好きなことをしよう!
自分の気持ちに正直になりましょう!
とのメッセージを見ても、なかなかそうなれないことがあります。
嫌なことを嫌と言えないし、好きなことも分からない。
友達の負担にならないように、親に迷惑がかからないように、同僚の足を引っ張らないように、
周りに気を使って、我慢して生きてきたかもしれません。
そんな時に、
好きなことをしよう!
自分の気持ちに正直になりましょう!
と言うメッセージを見たら、
「今までの自分の頑張りや努力はなんだったのか!?」そう思ってしまう時もあるかもしれませんよね。
「だって、友達も、家族も大切だし、
人に迷惑をかけないように生きるのは普通のことじゃん。」
そんな感覚もありますよね。
「我慢や忍耐をやめてみては?」
僕のブログでも頻繁に登場するアドバイスかもしれません。
でもね、
我慢や気を使うことを否定しているわけではないんですよね。
我慢や忍耐、それは、
あなたの愛情を表現する1つの方法かもしれないし、
あなたの気持ちを主張する1つの方法かもしれません。
でも、それ以外にもあなたの愛情や気持ちを表現する方法は他にもあるのです。
大阪から東京に行くのに、
飛行機で行ってもいいですし、電車で行ってもいいですよね。
新幹線でもいいし、車でもいいし、徒歩でもいいんです。
あなたの目的を達成する手段は、
時間や費用は違えど、たくさんあるわけです。
我慢や忍耐もコミュニケーションの1つ!?
あなたの気持ちや愛情を表現する目的を達成するのに、1つの方法だけしかないことはありません。
あなたがパートナーに100回「愛している」と伝えるよりも、
心の奥底に隠していた『さみしい』を伝えることで、
パートナーにより愛が伝わる瞬間もあるのです。
あなたが我慢しているのは、
自分がもう傷つかない為にしていることもかもしれないですし、
相手の負担にならないようにしていることかもしれません。
でも、我慢や忍耐以外の方法でも、
あなたを傷つかないように守ることはできますし、
相手の負担にならない方法はあります。
そして、
今日は相手に頼って甘えても、明日は彼のために尽くして支えてもいいのです。
方法や手段はいつでも何度でも変えることができます。
あなたの想いや気持ちを伝える方法はたくさんあるのです。
そう考えると、
我慢や忍耐もコミュニケーションの1つなんですよね。
それをすることで相手に伝わるメッセージがあって、伝えたいメッセージがある。
それを意識してようが、意識出来ていなくても、
あなたの内面にある想いや気持ちをコミュニケーションしているんですよね。
メッセージを伝えることはやめなくていい。
我慢や忍耐することで、
あなたがコミュニケーションしているもの、伝えているメッセージがあるわけです。
しかし、
『我慢や忍耐をやめたら?』と提案されてしまうと、
『あなたの内側にあるメッセージをコミュニケーションするのやめていいよ!』
と言われている感じがしてしまうのです。
僕がブログで伝えたいことは、そうじゃなくて、
『あなたの伝えたい気持ちや大切にしたいことは、
もっと別の方法でコミュニケーションしたら伝わることもあるよ!』
ということです。
それが我慢や忍耐をやめて、
時に頼ることだったり、甘えることだったり、自分の好きなことをしてみたり、
それは今までのあなたの想像の範囲外にあったりします。
そう頼ることも、甘えることも、好きに生きることも、その姿や生き方を通して、
あなたの気持ちや内面を伝えるコミュニケーションであり、メッセージであるのです。
もし、あなたが我慢や忍耐をしていて、
それに限界が来ているとしたら、
そうすることで、伝えたいメッセージがあるのかもしれません。
『これだけ我慢しているので、私のことを嫌わないでください!』
『私は過去に本当に悪い生き方をしたから、これくらいは我慢します。』
『お母さんがそんなに大変そうなら、私も同じくらい我慢します。』
言葉や意識にならないメッセージをコミュニケーションしているかもしれませんね。
でも、もう我慢や忍耐に限界が来ているのなら、
もっと違う方法であなたを表現してもいいですよね。
それには、あなたの我慢や忍耐、気を使うことが、
なんのメッセージをコミュニケーションするためにやっているでしょうか?
そこに掘り下げてみてくださいね。
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