このブログでも、たまに書いてますが、
カウンセラーを目指される方のサポートをしてて
そこで出てきた課題が「いろんな場面でも共通するよね〜」ってことで、今日は自己価値のお話です。
サービスと自己価値
カウンセラーは自分でサービスの値段を決める必要があります。
これは何も特別なことではなくて、ラーメン屋さんでも、八百屋さんでも、美容師さんでも商品に値段をつけていきます。
自分で仕事を始める前は、サービスの価値なんてよく分からんものです。
【サービスの価値=自分の価値】みたいに感じてしまう部分もありますからね。
「こんな値段では誰も来てくれないかもしれない」と恐れも強くなるし、「いいや、この商品にはめっちゃ価値があるんだぜ!」と強気に出れる場合もあるかもしれません。
ラーメン屋さんでも1,000円の壁って言葉があるように、なんとなく常識?感覚?習慣?慣例?前例?みたいなものに引っ張られることもあります。
お客さんの為に利益を削ってサービすることも「愛」かもしれませんし、サービスの質をキープする為に利益をしっかりと考えることも「愛」かもしれません。
どれが正解とかないですからね。
それぞれの考え方や想いがあります。
日常に影響する自己価値
さて、前置きはこれくらいにして。
仕事とお金という関係に、自己価値やそれぞれの愛の形が影響しているわけですが。
恋愛でも、人間関係でも、「お金」という見えやすい価値ではなくても、「無意識に自分の価値を決めて、それに沿った行動しているよね。」ってことがあります。
一つの基準として「時間」が分かりやすいかもしれません。
あなたはどれくらい待てるでしょうか?
相手が待ち合わせに5分遅れて来たとしても、何とも思わない人もいれば「私を大切に思ってないから平気で遅れるんだ!」とイライラする人もいます。
LINEの返事が1日くらい来なくても平気な人もいれば、メッセージを送信した5分後には「既読になっていないか?」チェックしたくなる人もいます。
「時間」ではないですが。
「本当は友達の集まりに顔を出したいけど、私が行ってもみんな喜ばないだろう」とか
「私が遊びに誘っても楽しくないだろうから、友だいにLINEでできない」とか
「私が書いたことなんて、求められてないだろうとSNSを下書きのままにしたり」とか。
性格や気質が影響している部分もあるとは思いますが、このように日常の些細なことに自己価値は影響していきます。
価値観は動けば変化していく
話は戻りますが、自分のサービスの値段を付けるときに、じっとして考えても「そりゃよく分からんから、とりあえず動いて考えて行こうぜぃ」というアドバイスをしてます。
実際にそれまで考えていたサービスの価値がしっくりくることもあれば、「思ってたんと違う!」と変更したくなることもあります。
また、自分ではしっくり来ているけど、「お客さんが来ないから、もっとサービスの良さを発信していこう!」と、サービスの価値を変えるのではなくて、自分の働き方やアプローチ方法を変えることもあります。
お客さんが来てくれるから「もっと値上げしよう!」と思う方もいれば、お客さんが来てくれるから「もっと値下げしてみよう!」と思う方もいます。
このように実際に動き出すことで、初めて感覚的に理解できることがあります。
動くことで、自分が無意識に想定していた価値観が少しずつ変化することがあるのです。
いつものパターンと違うことしてみよう
このように価値観は、何かアクションすることで、少しずつ変化していきます。
恋愛でも、人間関係でも、「今までと違ったやり方、アプローチをしてみましょう!」とアドバイスするのは、動くことで自己価値も少しずつ変化していくからです。
頭の中でずっと悩んで、どうしたらいい分からなくて、いつもと同じパターン、やり方に固執してしまえば、自己価値も固定化してしまいます。
「自己価値が癒されたら行動が変わる」って見方もできますが、「行動を変えるから自己価値も変わって気付いたら癒されてる」とも言えるわけですね。
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