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続けられることは才能だし、続けるためのメンテナンスは自分への優しさ

「続けられること」はそれ自体が大きな才能なんですよね。

「カウンセリングを教えてください」と言われることも多くなったので、本格的にカリキュラムを考えています。

そこで理念となる一つが「続けられること」

ビジネスでも、恋愛でも、なんでもそうですが、最初はすぐに結果が出ません。

いい商品やアイデアが浮かんでもそれを買ってくれる人はすぐには現れないし、恋愛のアドバイスを実行してもすぐに効果は出ないこともあります。

行動の結果に関係なく続けていくこと。

これがポイントになります。

不安が大騒ぎする

でも、すぐにエゴの声(脳内の悪魔の声)は大声で騒ぎ始めますからね。

「ほら、お前には才能がないだろ!」

「これをやっても意味ない!」

「どうせ何もかもうまくいかないさ!」

と。

ただ「続けていくこと」に自分で壁や問題を作ってしまうのです。

「どしっと構えておけば大丈夫ですから」とアドバイスしても、脳内は不安と焦りでごった返してますからね。

安心材料が欲しくて大騒ぎを続けます。

続ける=我慢になってない?

「好き」や「情熱」の力が続けるエネルギーになります。

でも、不安に手綱を握らせてしまえば、いつしか続けることは我慢に変わります。

【不安は我慢するもの】という意識があるのかもしれません。

我慢は限界がいつかきます。

相手と比べて、自分の理想と比べて、重荷をどんどん背負っていきます。

うん?それって自分をいじめない?

続けることを熾烈な我慢比べにして、自分を限界まで追い込んでいるのは自分自身になってませんか。

続けることは決して楽なことではないです。

でも、だからといって、自分に厳しくする必要もありません。

高みを目指して自分を追い込むことも大切ですが、それは自分を苦しめる為ではありません。

目標に近づくためです。

優しいコーチの目で

続けられることは才能です。

でも、その才能も放っておけば勝手に開花するわけではありません。

野球の才能があっても練習しなければ上達はしないし、ハードワークしてもケガに繋がります。

だから、自分の才能を伸ばすためのメンテナンスがとても大切になります。

そのメンテナンスが「自分への優しさ」なんですよね。

追い込むこと、我慢すること、厳しく非難すること。

そんなコーチしか自分の心に居なければ、せっかくの才能を潰してしまいます。

「今日は少し休ませてあげよう」

「いいところを褒めて伸ばそう」

「リフレッシュが必要だな」

と。

優しいコーチになって自分を見てあげる。

気合いと根性の昭和スポ根コーチだけでは、通用しないこともあるのです。

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