頑張り過ぎてしんどくなって、
しんどいのに休むことが出来ない。
休みをもらって、
カラダは休めても、
ココロは気持ちが落ち着かないまま
すり減ってしまう。
頑張ることを辞めた瞬間に、
今まで感じることを避けていた感情に
襲われてしまう。
目の前のことに一生懸命になっていれば、
寂しさ、孤独、不安に負けることはなかったのに、
とうとうカラダも、頭(思考)も、
前に進むことが出来なくなった。
カラダと頭の踏ん張りが効かなくなったことで、
ハッと気付かされる。
私の心はずっと我慢していて、疲弊していたんだね。
どこまでも、私は私に厳しくしていたんだろう。
何のためにここまで頑張ってしまったのか?
なんで自分の心を大切にしてあげられなかった?
たくさん疑問と後悔が頭をぐるぐるして、
動き出すチカラもなくなってしまう。
これからどうしたらいい?
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私たちは頑張りすぎても、
頑張ることを辞められないことがあります。
どれだけ頑張っても、
自分を認めることが出来ないことがあります。
カラダは休んでも、
止まらない焦る気持ちに心が疲弊してしまうことがあります。
私たちは、
自分では気付かない無意識な感覚として、
『役に立たなければ居場所がない』と思ってしまうことがあるようです。
例えば、
お母さんが家事も育児も一人で頑張っていた。
そんなお母さんを助けてあげたいけど、お母さんはちょっとしたことでも怒ってくる。
大人になった今では、
お母さんもいっぱいいっぱいだったのかな?
とちょっとは理解出来るけど。
お母さんにもっと笑っていて欲しかった。
お母さんにもっと優しくいて欲しかった。
お母さんにもっと甘えたかった。
お母さんの役に立ちたかった。
そんな子供の頃の思いが、
今は記憶としては思い出せないけど、
心の中に引っかかっていて、
大人になった今でも、
頑張りすぎてしまう。
頼りたいし、甘えたいけど、
頑張ることしか出来ない。
それは、
お母さんの役に立ちたい思いが、
あなたを『役に立たなければ居場所がない』と駆り立ててしまうのかもしれません。
それは、
不安をエネルギーにして頑張り続けることですから、
ガソリンの入ってない車で走り続けるようなものです。
いつまで経っても、
あなたの心は満たされません。
ゴールはどこにあるか?分からないまま、
走り続けるしかありません。
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まずはゆっくり呼吸をしてみてください。
焦る気持ちや不安に襲われる気持ちを、少しずつ、少しずつ落ちつかせるように、
息を深く吸って、ゆっくりと吐き出してくださいね。
人は息を吐き出していく時に、
気持ちもカラダも一緒に緩んでいけます。
ゆっくりと、
自分の不安やネガティブな感覚が吐き出されていくように、
ゆっくり息を吐き出してみてください。
そして、
落ち着きと安らぎがあなたの心を包んでくれるように、息をゆっくり吸い込んでください。
あなたはどれだけ頑張ってきたでしょうか?
頭ではなく、心に話しかけるように。
あなたは十分にやってきたのではないですか?
『いやいや、まだ』
そう聞こえくるかもしれません。
そのどれだけも頑張って、
必死にやってきた自分の頭を撫でであげるように、
ゆっくりと自分に言ってあげてください。
『大丈夫だよ。
ずっと一緒に見てきたよ。
頑張ったね。
疲れたよね。
よしよし。
ちょっと休んでもいいんだよ。
私のためにありがとうね。』
あなたの頑張りを、
あなたが認めてあげるように、
優しく伝えてあげてください。
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頑張り続けたあなたの心がひと呼吸つけるようになると、初めて周りを見渡せるようになります。
あなたを助けようとする声やあなたの役に立ちたいと思っている人に気付くかもしれません。
あなたは1人で頑張り続ける必要はありません。
たまには、誰かに頼ってみてもいいんです。
ゆっくりと好きなことをしてもいいんです。
あなたがお母さんの笑顔を見たかったように、
あなたの笑顔を見たい人がいるんですよね。
そして、
あなたがほっとして、安心出来る姿を1番見たいのは、あなたが笑顔にしたかったお母さんだったりもしますよ。
あなたの居場所は頑張ることだけで、
作られるワケではありません。
自分に優しくしてあげることで出来る居場所もあるのです。
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