こんにちは、桑野量です。
福岡もまだまだ熱くてカウンセリングルームまでの移動で汗だくになります。
着替えを持っていくので、2時間のカウンセリングに「一泊二日の旅行かよ!」とツッコまれる荷物を背負ってルームへと今日も旅立ちました!
さて、今回のタイトルのセリフなんですが、カウンセリングで頻出ワードなんですよね。
ありのままでいいんですよ。
ありのままを好きになってくれる人の側にいた方が楽ですよ。
私の全てを出したら嫌われちゃいますよ。
めんどくさいし、泣き虫だし、わがままだし。
このような会話がカウンセリングルームで毎度繰り返されているわけですね。
ネガティヴしか見てなくない?
さてさてツッコミたいことが2点ありまして。
一つ目は、「自分のすべてをさらけ出した時にネガティヴな一面ばかりにフォーカスしすぎじゃね!?」ってことです。
そりゃ、めんどくさいんでしょう。泣き虫なんでしょう。わがままなんでしょう。
自分で堂々と宣言してくるくらいなんですからね。
でも、そりゃは人が誰だって持っている一面に過ぎないんですよね。
誰だってめんどくさいし、泣き虫なこともあるし、わがままなんですよ。だから、そんなことを堂々と宣言しなくて大丈夫ですよ。
ありのままの自分をさらけ出した時に、出てくるのはネガティヴな一面だけじゃないですよね。ポジティヴな一面もより出てくるんですよね。
普段は「いい人」の仮面をかぶっているつもりですよね?「汚い私の心はバレてない!!」と。
でも、「いい人の仮面」とあなたが「本当の自分をさらけ出した時の魅力」はちょっと違うんですよね。
その溢れる魅力を隠さないことがありのままの自分でいることなんですよ。
でも、「そんなことあるかい!」って思いますよね。
自己否定や自己嫌悪が強い時は、それを信じられないわけです。
自分のネガティヴさを信仰してしまうんですよね。
でも、見たくないですか?
「本当の自分をさらけ出した時に私の魅力!?」
まずはチラッと、こそっと、そこに興味を持ってみましょう。
あなたが本来の魅力を解放した時に人生はびっくりするくらい形を変えていきます。
長所も短所も裏返しって言うじゃない!?
そもそも自分がネガティヴだと思っている部分も、相手から見れば魅力の一部でもこともあるわけです。
「わがまま→頼ってくれる」「泣き虫→素直」みたいに、自分では到底そう思えないかもしれませんが、ネガティヴをポジティヴ変換してくれるわけです。
もちろんネガティヴに受け取って否定や非難してくる人もいるかもしれません。でも、その批判してくる相手の基準に合わせて生きていっても、幸せになれるとは限りませんからね。
それならネガティヴ→ポジティヴに変換してくれるパートナーや仲間に囲まれた方が幸せですよね。
自己イメージが崩壊するって怖いよね
はい、さてさて、もう一つツッコミたいことですが。
そもそも自分のすべてをさらけ出して嫌われることよりも、そのすべてを受け入れてもらう方が実は怖いのです!そこにビビっているわけです。
「私はどうせ嫌われる」
その自己イメージを持っている間は、そのイメージ通りの現実を引き寄せても、そこまで衝撃はないんですよね。予想通りだし、それに備えて、何十年も生きてきてますからね。
でも、本当に怖いは、自己イメージが崩壊することなんです。
「私はどうせ嫌われる」から「私はあいされる?」「私は受け入れられる?」と人生の転換が起きた時に、音を立ててそれまでの世界が崩れていきますからね。
未知の領域がスタートするわけです。NEW BORNなわけです。
右も左もわからねぇぜ!なのです。
で、その時に、ある意味自分が自分の母親になるというか、保護者になる必要があります。「大丈夫だよ」「一緒にやっていこう」「ゆっくりでいいよ」と。
それまでの自己イメージだけではなくて、自分と自分の関係性も変わっていく必要があるんですよね。
依存からの脱却とも言えますし、強過ぎり自立を手放すとも言えますし、自分と自分との相互依存の関係を構築するとも言えますね。(→ここややこしい!)
まぁ、とにかく、それまでの人生をガラッと変えようとするときは、めっちゃ怖いよね〜ってのは当たり前なのです。それまでの自分が壊れていきますからね。
「怖い時こそ、いい調子だぜ!」ってテンションでいきましょう。
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