッションセンスは人それぞれあると思いますが、
『自分を演出することを気にしているか?』

『そこに神経を使っているか?』
女子陣は男性が思っているよりも気にしています。

これって、表面上は
『ファッションが好きかどうか?』
というテーマだけに終わりそうですが、

心理学のブログとして、
もうちょっと深いところを見ていこうとおもいます。

自分を表現することから遠ざかってない?

今回のブログは、
『何がオシャレか?』
というテーマを語りたいのではなくて、

自己評価(自分の内面の気持ち)が
ファッションにも影響しているかもよー!
ということです。

逆の言い方をすれば、人は自分に自信がない時に目立たないように、自分を表現しないようなスタイルをすることがあります。

これはカウンセリングをしている時に、割と明確に感じられることがあります。

自己肯定感が低くて、自己嫌悪が強かったクライアントさんがカウンセリングが進むにつれて明るい洋服を着るようになったり、ファッションに意識が向かうようになったりすることがあります。

心の変化がファッションに影響していく

『今までこんな色の洋服を着たことがなかったのですが、
これからはどんどんチャレンジしていこうと思います』

クライアントさん自身が、このように発言されることも多いです。

自分のことを大切に思うほど、
その大切なものを包むファッションを気にするようになったのでしょうね。

最高の絵を飾るには、
最高の額縁を用意しようというワケです。

『絵が最高なら、
額縁が何だっていいじゃん!』

という意見ももちろんあると思います。

ただ、
ここでは、自分のことを最高な絵と思えず、
それを理由に『額縁もどうでもいいや!』と思ってしまっているのなら、
ちょっと意識を変えてみませんか?ということです。

これはファッションに限らずに
行動や発言にも同じようなことが言えます。

自己嫌悪が強い人は、
無意識に、ワザと嫌われるような発言をしたり、行動をしてしまいます。

心の中にある自己イメージと
外側にあるリアルの自己像を一致させようとしてしまうのです。

内面を変えたかったら、額縁から!?

心理学の面白いところですが、
性格を変えたかったら、まずは言葉を変えてみること。また、行動を変えてみること。
と言われます。

性格や考え方が変わるから、
行動や発言が変わるのではなく、

言葉や発言が変わるから、
性格も考え方も変わっていくんですよね。

これはファッションやお金の使い方にも同じようなことが言えます。

自己肯定感が上がるから、
ファッションが変わるということもありますし、

ファッションが変われば、
自己肯定感も変わって行くこともあるのです。

最高の額縁を用意されたから、
それが最高の絵だと気付けることが出来たということかもしれませんね。

(お金の使い方を変えれば、
自己イメージも変わっていきます)

自分を表現することを意識してみる

初対面や関係がまだ親密ではない時には、
外側の要因(言葉、行動、ファッション)に頼らざるえないんですよね。

相手が『自分をどのように扱っているか?』は、
相手の心を開いて覗くことが出来ないので、
言葉や発言、ファッションなどを通して人は推測するのです。

(*もちろん、そこから親密になることで、
外側の要因に現れない心の内側を知ることも出来るようになりますし、
ファッションや言葉遣い、お金の使い方などは、親密感が増したり、関係性が分かってくると気にしなくても良い部分は出てきます)

例えば、
レストランなどで、
店員さんに横柄な態度を取る人が敬遠されるのは、
その人が店員さんと同じように周りの人に横柄な態度を取るかもしれないと思ってしまうからですよね。
そこに『自分のことを大切にしてもらえないのでは?』という感覚が出てくるからです。

それと同じように、
この人はファッションや言葉遣いに無頓着であるなら、
『もしかしたら、他にも無頓着なことがあるかもしれない?
それはその人自身に対してかもしれないし、私に対してかもしれない』

という感覚が出てきてしまうのです。

ファッションは

『自分をどのように扱っているか?』言葉以上の表現力を持っているのです。

あなたが自分をどう表現したいか?
そして、自分のことをどのように扱いたいのか?

その1つの指針として、
ファッションを意識してみるのもいいかもしれません。

人はネガティヴな感情に囚われてしまっているときは、
明るい色や派手な服装は敬遠してしまうことがあります。

それくらいファッションと心の中は、
深く影響していることもあります。

いざ、自分を表現しようと思っても、
分からないことも多いと思いますが、

まずはモデルを探してみてください。
『このような人になりたいな〜』と思ったら、ファッションも仕草もマネてみる。
そのうち自分でも気付かないうちに、自己肯定感も上がって、
『周りからの反応も変わっていく!』なんてこともあります。

チャレンジしてみてくださいね!

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