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アーティスト性と心のエネルギー〜人生のターニングポイント〜

以前アーティスト女シリーズを書いてましたが、僕のカウンセリングのお客さんはコアな方々も多くいまして。

コアとは何ぞや!?と言われれば、サイキックであり、宇宙人であり、アーティストであり、変態であるわけです。(変態ってエロい意味じゃないからね)

感性と感覚にとても優れている反面、日常生活がとても生きづらいのです。

世を偲ぶ仮の姿で生きているわけですが、とても窮屈なんですよね。

感情や感覚を100%フルオープンにすれば、一般常識の枠に収まりせんからね。自分のエネルギーを日々抑えて、暮らしています。

クリエイティブな仕事をされている方もいますし、平日は世を偲ぶ会社員で週末は宇宙人という方もいます。

感性や感覚の世界が大好きなので、僕のカウンセリングを受けては、感情をバリバリに掘り下げて「これこれ!効く〜!」と、エナジードリンク代わりに隔週でカウンセリングを受けられる方もいます。

「アーティスト女って?」「コアな方々って?」と興味を持ってここまで読んでいるあなたもその素質も持っています。

でも、それを認めるのが怖いんですよね。

感性、感覚をフルオープンにして、理解されなかった経験や傷付いた(傷付けてしまったと思い込む)経験をたくさんされてますからね。

自分を抑え込んで生きる

「個性を出すこと」「才能を受け入れること」「自分を生きること」が怖くなってしまうんですよね。

もちろん完成100%フルオープンしたら、もう帰ってこれない!みたいなブレーキもあるんですけどね。

傷付かないように、ブレーキをかけて世を偲ぶ仮の姿を演じるわけですね。

自己防衛として思考の鎧をしっかりと着込んでます。

でも、元々はバリバリ感性感覚派ですからね。心のバランスが取れなくなるんですよね。

気分のムラが激しくて、集中できる時期とダラダラとめっちゃ休む時間が割とハッキリすることが多いかもしれません。

ダラダラとめっちゃ休む時期は、何もしていないわけではなくて、実は心的エネルギーをメンテナンスしている時期なんですよね。

でも、一般的な(社会的な)視線からすれば、「何もしていない!」「サボっている!」と見られがちですから、「私も何かしなきゃ!」と焦ります。

心も体も働きたくないのに、ハードワークを決め込んでしまいます。

本当はゆっくりと心のエネルギーである感性や感覚の世界を耕したいのに、思考の世界で生きてしまうので、事件や事故が起きてしまいます。

人間関係で思い切り衝突したり、自分が何をしたいか分からなくなったり、無気力になったり、刺激を求めて超難関な恋愛(不倫、浮気を含む)にのめり込んだりと。

その事件や事故をきっかけにカウンセリングを受けて、「いやいや表面的にはそれらが問題かもしれないけど、本丸は自分のアーティスト性を抑え込んでいるからだよね!?」というお話になっていくわけです。

受け入れた方がコスパいいよ。

秘めたるアーティスト性に気付かれても、「そんなはずはない!」と否定してしまうんですよね。

「桑野さんのカウンセリングは1年に一回くらいじゃないと、何か開いてしまいそうで、、、」と言われる方やブログも毎回チェックしているし、参加していないイベントの感想文を送ってくるという強者までいまして。

目立つと攻撃されるし、いい人も悪いヤツも寄ってくるからめんどくさい、知らない人にマネもされる。

ネガティヴな思考が頭をぐるぐるしますからね。でも、このブログをここまで読んでいるあたりはやっぱり興味津々なんですよね。ムッツリスケベなのです。

自分がアーティストであることを認めても、認めなくても、それは自由なんですけどね。でも、自分のエネルギーを隠しても結局は、抑圧したエネルギーに振り回されるから認めてあげた方がお得じゃない?コスパ良くない?と思うわけです。

「意識の限界」にぶつかる

自分のエネルギーを隠したまま思考で生きていくと、限界がきます。

それを僕は「意識の限界」と呼んでいます。

感性や感覚が元々豊かだけど、それを隠すために思考を発達させますよね。自立的になっていくとも言えます。

それなりの事柄には対処できるようになっていくのですが、どうしても突き抜けられない壁にぶつかっていきます。いくら思考で答えを出そうしても、先が見えないし、自分が出した答えに進めないタイミングがやってきます。それが「意識の限界」です。

例えば

「本当はパートナーが欲しいけど、でも、、、」

「もうこの仕事は向いてない、やりたいことが、、、、でも」

というように、本当の気持ちには気付いているけど、動き出せません。動きだせない内に、ハードワークから体も壊したり、人間関係がややこしくなったり、心が何も反応しなくなったりと、さらに追い討ちをかけられます。

「普通は〇〇しなきゃ」

「成功するには〇〇をしてからじゃないと」

と思考ばかり働いて迷路に迷い込んで壁にぶつかっていきます。

思考で答えのない世界、選択肢、感性や感覚が直感として教えてくれる未来へと飛び込むことで、この「意識の限界」を飛び越えていけることがあります。

今月開催するイベントも実はそこを狙ってます。

自分を取り戻す再生の物語をイメージワーク等を通してスタートさせていきます。

傷付いて、裏切られて、怒られて、窮屈な生き方にはめ込まれて。

その痛みと悲しみを乗り越えて、本当の自分と繋がっていく、受け入れていく。

それが自分を生きる再生の物語のスタートになります。

「意識の限界」は、人生のターニングポイントで迎えることが多いです。というか、意識の限界を迎えた時に、それまでの生き方が通用しなくなって(自分を騙すことの限界がきて)後の人生がガラッと変わっていくと言った方がいいかもしれません。

桑野量が壁にぶつかった話

このターニングポイントは僕自身が経験したことでもあります。

カウンセリングって、胡散臭い、あやしいと言われることもある仕事でして。それが悔しくて、かなり理論派に偏った時期がありました。

理論的に伝えれば、あやしさがなくなる。相手にも、その周りの人々にも、きっと理解されやすくなると。

それは確かに間違ってはいません。しっかりと理論を勉強して、伝えることは大事です。今でも理論的なことは勉強し続けてます。

でも、理論を重視するあまり自分の感覚的な部分を無意識に抑え込んでしまってました。

心の世界は、理論として確立している部分もあれば、まだまだ説明し切れない部分もたくさんあります。そもそも言語で語れない部分を多く含んでいます。

感覚や感情を信頼して、それに委ねることに、知らず知らずにブレーキをかけていたんですよね。

めちゃくちゃ頑張っているのに、不自由さが増えていく感覚。

どうしたらいいのか?とあれこれ勉強するのに、何か掴めない感覚。

心の世界が大好きで、大好きで飛び込んだのに。

少しずつ燃え尽きてしまったんですよね。

まさに「意識の限界」ですよね。

そんな時に「カウンセラーじゃなくて、桑野量で生きなよ」とある方から声をかけてもらいました。

その瞬間に、ハッとして周りに迎合して見失っていたものに気が付けました。それまで何度もそれを教えてくれるサインがあったんですけどね。反発したり、見ないふりをしたりしてました。

そこから自分のやりたいスタイル、自分のやりたいことを少しずつ取り戻していきました。

言葉では説明しきれない心の世界に魅了された経験や感動を大切にしていくこと。それは自分の感性や感覚を信じ抜くカウンセリングスタイルでした。

別に理論や勉強が必要じゃないという意味ではありませんからね。自分の本質(感性や感覚)を抑圧したままでは、よく分からない迷路にはまり込んで抜け出せなくなってしまうよ!ということです。

このあたりは自分の経験もあるので、カウンセラーの後輩達には口を酸っぱく伝えています。焦って周りに合わせたり、競争から自分のやり方を否定して、自分のスタイルや自分をやりたいことを見失ってしまえば、クライアントさんも結果的に迷子になってしまうからね、と。

心の声をもう一度信じてみる

もし今壁にぶつかっていて、それをどうしても抜け出せない時に。

自分の中にある感性や感覚の世界に委ねてみてください。

もう一度信頼してみてください。

思考で人生の舵を切っていた方が安心かもしれません。

でも、どうしても越えられない壁にこそ、あなたのアーティスト性が答えを出してくれることがあります。

恐れも、不安も、怒りも、出てくるかもしれません。

でも信頼して委ねてみてください。

教科書を開いても、ネットで検索しても、友達に相談しても、出てこなかった答えを心の声が教えてくれることがあります。

その声を信じてみてください。

これまでの生き方をガラッと変えるインスピレーションが降りてきて、人生のターニングポイントを乗り越えられます。

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