『年上の女性は恋愛対象になるのでしょうか?』
『年下の男性は、年上の女性には甘えたいんでしょう?私は甘えたい気持ちは我慢した方がいいのでしょうか?』
というな質問をいただくことがあります。
「年下の彼に甘えることは出来るのか?」
気になる方も多いかもしれませんね。
この質問に答える前に、恋愛での「甘える」「甘えられる」について見ていきましょう。
恋愛の【依存】と【自立】
恋愛では【自立側】と【依存側】に分かれていきます。
出会った始めの方はロマンス期と言いますか、相手に気に入られる為にちょっといい顔したりしますよね。
また、相手の全てがよく見える時期でもあります。
そこから、2人の関係性が慣れてきた頃に、【自立側:甘えられる方】、【依存側:甘える方】に分かれます。
※依存と自立には甘える以外の要素もありますが、ここは分かりやすいように「甘える」という言葉を使いますね。
で、その関係性が確定したら、「ずっと変わらないままか?」というと、そうではありません。
よく3ヶ月目、3年目が恋愛において危ない時期なんて言われますよね。
それは【依存】と【自立】の関係が逆転しようと変化が起きるからです。
なぜ関係性に変化が起きるのか?
この変化がなぜ起きるのか?疑問に思った方もいるかもしれませんね。
依存側は相手に常にニーズを満たしてもらえます。甘えている側ですからね。
自立側も甘えられることが最初は嬉しいんですよね。必要とされている感覚がありますからね。でも、自立側にも自分のニーズがあります。
そのニーズがある一定のラインを超えてきたところで、今度は自分のニーズを満たしてもらおうと立場を入れ替えようとします。
無意識にやっていることですが、それまで受け入れてきたことにイライラを感じてしまったり、愚痴っぽくなったりと、変化が出てくるのです。自分のニーズが満たされませんからね。欲求不満で心の余裕がなくなってくるのです。
パワーストラグルというケンカ
そこで、ケンカや主導権争いが起きます。
『なんで私ばかり我慢しなきゃいけないのよ!』
『あなたは遊んでばかりで何も考えてない!』
『私の気持ちをちっとも理解してくれない!』
そうやって、平手打ちをかましたり、部屋を出ていったり、激しい怒りをぶつけ合う時期がやっていきます。
ここで長い冷戦期間に入るのか?
これを乗り越えて更なるラブラブの期間に入るのか?
それは「どれだけお互いが素直にコミュニケーションを出来るか?」にかかっていきます。
このケンカや主導権争いの時期をうまく乗り越えると、甘えたり、甘えられたりと、お互いが助け合い、交互に甘える側と甘えられる側が入れ替わる【相互依存】と呼ばれるパートナーシップを結ぶことが出来ます。
【相互依存】が少し難しく聞こえるかもしれませんが「めっちゃラブラブになる」と思ってもらって大丈夫です。
甘えることに年齢は関係ない?
恋愛は「甘えたり、甘えられたり」と少しずつお互いの関係性を変化させていくわけです。
年下の彼といっても、「年上のことが好きな男性なのか?」「たまたま好きになった女性が年上だったのか?」で変わってきますよね。
ポイントは「女性に甘えることを求めているか」ですよね。
相手の男性が甘えたいから、あなたを選んでいるのであれば、当たり前ですが、最初は彼が【依存側(甘える方)】にはなりますよね。
この時期に、あなたが甘えたい欲求を出してしまうと、受け入れてもらえないことがあります。相手は甘えたいわけですからね。
甘えたい欲求の裏側に
「私も甘えたいのに」と思われるかもしれません。
彼のニーズ(甘えたい欲求)を受け入れることで、彼が安心して心を開いてくれるようになります。
人はどんな時に甘えたくなるでしょうか?
男性の場合、自分に自信を無くしているケースが多いかもしれませんね。
ただ、あなたの前では上から目線な態度を取ったり、自分を強く見せようとするので気付きにくいかもしれません。
甘えたい(依存したい)欲求の裏側にある自信のなさを、あなたが受け入れて支えてあげることが出来れば、あなたが彼を受け入れたように、今後は彼があなたを受け入れてくれるようになります。
自信を持って彼を愛してあげてください。
女性には男性の全てを包み込むような大きな愛がありますから。
それが伝われば彼は自信を取り戻すきっかけになります。
勇気を持って彼の愛を受け取ってあげてくださいね。
そこに年齢を理由に遠慮や申し訳のなさを感じる必要はありません。
あなたが受け取れば受けとるほど、彼は自信を取り戻していきます。
彼が自信をつけていくと、今度は女性に甘えて欲しくなります。
頼られることが嬉しくなりますからね。
その時は、思いっきり彼に甘えてみてくださいね。
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