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頑張っても認めてもらえない!?


頑張ってる私が損してる!?

例えば、

会社で、あなたは誰にも迷惑や負担をかけないように緊張感を持って仕事をしています。

小さなミスもお客様のクレームに繋がらないように何度も何度もチェックして、他の人より早く出社したりして、そうやって頑張っているのに、横から

『〇〇さ〜ん!これよく分かんないんですけど〜』

と後輩が、他の先輩に助ける声が聞こえてきます。

えっ?それこの前も説明されてたじゃん。

何で出来ないの!?

そうやって、ピリピリイライラしてしまう。

しかし、その後輩はというと、

助けを求めた先輩と仲良く話をしている。

もし、私がその後輩みたいに、『出来ません』って言ったら、怒られるんじゃない?

いや、とても『出来ません』なんて言えない。

そうやって悶々と湧き上がる想いを集中力を奪われないように、今日も一日何とか仕事を乗り切る。

どれだけ頑張っても認めてもらえない

自分がどれだけ頑張っても認めてもらえない。

なのに、自分より頑張ってない人が可愛がられたり、優しくされている。

結局、仕事が出来るか?マジメにやってるか?よりも、小悪魔タイプやブリっ子キャラがもてはやされるのね。

私はあんな生き方なんて絶対したくない!!

とか、思ったことはありませんか?

そうは思いつつも、

どこかに自分を分かって欲しい、認めて欲しい気持ちがあって、それを飲み込むことしか出来ない。

仕事の帰りに、缶チューハイを買ってその気持ちを一気に流し込んだり、

深夜のテレビアニメで現実の自分とはまるで違うヒロインたちの生き方に癒されたり、、、

缶チューハイも深夜アニメも

それ自体が悪いということではありませんよ。

1人で解決しなければいけない?

誰にも頼れない。

 問題は自分1人で解決しなければいけない。

 大人は弱音なんて吐かない。

 他の人もこれくらい我慢している。

 社会人ならこれが当たり前。

誰も助けてくれない。

このように考えて、自分1人で何でもしてしまう自立的な生き方をしていると、

ひょっこり目の前に、依存的な後輩や、もしくは依存的な上司が現れるんですよね。

依存的とは、

誰かに甘えたり、頼ったり、、、

すぐにミスをしたり、何度教えても出来ない後輩。

自分の仕事はサボって、私の意見を聞き入れてくれない上司。

など。

これはあなたが自分の依存的な部分を嫌っているほど、強く相手に対してムカつき、イライラが湧いてきます。

そして、その人達に怒りやイライラが湧いてくればくるほど、自分が誰かに頼ったり、任せたりが出来なくなっていきます。

その結果ハードワークになったり、恋愛がうまくいかなくなったり、、、

頑張っても何一つ上手くいかないじゃん。

頑張ることは悪いことではありません。

ただ、あなたが1人で何でも出来すぎると、

周りは勝手に『自分の力が必要ないのかな?』とか、『彼女にはこれくらい任せても大丈夫だろ!』と判断してしまうんですよね。

自立が恋愛にもたらす影響

恋愛でも、

男性は『女性の役に立ちたい!』というスーパーマンになって、女性を支える助けることに喜びを見出します。

しかし、

あなたが1人で何でも出来すぎるハイパースーパーウーマンになってしまうと、彼の役に立つ場面がなくなってしまいます。

もちろん、あなたの中には男性に甘えたい気持ちがあっても、それが表現出来てないと男性はキャッチ出来ませんからね。

すると、

周りの男は頼りないヤツばっかり、、、となってしまいます。

周りの人から見れば

あなたの中に、ゆとりや余裕が感じられなくて緊張感を感じてしまいます。

何故自立してしまうの?

何故自立してしまうのでしょうか?

自立を手放して誰かに甘えることが出来れば、会社でイライラすることもなく、恋愛で男性を近づかせることも出来るようになります。

自立とは、

ある意味、「自分の弱さ」を嫌っていることでもあります。その「弱さ」が露呈しないように頑張っているのですね。

じゃあ、何故「弱さ」を嫌っているかというと、

そこには、非力だと思った自分では出来なかったことが隠れているようです。

心理学的には、

依存から自立な生き方に切り替わる時は、

甘えたいのに満たされなかったり、頼りたいのに頼れなかったり、『もういい!自分でやる!』と自分の力を強めていく時でもあります。

ということは、

依然時代に叶えたかった事があって、

それを叶えることが出来なくて自立していきます。

あなたが叶えたかった事ってなんでしょうか?

それを取り戻すことが出来れば、自分の弱さもまた受け止めることが出来るようになります。

過去の痛みが自立させていく

例えば、

お母さんがすごくヒステリックで、全く私の話を聞いてくれなかった。お父さんはお父さんで、そんなお母さんに対して優しくはしていたけど、どこかしんどそうだった。

2人とも私のことは見てくれてなかった。

私だってしんどいのに、、、

『もう、いい!』

そうやってあなたは自立をしたのかもしれません。

ここであなたがやりたかったことは、

両親に振り向いて欲しかったのでしょうか?

それとも、

両親に幸せに楽になって欲しかったのでしょうか?

私達は、誰かの役に立ちたいという想いを抱えて生きています。

それは、誰かの喜びになりたいということでもあります。

自立をするというのは、

誰にも頼らないように生きていく。

という側面もありますが、

誰かを喜ばせられるように、

さまざまなことを学んでいるという側面もあります。

何を見つめて、何を選択していくか?

あなたは、誰の喜びになりたかったのでしょうか?

「弱さ」を嫌い、

今の自分じゃダメだ!

ありのままの自分じゃ役に立たない!

誰かの喜びになることも出来ない!

そうやって、

一生懸命に頑張ってきたあなただからこそ、

もう誰かの喜びになれることを許してあげたらどうでしょうか?

自立的に生きるのは、

誰の喜びになれなかった自分を責めているからなのかもしれません。

そうして、誰に迷惑をかけないように生きていこうとしているのかもしれません。

もう自分を許してあげたらどうでしょうか?

自立を手放すことは、

与えられたものを受け取ることです。

あなたは、あなたに許しを与えて、受け取ってみませんか?

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