恋愛

話しかけても「うん」とか「すん」しか言わない男性は何を考えているのか?


「今日は仕事どうだったの〜?」

と聞いても、

「うん、、、」とかしか返ってきません。

子供とは楽しそうに遊んでるのに、

夫婦としての会話をしてくれません。

旦那は何考えているんですか!!

と、このような相談をたくさん受けます。

旦那さんがこのような態度を取るからといって、

妻のことを嫌いになったワケではありません。

しかし、

女性からすると、

大切に扱われてないようで、

『会話のキャッチボールぐらいせんかい!!』と、

胸ぐらを掴みたくなりますよね。

では、

旦那さんの胸ぐらを掴みながら、

そこにどんな心理背景があるか見ていきましょう。

男女コミュニケーションの違い

男性は、自分の気持ちや一日の出来事を基本的には1人で整理をしたい生き物です。

『男はなぜ1人になりたがるのか?』

新聞を読んだり、本を読みながら、

帰宅した旦那が一人の時間を過ごすのは、

そんな背景があります。

テレビを観ることもありますし、

子供と遊ぶこともあります。

子供と片手間に遊んでいるワケではありません。

遊びに没頭しながら、自分の中で1日の整理をしているのです。

だから自分の気持ちや心を

自己開示しないコミュニケーションは出来るんですよね。

女性は気持ちの整理を、

自己開示しながら友達や家族とコミュニケーションしながらやっていきますよね。

何かに没頭しながら、

自分の気持ちを整理したいオトコと、

自己開示して、

コミュニケーションすることで整理したいオンナ

の違いがそこにあるワケです。男女のコミュニケーションの違いは理解出来たとしても、それでも旦那が会話をしてくれていた時もあれば、「よその家の旦那は何でも話してくれるらしい、、」ってこともあると思います。

人によって違うと、

簡単に説明してしまうワケにもいかないので、

ちょっといくつかのパターンを見ていきましょう。

ネガティヴな感情がある?

「仕事の話ぐらいしてくれたらいいのに、、、」

その仕事をしている時に感じている感情が、

旦那さんにとってネガティヴなものであれば、

妻にその話を聞かせるわけにはいかない。

と思っているのかもしれません。

男性というのは、

自己開示が苦手なモノですし、

それがネガティヴな感情だとしたら尚更です。

妻としては、

仕事で頑張っていて大変ならば、

何とか助けになってあげたい気持ちがあると思います。

しかし、

それを頼るのがちょっと苦手なんですよね。

なので、『別に』とか『うん』で誤魔化しちゃうのです。

だからって、

そっけない態度を取らなくてもいいと思うかもしれませんね。

ちょっと冷たい態度で、

心の中を見られないように距離を取っているワケです。

幼少期のパターン?

例えば仕事についてネガティヴなイメージがなくても自己開示を避けようするタイプもいるかもしれません。

例えばこのような男性は、

幼い頃に両親がケンカばかりしていたとか、

お母さんが大変そうにしていたとか、

学校から帰って、

「今日どんなことがあったのか?」を話す時間や余裕がなかったのかもしれませんね。

 つまり、

【自分のことを聞き入れてもらえた経験】というが少ないのです。

すると、

大人になっても、

自分の話をするというのが苦手なります。

自分の話をしないことで、

家族の負担にならないようにしたかもしれませんし、

自分の話をしたのに、

聞き入れてもらえずに傷付いて、

もう2度と同じ経験はしたくないのかもしれません。

旦那の本当の気持ちは?

簡単に2つのパターンをあげましたが、

『別に』と言われる妻としてもあまりいい気持ちはしませんよね。

ただ、『別に』と言っている旦那さんも

実はいい気持ちがしてはいないようです。

そこで、

『もうちょっとくらい私と会話してよ!』と怒ってみたとしても、

『会話してるじゃないか!!』と逆ギレされたりするかもしれません。

それには、

旦那さんも上手くコミュニケーション出来ていないことに、いい気持ちがしてないからなんですよね。

だから、

『ちょっとぐらい俺の気持ちも分かってくれ!』と逆ギレするのです。

あれ!?

そうなんです。

『別に』しか言わないのに、

本心では『俺の気持ち分かって欲しい』のです。

あなたを突き放しているのではなく、

実は吐き出したい気持ちがそこにはあるのです。

しかし、

男女のコミュニケーションの違いや、

上にあげた2つのパターンの背景などにより、

自分の気持ちを出せないのです。

優しく繋がるイメージで

まずは、『そっけない態度を取られたからと言って、嫌われているワケではない』ことを覚えておいてくださいね。

旦那(オトコ)とは、

そんな生き物であると

割り切ってもいいかもしれません。

ただ、お互いが歩み寄りたいけど、

どうしたらいいか分からないという感覚は抱えているようです。

そして

男性の方が自分の気持ちをシェアすることに、

かなり繊細になってしまっているみたいです。

その部分はナイーブに優しく扱ってあげた方がいいかもしれません。

奥様達が優しくない!

と言いたいのではありません。

女性が思っているより、

男性が繊細なところもあるということなのです。

具体的には、

『別に』と返されても、

『そうなんだね。疲れたんだね。ありがとう!』

『お疲れ様!』

と明るく返してみてください。

腹のなかでは、『はぁ〜!?』と思うかもしれませんが、、、、。

それを態度や言葉にするのは、

あまりいい作戦ではないようです。

コミュニケーションすること自体がネガティヴに感じてしまえば、旦那さんはますます閉じていきますからね。

コミュニケーションが安全な場所、

コミュニケーションすることで気持ちが楽になる。

そのことを少しずつ実感していくと、

ちょっとずつ自己開示していきます。

野生動物に餌をあげるように、

そこは繊細に根気強くやってみてください。

あんな頑固に『別に』としか答えなかった旦那が、

チワワのように尻尾を振りながら、

あなたに今日会ったことを話す日がくるかもしれませんよ。

桑野量の予約状況やカウンセリングのご利用は以下のボタンよりご確認ください。

最新予約状況

カウンセリングについて