自信のなさは伝播していくことがあります。
自信のなさを「無価値感」と言い換えてもいいかもしれませんね。
この無価値感は勝手に周りの影響を受けて大きくなっていくことがあります。
周りに無価値感を感じている人がいると自分の無価値感が強くなってしまうことがあります。
知らず知らずに無価値感が無意識に刷り込まれていくんですよね。
「何か大きな理由があったわけでもないけど自信がない。」
「きっと自分にはうまくいくはずがない」
そんな風に思い込んでしまいます。
魅力や才能があっても、「取るに足らないもの」と低く見積もってしまいます。
「自信を持ちたい!」
でも、いくら褒められても受け取ることができません。
理由もなく刷り込まれてしまった無価値感がブロックしてしまうのです。
このようなタイプの方に、自信のある友達や人に嫉妬したり、嫌悪感が出てくることがあります。要は近づきたくなくなります。
無価値感(自信のなさ)は伝播していくと書きましたよね。
これは反対のエネルギーも「自信」についても同じことが言えます。
周りに自信がある人がいると勝手に自分の中でも自信が大きくなることがあります。
無価値感を抱えている人が自信のある人に近づくと、<自信のエネルギー>が刺激されて大きくなっていきます。
しかし<自信がない>と<自信がある>ですからね。
まったく違うエネルギーが自分の中で葛藤します。
その状態そのものが気持ち悪いんですよね。
人は現状をキープしようとする心理が自然に働いてしまいます。
現状がネガティヴなものであっても、新しい未知な出来事にチャレンジする方が億劫に感じられることがあります。
今の仕事が自分に向いてないと思いながら、何年も転職活動が出来ない。
恋愛したいけど、恋活やアプリはしたくない。
これは現状をキープしていた方が新しいことや知らないことに飛び込むよりもマシだと感じてしまうからです。
無価値感を抱えている人が<自信のエネルギー>に刺激されていくと
それまでの現状をキープしようとするので、無価値感を感じようとしてしまいます。
キラキラしている人と一緒にいられない。
あの人といると自己嫌悪を強く感じてしまう。
カウンセリングを受けて少しずつ自分の魅力や才能を解放させてきた人が、このような言葉を口にすることがあります。
嫌だけど慣れ親しんだ無価値感の状態へと揺り戻しが起こっているんですよね。
ここが勝負所で、今までモチベーション高く進んできたのに、ここでブランクというか急にテンションが下がってしまうんですよね。
現実は何も変わってない。
私にはやっぱり違った。
そんなネガティヴな声が聞こえてきますからね。
でも、むしろチャンスなんですよね。
変化の兆しが大きくなっているからこそ、揺り戻しのエネルギーも強くなっているからです。
変化の兆しが小さい時は、揺り戻しのエネルギーも小さいですからね。
本当はうまくいっている時ほど、ネガティヴな方向へと突っ込んで行きたくなるので、注意しておきましょう。
もしかしたら、恋愛でも、仕事でも、同じようなパターンを起こしてしまっているかもしれません。
ネガティヴな声が自分の中で大きくなっている時ほど変化は近いのです。
トンネルの出口がすぐそこなのに引き返す必要はありません。
なりたい自分のイメージ(言葉でも大丈夫)をいつも見えるところに置いておきましょう。
それがネガティヴな声に振り回されずにトンネルの出口へと進んでいく方法です
桑野量の予約状況やカウンセリングのご利用は以下のボタンよりご確認ください。