ライフ

傷付かないように生きることで、自分の気持ちに蓋をしてしまうことについて

ゴール直前になって、あえて、サボる!という不思議な心理がありまして。

ダメだった時の言い訳を作っておきます。

それまで必死に試験勉強してきたのに、前日になって漫画を読みだすとか。

全力を注いでダメだった時の方がショックが大きいので、自分に対する「言い逃れ」を作るわけですね。

「あ〜、前日に漫画読んでたからな〜」と。

心の防衛反応

「先延ばし」や「後回し」にすることは、本当は大事にしたいけど、大事だからこそ、それが結果に繋がらないで傷付くことが嫌なのです。

心の防衛反応なんですよね。

大事な仕事の前日に飲みすぎてしまうのも、大事なデートの日に寝坊してしまうのも。

もしかしたら、上手くいかなかった時のために、伏線を張っているかもしれません。

その伏線が回収されなければハッピーですし、その伏線が理由で残念な結果になったとしても言い逃れができる分だけ心は楽なんですよね。

自分の気持ちが分からなくなる

でも本当に楽なんでしょうか?

あえて失敗する原因を作っておくことは、本気を出して失敗するが嫌だからです。

でも、本気を出すことができない自分にイライラしてしまいます。

本当にやりたいことに踏み出せない!

大好きな人に素直になれない!

大切な相手やイベントを大切にすることができない!

自分が本当は何をしたいのか?分からなくなっていきます。

傷付かないように生きることは、自分の気落ちに蓋をし続けることかもしれないのです。

一生懸命になることを許してあげる

ちょっと不思議な言い方ですけどね。

本気で大切なものに一生懸命になることを許してあげましょう。

きっと、どこかで傷付いたままなのかもしれません。

大切にしたいものが手の隙間からこぼれていったかもしれません。

自分が一生懸命したことでも、周りに評価されなかったかもしれません。

そこに劣等感や無価値感が痛みとして刻まれています。

でも、本気になることを自分に許していない間は、その劣等感と無価値感を抱えて続けることになります。

自分でサボっていることは、自分が知っていますからね。

本当はサボっているわけではなくて、また傷付いてしまうのが怖いだけなんですけどね。

その壁を乗り越えて踏み出した時に、実は過去の痛みも癒えていきます。

自信と自分らしさを取り戻していけるからです。

桑野量の予約状況やカウンセリングのご利用は以下のボタンよりご確認ください。

最新予約状況

カウンセリングについて