恋愛

女性性と男性性のバランスが大切!?

女性性について聞かれることが、増えてきました。

そもそも女性性って?男性性って?

それが分かったら、何に役に立つの?

女性なのに男性性を使ってる?

確かに、

ちょっと分かりづらい部分もありますよね。

もちろん女性性や男性性という言葉を、

明確に理解していなくても、困ることはないかもしれません。

僕なりに、

ちょっと解説していきます。

女性にも男性性がある!?

これを理解するのがややこしいかもしれませんね。

例えば、

人間の脳は大きく2つに分かれていて、

右脳と左脳があります。

右脳は、

想像力を扱う分野として、

芸術性や直感を働かせています。

対する左脳は、

計算などの論理的仕事を働かせています。

その他の違いもあるのですが、

右脳は芸術、直感、

左脳は計算、言語、

と簡単に区別しときすね。

そうすると、

一人の頭の中には、

それぞれ右脳と左脳があるわけですが、

人によっては、

計算は出来るけど、絵を描くのは全然ダメだ〜、

ということがありますよね。

これは、

その人の脳の働きの中で、

計算が得意な左脳が優位に働いているわけです。

だからと言って、

芸術を扱う右脳がナイわけではありません。

このようなことが

女性性、男性性にも言えるわけです。

一人の人間の中に、

女性性、男性性の両方の性質は持っています。

女性性は、

感性や感覚、感情を扱う柔らかい性質があり、

男性性は、

計画や理論など、力強い性質があります。

男性でも涙もろい人はいますし、

女性でもバリバリと計画を立てて男性性を使って仕事をされている方はいますよね。

バランスを調整する

カウンセリングで、

女性性、男性性の話が出てくる時は、

そのバランスの取り方をアドバイスさせてもらう時が、多いかもしれませんね。

絵を描くことが好きなのに、

計算ばかりさせられている環境が、

しんどくなるように、

感情を扱う女性性の部分も抑圧して、

男性性の性質ばかり仕事や恋愛で使っていては、

しんどくなってしまうことがあります。

そこで、

普段男性性が優位になっているのを、

女性性を使うようにすることで、

バランスを取っていくのです。

仕事では、

感情のセンサーを切って、

バリバリと働いていたのが、

(主に男性性を使っている)

恋愛になると、

嫌でも様々な感情を感じてしまうわけです。

彼のことが好き〜!とか、

恋愛が来ないだけで、こんなにも寂しい〜!とか、

それらの感情を素直に感じられたらいいのですが、

何か感情を感じている自分が弱くなったように、

思ってしまうこともあるんですよね。

仕事での踏ん張りが効かなくなったとか、

仕事が手に付かなくなったとか、

そんな時に、ご自身の女性性、

(感情を感じるセンサー)を

どう受け入れていくか?

バランスを取っていくか?

がポイントになります。

家事や育児に追われて、

(それらも男性性のエネルギーを使うことはもちろんあります)

自分の女性性のエネルギーを感じられていないと、

『何のために、、?頑張ってるの?』

という気持ちにもなってくるかもしれません。

そんな時も、

あなたが女性性のエネルギーを受け取れるように、

生活の中でのバランスを見直していく必要があるかもしれませんね。

自分らしさとは

僕自身カウンセラーとして、

男性性のエネルギーも女性性のエネルギーも、

同じくらい使っていると思います。

それはカウンセリングの場面で、

感情を扱うことが多いこともあります。

また

『男性心理を教えてください』って

リクエストにお応えしている時など、

男性性のエネルギーを使って、男性性について説明していると、

『男ってこんな生き物なんだよ!』

上から言われているような気がしてしまうかもしれません。

そこは同じ目線(感覚)で、

お話出来るように、女性性のエネルギーを使っているような気がします。

いろいろなケースにおいて、

女性性のエネルギーを使ったり、

男性性のエネルギーを使ったり、

無意識に切り替えているんでしょうね。

僕はジムに行って、

カラダを動かして、

男性性のエネルギーを

メンテナンスすることもあれば、

芸術に触れたり、

お花を買ったり、

たまには女性誌片手に

カフェでぼ〜っとしていたりします。

僕は男性性として、

『男とは強くあらねば!』

思い続けて、

自分の中の繊細な部分を、

弱さや甘えだと思い込み、

否定していました。

しかし、

その繊細な部分を受け入れていくことで、

自分らしく生きやすくなってきたと思います。

自分の中の、

女性性を否定して、

男性性を強くしようとしていた時よるも、

自分の中の

女性性を受け入れていくことで、

男性性をしっかりと表現していくことが出来るようになったと思います。

もし、

生きていくための『強さ』

というものがあるとしたら、

それは負けないことや、

勝つ力があることでもなく、

自分を否定しない

ことかもしれませんね。

時に『強さ』は『優しさ』となる、

それは、女性性と男性性がバランスを取りながら、

表裏一体の関係であるからかもしれません。

自分の中の

女性性と男性性のバランスを、

たまにはゆっくりメンテナンスしてあげてもいいかもしれませんね。

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