【美しき女性性に触れる】のお話会もいよいよ来週に迫ってきました。
本格的に準備する段階になってきて、告知もバンバンする時期なのですが、この時期が一番難しいんですよね。
お話会でする内容を告知記事にすべて書きそうになるからです。
「いいものは早く伝えたい!」し、「内容はもっと分かれば参加したくなるかもしれない!」と、はやる気持ちですべて書きそうになります。
それくらい自信を持って、「たくさんの人に受けて欲しい!」と思っているわけでもあります。
でも
「女性性」を真っ向から扱っていくことは、興味あるけれど抵抗がある。
そんな感覚を持たれてないでしょうか?
目次
女性性に扱うことへの抵抗とは!?
私たちが女性性のエネルギーに蓋をするのは、そこに痛みや傷があるからです。
自らの女性性に触れていく時に、その痛みや傷を避けて通ることができません。
しかも、男性性のエネルギーを使って、心を防衛することもできないのです。
傷付いた女性性に蓋をして、ガンガン社会の荒波で生きてきた人でも、その男性性の鎧を脱いで自分の痛みに触れていく必要があります。
「嬉しい!」「楽しい!」「最高の気分!」だけで女性性のエネルギーを解放できればいいですけどね。
そうはいかないことを、感覚的に知っているので、抵抗が出てきます。
「嬉しい!」「楽しい!」「最高の気分!」は、女性性としてエネルギーの感じ方であります。でも、それだけだとファンタジーで終わってしまうことがあります。
地に足が付いてないというか、空想の世界では生きられるけど、現実が伴いません。
ネガティヴな感情を上手に避けているだけで、心が苦しみを大きくする原因にもなります。
女性性の解放ではなくて、傷付いた女性性への回避になっています。
傷を回避することは悪くないけれど
傷に向き合うことがすべてではないと思っています。
でも、傷と向き合うことに回避した結果、さらなる苦しみを生み続けているとしたら?
それこそ自分を無意識に罰していることになります。
自分の女性性を受け入れることができずに、自分を女性として見てくれない男性を追いかけ続けているとしたら?
過去の痛みに向き合えないから、新しい痛みを作り続けていますよね。
過去の抱いた無価値感から、ハードワークを続けて身体も精神も削り続けているとしたら?
過去の傷を癒してあげることが先ではないでしょうか?
「安らぎなどない!」と疑いたくなる
私たちは怖いから、疑ってしまうし、隠してしまいます。
・本当は心がボロボロだけど、上手くいっているように見せなきゃいけない!
・楽しいこともあるし、嬉しいこともあるけど、どこか心の寂しさを拭えない。その寂しさに向き合えば、吸い込まれていきそうだから、必死に抗っている。
・安心感や安らぎを感じながら生きていける人は、本当に限られた人で、他の人もどうせ無理しているだけだ!
傷に向き合うことは、「痛み」しかないのか!?
過去の傷に向き合うことは、そこに痛みしかないように思ってしまいます。
だから、抵抗も出てきます。
でも、それは本当でしょうか?
心の傷に特効薬があるとすれば、それは「愛」です。
どんなに傷付いても、どんなにボロボロでも、愛を感じられる瞬間があれば、私たちの心の傷は癒えていきます。
恋人に抱きしめられた時に、友達が朝まで一緒にいてくれた時に、家族が迎え入れてくれた時に、私たちの心は愛の安らぎの中で、傷を癒すことができます。
きっと、それはどこかで分かっているんですよね。
でも、その『愛』が欲しい時に手に入らなかったから傷付いたんだよ!!」
そう心が叫んでしまうのです。
本当に抵抗しているのは、愛を感じること
愛をもらえずに傷付いた過去に、愛を見出していくこと、自らの愛を注いでいくこと。
そこに抵抗も、怒りも感じてしまいます。
愛されたいのに愛を拒絶してしまうので苦しくなります。
女性性を解放する鍵は、愛することにコミットすることです。
愛を持って、その傷に触れてあげると決めてしまうことです。
人生のどん底が追いかけてくる
愛に抵抗している限り何度も人生のどん底が追いかけてくる気分になります。
そこには助けも来ないし、孤独感と、空虚感しかありません。
自らの心の傷に愛を持って触れることができなければ、現実の世界にも愛を見出すことが出来なくなってしまいます。
自分を救い出してくれる人が、競争相手に変わり、自分を貶める詐欺師に姿を変えます。
魔女だと思っていたあの人が、実は自分を救い出す女神だった。
神話や物語の世界ではこのようなシーンが盛り込まれていることがあります。
愛に抵抗することで、私たちは誤解して疑ってしまうのです。
女性性の創造力とは愛を見出すこと
女性性は想像力に泉とこれまで書いてきました。
それはこの愛を見出す力、受け取っていく力も言えると思います。
男性性のエネルギーでは、結果しか判断しないので、そこに行間や物語を見つけることができない場合があります。
極端に言えば、一位以外はすべて敗者になってしまいます。
でも、例え一位ではなくても、それぞれの物語があって、得るものも、見つけたものもあります。それが紡いでいく未来があります。
それを愛と共に見出すことができるのは、女性性の創造力ではないでしょうか。
愛を見出していくことは、アーティストとして自分の人生を創造していくエネルギーになっていきます。
それは芸術家になるということではありません。
感性や感覚の力を信頼して世界を受け止めていくことです。
正解や成果の世界に窮屈な思いをしているのなら、自分を解放していきましょう!
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