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自己嫌悪は愛する声も攻撃されるように聞こえる

自己嫌悪が強い時は自分を応援する声も、愛してくれる言葉も、助けてくれようとする態度も、すべてが攻撃されているように感じることがあります。

「わたしをバカにしてるんでしょ!」

「どうせ口先だけでしょ!」

「わたしが出来ない女だと思ってるんでしょ!」と。

常に責められているように感じることもあって、自己嫌悪をより強めてしまいます。

これはより身近な人に発動しやすくもあります。

会社や学校で会う人には、そこまで何も感じないけれど、家族や恋人、親しい友人にはネガティブな攻撃性を感じていきます。

恋人でも、友人でも、距離が近付くとうまくいかないのは、このような隠れた自己嫌悪が理由かもしれません。

最初はいいけど、しばらくしたら絶縁状態になる関係性を繰り返してしまいます。

自己嫌悪は「自分は愛されない」という思いでもあるわけですが、その思いを強くする現実を引き寄せていきます。

わたしは愛されていたかもしれない」

「わたしは愛されてもいい」

こんなわたしを愛してくれる人がいる

少しずつそう思えるようになると応援や愛の言葉も攻撃に捉えないようになります。

自己嫌悪は感じたくない感情なので、自分では抑圧する場合が多いので、気が付かないこともあります。

こんなにわたしは頑張ってるのに!」

誰もわたしを認めてくれない!」

「何も報われない!

そうやって周りへの怒りや不平不満として感じていきます。

内なる怒りや不平不満の声は、自分を愛してほしい!助けてほしい!のサインかもしれないのです。

自己嫌悪とは、自分を嫌う気持ちではなくて、寂しさや孤独を素直に表現出来ない葛藤かもしれません。

自己嫌悪の反対は、自分を好きになることではなく、寂しさや孤独への寄り添い方を知ることではないでしょうか?

自分への寄り添い方が見えてくれば、周りの人が差し伸べる優しさも素直に受け取れるようになっていきます。

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