過干渉な親に育てられると、パートナーがとても大切に想ってくれているのに、それに気が付けないことがあります。
過干渉な親は、よく悪くも毎日が刺激だらけなんですよね。
「あれしなさい!」「これしなさい!」
「なんで〇〇できないの!?」「あなたの為に言っているのに!」
それがネガティヴな刺激であっても、常に刺激がある状態です。
ネガティヴな刺激でもマシ!?
子供はネガティヴな刺激でも、ポジティブな刺激でも無いよりあったほうがいいんですよね。
まったく無視された状態では、自分でご飯を食べることもできませんからね。ネガティヴな刺激であっても、刺激があることで、自分の存在が認識されていることに安心感を感じてしまうのです。
できればポジティヴな刺激がいいですけどね。
恋愛の関係性の変化について
恋愛は、最初はドキドキ、ワクワクのポジティヴな刺激が強い状態で始まっていきます。
相手からLINEの返事がくるだけときめいたり、デートに行くだけで前日からドキドキしたり。
その状態からどんどんお互いのことを知って、一緒にいることも普通になっていきます。
出会った頃のように毎日がポジティヴな刺激でいっぱいではなくなっていきます。
それは2人の関係性が成熟してきたことを意味します。
関係性の変化を錯覚してしまう。
でも、それが人によってはマイナスのように感じてしまいます。
先ほどの過干渉な親との関係が影響していくるのです。
ポジティヴな刺激が落ち着いていくことに、すごい不安を覚えてしまうのです。
パートナーシップは成熟した関係性になれば安心感やリラックスなど、強い刺激ではないけれど、優しく包まれる幸福感を感じてしきます。
でも、それを感じることに慣れていないので、「ポジティヴな強い刺激がない!」=「私は必要とされてない!」と受け取ってしまいます。
相手を試してしまう。
強いポジティヴな刺激をもらうために、相手を試すように無理難題を押し付けたり、「ポジティヴな刺激がないならネガティヴな刺激でもいい!」と喧嘩をふっかけていきます。
穏やかに愛される日々よりも激しくも刺激がある方を選んでしまいます。
今、目の前にあるものへ
今、目の前にあるものを受け取ることへ意識を向けていくことが大切になります。
強い刺激ではないかもしれないけど、相手が与えてくれているものを受け取っていく。
何もないように思えて、確かにそこにあるものを受け取っていきましょう。
4月15日(火) 19:00〜
Talk Session 〜女性性とビジネスと主人公〜
4月29日(火・祝日) 10:00〜
ヤドカリの会 〜使命を生きる〜
(過去開催の感想はこちら)

5月13日(火) 19:30〜
Talk Session 〜セックスと孤独〜
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