どうも
罪悪感研究所所長の桑野です。
今日の一言は、
【好きなことをさせない罪悪感に負けない】
です。
声に三回出してから、
以下の文章を読んでいただきたいと思っています。
電車の中であろうが、
仕事した振りをしてオフィスで読んでいようが、です。
きっと恥ずかしいと思います。
松岡修造の生き霊に憑依されて、
急に熱くなったと思われるかもしれません。
「お前、面白いな!」と昇進につながるかもしれません。
どっちにしろ責任はとりません。
また、声に出しても恥ずかしくないのであれば、
きっとこの続きは読む必要はないかもしれません。
僕の代わりに二代目所長の座を引き継いで欲しいです。
その場合には、
僕は羞恥心研究所所長として、
研究に励んでいきたいます!!
目次
罪悪感はぬりかべ!?
罪悪感は、
心の中のエゴ(悪魔)の声を通して、
あなたが幸せになることから遠ざけようとします。
あなたの中の悪魔は
あなたが大好きなパンケーキやタピオカを用意してくれるでしょうか?
それとも
『お前なんかは稗(ひえ)や粟(あわ)でも食ってろ!!』言っているでしょうか?
※簡素な食事のイメージとして、
みなさんも学校の教科書で学んだでしょう縄文時代から日本人を支えた代表的穀物の稗や粟を登場させましたが、実は栄養価も高くて決して貧しい食事ではありません。
あなたがどれだけ罪悪感を抱えているか?
それは、
あなたがどれだけ幸せなのか?
その答えに反比例しているかもしれません。
罪悪感という壁が、
ぬりかべのように幸せへの扉を通せんぼしているのです。
現実をどう解釈するのか?
ここでポイントなのは、
現実がどうであれ、
『あなたがその状況をどう解釈しているのか?』
それが罪悪感の量と関係しているのです。
例えば、
朝、彼から『おはよう』というラインが来たとします。それ自体はフラットな状況です。ネガティブも、ポジティブも実はないワケです。
「おはようってたった一言しか送ってこないって、彼は私のことを愛していないのね」
と思ってしまう方もいれば、
『おはよう』のラインだけで、
嫌な満員電車の通勤時間も幸せに過ごせる方もいるのです。
つまり、
あなたの身の回りの出来事を使って、
『私は愛されてない』というストーリーを作りあげるのか?『私は愛されている』というストーリーを作りあげるのか?
それはあなたが無意識に抱えている罪悪感が影響していることがあるのです。
実際には『おはよう』だけのラインでは、
彼があなたを愛しているか?どうかは判断がつかないかもしれません。
しかし
「あなたがその状況を使って幸せを感じることが出来るか?」ということがポイントなのです。
罪悪感は好意を受け取ることを苦手とします。
『罪悪感をどれだけ手放せたか?』は
『あなたがどれだけ受け取り上手になれたか?』と同じ意味なんですよね。
『もっと、もっと』という罠
あなたが幸せを感じていて、
それ以上に幸せになるために『もっと、もっと』と思ってしまうのは悪いことではないかもしれません。
「私はもっと大切に扱われてもいい!」
それが現状を打破するためのエネルギーになっていればいいのですが、
『もっと、もっと』と思うことで、
現状の不足感や不満感を強化するだけなら、
エゴ(悪魔)の罠にかかってしまっているかもしれません。
特別ダメな私は、
特別に愛してもらわなければいけない。
そのような心理が働いているかもしれないのです。
罪悪感は幸せを遠ざける
罪悪感は目の前に広がっている幸せのタネですら、自己攻撃の材料に使ってしまうことがあります。
先程の大好物のパンケーキやタピオカがあなたの目の前に並べられていたとしても、
『今はダイエット中なのに、こんなものを用意して信じられない!!』
と文句を言うことも出来るのです。
文句の裏側は、
罪悪感が隠れているのです。
罪悪感は、金田一少年の事件簿に出てくる犯人のように巧妙なトリックを仕掛けてきます。
あの手この手を使ってあなたの幸せを遠ざけていきます。
じっちゃんの名にかけて
あなたは幸せを掴み取らなければいけないのです。
例えあなたのお爺さまが名探偵ではなくて、
和菓子の餡子職人でも。
なぜなら、
あなたの幸せが
じっちゃんの幸せだからです。
罪悪感というのは、
自分一人だけを不幸という磔にしているように思えますが、あなたが磔をされているのを見ていては、周りの人も幸せになれません。
あなたが磔にされていたら、
じっちゃんも餡子どころではありません。
幸せにする覚悟
あなたが幸せになることは、
じっちゃんも幸せになること。
あなたが罪悪感を手放すと、
じっちゃんも安心して餡子作りに精を出せるのです。
あなたが幸せになることは、
周りの人も幸せになることなのです。
罪悪感を手放すことに、
罪悪感を持つ必要はありません。
『私だけ幸せになってもいいのかな?』
これこそがエゴ(悪魔)の声であり、
罪悪感のトリックにまんまとハマってしまいます。
そこは
『見た目は子供、頭脳は大人』で
お馴染みシティボーイの江戸川コナンくんの力でも借りて罪悪感のトリックを暴きたいところです。
しかし、
罪悪感はあなたに味方してくれるコナンくんでさえ、遠ざけてしまうのです。
罪悪感の必殺技
『どうせ私なんか嫌いなんでしょー!』を発動させます。
そして、嫌われるようなことをコナンくんに無意識に仕掛けていきます。
コナンくんのメガネを素手で触ってベタベタ指紋を付けたり、蝶ネクタイを隠してしまったり。
あなたは意識してないかもしれませんが嫌われるような言動をしてしまうのです。
それでコナンくんがイジケてしまえば、
『ほら、やっぱり俺のこと嫌いじゃん。』
↓↓↓
『あっぶねぇ〜!幸せになるとこだったじゃん!』
と安心するのです。
しかし、
じっちゃんはショックです。
孫が磔にされている上に、
友達とも仲良くなれません。
またもや
じっちゃんは餡子作りどころではありません。
再び罪悪感のトラップ発動
ここで注意していただきたいのが、
あなたが幸せを遠ざけようとするあまりに、
あなたを幸せにしようと応援してくれる人も遠ざけてしまいます。
それが好きな人?パートナー?友達?家族かもしれません。
例えば
恋愛で悩んでいて、
それを見兼ねた友達が相談に乗ってくれたとしますよね。
しかし、
相手の発言が自分の気持ちを汲みとってくれなくて、
自分を否定しているような気がして、
『もういい!ほっといて!』となってしまうこともあるかもしれません。
友達のアドバイスや言葉に100パーセント耳を傾ける必要もありませんし、
言葉や説明不足のことだってあるかもしれません。
しかし、
その友達の【あなたを応援したい気持ち】は受け取ってもいいですよね。
あなたがお腹を空いているといって
アンパンマンがせっかく顔をちぎってくれたのに、
『餡子はカロリー高いんじゃい!!』と床に叩きつけてしまうものです。
アンパンマンの中身が、
じっちゃんの作った餡子じゃないことを祈るばかりです。
あなたを応援する人たちが敵のように見えてしまうのです。
疑ってしまうのです。
罪悪感は愛されにくい態度を作っていく
罪悪感は幸せを遠ざけるどころか、
人から愛されにくい態度を作ってしまいます。
そして
これは意識出来ていないことも多いのです。
コナンくんの眼鏡にベタベタと指紋をつけるのも、
アンパンマンのパンを床に叩きつけるのも、
罪悪感の声により正当化されるのです。
だって、
コナンって人の気持ち分かってくれないじゃん!
名探偵キャラ被ってんだよ!
アンパンマンってアンパン押し付けてくるじゃん!
時代はグルテンフリーなんだよ!
という具合にです。
NO MORE 罪悪感
『周りがどうあなたを幸せにしてくれるか?』
そう考えている時はエゴ(悪魔)の声にハマってしまっている時かもしれません。
あなたが与えることでも、あなたが受け取ることでも、どちらでもいいので、あなたが周りをどれだけ幸せにできるのだろうか?
そう考えていくことで、
エゴ(悪魔)のトラップからは抜け出すことができます。
先ほどの例では、
コナンくんの気持ちも、アンパンマンの気持ちも、じっちゃんの気持ちも、考えているようで、実は考えられていないのです。
罪悪感というフィルターを通して、
判断してしまっているからですよね。
もし、
【あなたが好きなことがあるのに出来ない】
というジレンマを抱えているのなら、
『今日私が好きなことをして、それを楽しそうに話すことで誰を笑顔にしたいのか?』
そう考えてみてください。
罪悪感の根っこにあるのは、
『私は誰も幸せに出来ていない』という大きな誤解です。
そう誤解なんです。
もうその誤解から解き放たれてもいいのではないでしょうか?
自分を不幸にして、
周りの人を悲しませても、
その罰で罪悪感は消えることはありません。
そもそも誤解なのですからね。
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